星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 涙に震えながら闘うべき時があるんだ

夕べ、といっても今朝なんだけど、準夜勤を終えて3時頃タクシーで帰ってきたら雨足が強くなって、マンションの入り口まで走ったけどずぶぬれで。
 
 
今日は1日夏休みだけど午後から次男の個別懇談で、まして3時間しか寝てなくてこんなことで夏休みを消化するんか〜と憂鬱になって。
 
 
ぼんやりひとりで朝食を食べながらTVを見ていたら、小田和正さんの大阪城ホールでのコンサートの模様を取材していた。
 
 
小田さん、もう57歳なんだ!!それであの綺麗な声。コンサートでは「エ」の字型に造られた長い(250m!)花道を、マイク片手に走り抜けながら歌っている姿が映されていた。全然声がブレず息も切らさず、57歳なんて思えない。きっとずっとトレーニングと自己管理を欠かさないんだろうな、と驚いたり感心したり。
 
 
そうかな
 
 
珍しく、大嫌いだというインタビューに答えておられて、いつも自分と同世代の人たちに向けて歌っている、今その人たちが元気がないのが気になる、と言われていた。
 
 
 
 
 
新しいアルバムタイトルの『そうかな』は、「相対性の彼方」という意味だそうだ。
 
 
縦長の大阪城ホールを、ステージの位置を変えて横長に使っていて、そのため花道が長くなってしまったそうだ。「(歌を聴く位置が)ステージから遠くなるのは来てくれた人に申し訳ない」から、そういうふうにしたらしい。
 
 
すごいなあ、美しい人、光る人ってきっとこういう人のことなんだろうな。
 
 
 
振り返って自分の姿を見ると嫌になる。
 
ぐだぐだ考えすぎて一歩も進めない。
 
 
 
 
“忘れないで どんなときも きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ”
 
(たしかなこと)
 
 
 
TVから流れる歌声に涙ぐんでしまったのは
 
寂しいからじゃないよ
 
その声がちょっと傷に沁みただけ
 
 
 
今日の1曲:明日/小田和正



コメント プレイバック

1.びっくりしました。今"夢の飼い主"聴いていたので…歌詞がなんだか似ている!!同じ曲を聴いてるのかと思いました。
ゆっくり音楽聴いて休んでください。Rinkoさんは素敵な人です。
Posted by 星猫。 at 2005年06月16日 14:36


2.Rinkoさんは、くらもちふさこさんの「おしゃべり階段」という漫画を読んだことがありますか?
それに、光っている人っていうのはつりあってる人っていうのがあったんです。てんびんばかりで、片方には自分の好きなところだの、そういう明るい部分と、もう片方には自分の嫌いなところだの、そういうくらい部分とでつりあってる人。自分の嫌いな部分が大きくてかたむいてる人、自分の好きな部分が大きくてかたむいてる人。いろいろいるけれど、ちょうど半分でつりあってる人が光ってる人だっていう。
私はそれを聞いて感動したんです。私はきっと暗いほうにかたむいた人間だろうから、もう少し自分を好きになろうって頑張ってます。
またごちゃごちゃになっちゃった〜。国語苦手だからな…。
Posted by ぴんく☆ at 2005年06月16日 15:57


3.私もみてたよぉ〜TVの前にかじりついて 『相対性の彼方』の意味を話されて、場面がかわって司会者の方が映った時の表情がなんとも言えなかったわ
Posted by hirorin at 2005年06月16日 19:49