この雨がやむまで そばにいてもいいかい?
患者さんの家族に「よく働くね〜。そんなに働いたら身体こわすよ」と言われた。
80代のご主人。心臓弁膜症の手術をした奥さんのお世話に毎日病院に通われている。
いえ、要領が悪くてバタバタしているだけなんです。
もっと大変な思いをされているのに励まされたりして、何やってんだ、わたし。
「久しぶりに顔が見れて嬉しかったよ」・・・偶然帰りが一緒になった日の夜、前の職場の先輩からもらったメール。
「お疲れ様です。週末は充電してくださいね。私はお花見に行こうと思っています」・・・前の職場の後輩からのメール。
「ブログ毎日見てますよ」・・・遠くに住む友人からのメール。
ひとつひとつの言葉が、心をあったかくしてくれる。気にかけてくれてありがとう。
こんなにみんなの気遣いを感じたことはなかった。
毎日顔を合わせていたら話もできるけど、離れてしまったら少しずつ忘れてしまうよね。それだけ毎日みんな忙しいもの。
だから、少し時間が経ってからもらう言葉がとても嬉しい。
逆の立場のときにわたしは、誰かにこんなふうな言葉をかけただろうか。
自分の小ささが身に沁みている。
自筆の手紙も時にはいいけれど、何より伝えたいときにすぐ送れる。そして読み返せる。
これを最初に思いついた人は、寂しがりやさんだったんだろうか。
離れているのにすぐそばにいてくれているみたいだね。
Rinko
<今日のBGM> 通り雨/河島英五