年齢相応に見えるか見えないかという話。
若い人が上に見られるのはいいんよ。(本人にとっては良くないかもですが)問題は40・50歳頃から。
加齢による衰えや病気の影響があることを差し引いても、60代でも生気のない人がいるかと思えば、90代になっても凛としている人がいる。
人生の先輩として見ても尊敬できる人、そうでない人・・・・どこからこの差が出るんだろう。
最近うちの病棟の患者さんも高齢の方が多くて、言葉は悪いけど、人間観察できる機会が多い職業のため、無意識のうちにそんなことを考えてしまう。それに自分がその年齢に突入しつつあるし。
20代前半の頃は早く30歳になりたいと思っていた。若いって素晴らしいことだけど、余計なものがついてくる気がして。「誰かによく見られたい」「誰かに愛されたい」とか思って、ものの基準が他人の目だった。そんな自分がイヤでイヤで早く歳を取って自由になりたかった。
だから体力と時間をいっぱい持っている若い人がうらやましいけど、もう一度若い頃に戻りたいとは思わない。
だけど、最近になって気づいたことは、他人の目から逃れられたら楽になれるってわけじゃない、今度は自分と向き合わないといけないってこと。「男は40過ぎたら自分の顔に責任を持て」っていうけど(50だったかな?)、男だけじゃない、誰でもみんな生きざまが顔に出る。若いうちは何かでごまかせるけど、歳を取るとそうはいかない。ヤバイよな〜。
そんなことをヒシヒシ感じる今日この頃。答えなんかでないまま、時間が過ぎていく。
今日の1曲:はずなもの/セカイイチ
コメント プレイバック
1. Posted by モンプチ厳選鮪 2005年10月01日 11:44
こんにちは。生き方が顏に出るって、わかる気がします。よくその道一筋で生きてきてる方(農業だったり漁師さん、調理人etc)とかTVで見ると、
「ああ、いい顏してるなぁ」って思います、きっと年輪が顏を作るんですよね。
なかでも道場六三郎さんは素敵です(笑)
遅くなりましたが、リンクありがとうございました!
わたしもいい年輪を重ねていきたいです☆
2. Posted by Rinko 2005年10月01日 12:56
モンプチ厳選鮪さん>そう、年輪ですね。「いい顔してるな」って言われる歳のとり方したいです。(わたしの場合はもう手遅れかも・・・)