星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 いつか別れるその日まで

 
時々ここにも遊びに来てくださるしゅんじさんのブログが最近更新されていないと思ったら、親しくされていた知り合いのおじいさんがお亡くなりになったそうだ。
 
 
おじいさんとの思い出やおばあさんとの関わりを書かれた日記を読むと、しゅんじさんの悲しみが伝わってくる。
 
 
どうかお疲れを出されませんよう、そして残されたおばあさんを支えていってあげてくださいね。
 
 
 
医師であり、エッセイも書かれている徳永進さんという方が、『野の花の1日』というコラムの中で、次のように書かれている。
 
 
「生きていると、いろんな別れに出会わないといけない。別れはつらい、だから別れたくないと思うが、別れたくないなら、出会いを拒むしかない。
 
出会いを拒むことは、生きていこうとすると至難だ。生きてゆくことは何かに出会うことだろう。出会えば、別れが必然となる。」
 
 
 
出会いがあるから別れがある。
 
別れが悲しいのは、その出会いが素晴らしいものだったからだ。
 
 
 
この星に生きていて、出会えるのはほんの一握りの人たち。
 
あなたとわたしが出会えたのは奇跡かもしれない。
 
 
 
 
ヘールボップ彗星
 
 
必ずいつか別れるならば
 
別れるその最後の日まで
 
出会えた奇跡に感謝しよう。
 
 
生きていることに感謝しよう。
 
 
 
 
写真:ヘールボップ彗星/星の写真館より http://www.watv.ne.jp/~nishidas/index.htm
 


コメント プレイバック

別れが悲しいのは、その出会いが素晴らしいものだったからだ。
この言葉が心にすーっと沁みこんできました。
あなたと私が出会えたのは奇跡かもしれない− そうですよね。
私がおじいさんと知り合えたのも、小さなきっかけでした。
生きている以上、出会いは避けて通れない。出会えばいつか別れがくる。
本当にそのとおりだなと思います。
Rinkoさん、お心遣いありがとうございます。空から見てくれているおじいさんに「しっかりせんかい!」と言われないよう、頑張っていきます!
Posted by しゅんじ at 2005年05月28日 08:25