星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 夢ならどこかに落としてきた〜「ハルジオン」

久しぶりにBUMP OF CHICKENの曲を聞いた。友人がブログに「ダイヤモンド」について書いているのを見て、急に聞きたくなった。
 
彼らとの出会いは『ユグドラシル』で、アルバムの中でも1番完成されていると思うんだけど、実は私が1番好きなのは『jupiter』なんだ。特に「ハルジオン」。最初はそのメロディーになじめなくてあまり好きじゃなかった。BUMPの初めての韓国ライブの時の記事に、“韓国で1番人気があるのは「ハルジオン」”って書いてあるのを見て、意外だったほど。それがいつからこんなに好きになっちゃったのか。
 
あるファンサイトの管理人さんが、BUMPの曲を自分の言葉で解釈されていて、その中に「ハルジオン」があった。キーワードはブリキのジョウロ、虹、白い花・・・・それを読んで1度メロディーを離れて歌詞を考えてみようと読んでみた。
 
 

視界のはずれで忘れられたように咲いていた白い花。
思い出せる忘れられたままの花。
自分に嘘をついた日も風と唄うように揺れてた白い花。
 
生きている意味をなくしたとき見える白い花って何?
 
夢、それとも希望?揺るぎなき信念?
 
 
 
そう考えているうちに「水たまり」という言葉に引っかかった。

「水たまり」ってなんだろう。やりすぎた水なのか、落とした涙なのか。
 
悲しみ・苦しみ・生きていく上での障害物・・・そんなものを「水たまり」と呼んだとしたら人は「水たまり」に出会ったときどうするだろう。
立ちつくす人、引き返す人、助走をつけて飛び越えようとする人・・・
 
人それぞれだけど、自分自身が土になって水たまりをも受け入れたら、いつのまにか自分の中に根を張って小さな芽を出した花に気づくよ。白い花を咲かせることができるよ。
 
 
自分の花は自分で咲かすんだ。
 
 
 
花が枯れても気づかなかったり、誰かに咲かせてもらおうと待っている人のなんと多いことか。
 
  
 
ハルジオンRinko
 
 
 
 
 
 
 

<今日のBGM> ハルジオン/BUMP OF CHICKEN
 

写真:HP「季節の花 300」よりハルジオン     http://www.hana300.com