見つめて聞いて感じたものを 鞄に詰めて歩き出す
先日ラッシュボールのあとの余韻を引きずっちゃって、別館のほうに「ガラスのブルース」について感じたことや覚書みたいなことをダーッと書いたんだけど。
“今でもこの曲をライブの最後に唄い、昔と変わらずこの曲を大切にしている彼らが大好きだ”ってね。
そしたら、尊敬するdaimasさんのブログにも同じようなことが書いてあって・・・・感激した。(8/29『ラッシュボール』の記事)
daimasさんはラッシュボールには行かれなかったんだけど、バンプが「ガラスのブルース」をやったことについてこう書かれていた。
“バンプって、自分達が歩いて来た道を否定しない。初期の曲を今の温度でちゃんとやれる。自主に近い形で出したファーストアルバムの事を、今でも好きでいてくれる。そんなバンドって、ほんとはとても少ないんだよね。変わる事もいいけど、自分達の歴史を大事にして、ファンと共有できる数少ないバンドの一つだと思うんだ。”
ネットサーフィンしていたら、このdaimasさんと同じマンションに住んでおられるという方のブログを発見した。「一酔千日戯言覚書2」という素敵なタイトルのブログ。少し前の記事なんだけどdaimasさんについて、“知る人ぞ知る、インディーズレーベルのシャチョーさんです。下北沢あたりを彼が歩くと、「十戒」の海が割れるシーンのごとく人が左右にサーッと分かれて道を譲るという、すごい人物です。”と書かれていた。
信じますよー、ほんとに(笑)。
バンプはdaimasさんとこのレーベルのバンドではないんだけどね。そんなことは関係なく、また音楽関係のお仕事だからというだけでもなく、ひとりの人間として音楽を愛されているのが伝わってくるから尊敬している。(ちなみにdaimasさんのところには、シロップさんやらVOLAさんやら椿屋さんたちがおられるらしい)
それともうひとつ、daimasさんの日記より。(同じく8/29『昨日の続き』の記事:たびたびスミマセン)
“僕の先輩は50代、60代。ライブハウスにそんな人が来るとさ、全員が振り向くって程ではないんだけど、その一角がザワっとする。なんだなんだ、関係者かしら。青田買いかしら、どっかの偉いさんかしら。そんな雰囲気を出さずに、自然にライブハウスにいられるのはどうしたらいいか、研究中なのよ。”
って。わたしの場合は青田買いやらおエライサンはないけど、明らかに「え?」って顔される。この前もそうだった。ミラボマンTシャツ見てたら若い女の子に「シロップのライブに来られたんですか??」って聞かれたんで、「うんそうよ」って答えたら「わ〜、うちのお母さんも○△※☆・・・」(語尾聞こえず)って言われた。
物販のところにおられたやや年配のスタッフ(?)の方がさりげなくフォローしてくださったけど。そんなに意外かな〜若作りすりゃいいってもんでもないだろし・・・やっぱり研究が必要?
あ、そうだ!同年輩のひとをたくさんライブハウスに引っ張りこんだらいいんだ!・・・・ダメかなあ・・・
冗談はさておいて(あながち冗談でもないけど)、同じものを見ても聞いても、ひとが100人いたら100通りの見方、聞き方、感じ方があるよね。
それでも時々「え!」って驚くくらいに自分と似ているひとに出会うとたまらなく嬉しくなる。そしてまたつらい日常をがんばろうって気になったりする。
そんな経験ないですか?