人恋しと泣けば十三夜
早いものでもう10月。
10月といえば神無月。
ずっと「神の無い月」だと思ってたけど、「無」は「の」を意味する格助詞で、「神の月」という説が有力だそうだ。
そういや6月を水無月というけどあれは「水の月」。長年の謎が氷解(笑)
また別の説では10月に全国の神が出雲大社に集まって、諸国に神がいなくなるから「神無月」と言われ、出雲国では逆に神有月・神在月(かみありつき)と呼ばれるそうだ。(「語源由来辞典」より)
昼間はまだ暑いけど、夕焼けの頃になると秋を感じさせる風が吹いてくる。
今朝カレンダーをめくって「神無月」の文字を見てから、頭の中ではずっと井上陽水の曲がぐるぐるしてる。
歌詞がなかなか思い出せずいらいら。好きだった曲を忘れちゃうって寂しいなあ。
やっと1番と3番を思い出した。(2番もあと少し)陽水の曲は片思いしてた同級生の男の子がすごく好きでよく聴いていた。それがきっかけで話すようになり、彼にアルバムを借りたりして、舞い上がっていた。だから陽水の声を聴くと、その子を思い出す。そうそう、この曲は『センチメンタル』というアルバムに入っていた。ほかにも「冷たい部屋の世界地図」とか「東へ西へ」「夏まつり」「能古島の片想い」・・・・わあ〜タイトル聞いただけで泣きそう(笑)
ずーっとその曲たちと生きてきたわけじゃないのに、意外に覚えているもんだ。(メロディーは完璧)わたしの記憶力も捨てたモンじゃないね。(自画自賛 笑)
今出会っている曲たちとも、なが〜いお付き合いができたらいいな。80歳になっても「ガラスのブルース」とか唄えたら素敵。(身体に悪いかしら・・・)
“人恋しと泣けば十三夜 月はおぼろ淡い色具合
雲は月を隠さぬように やさしく流れ
丸い月には流れる雲が ちぎれた雲が良く似合う
神無月に僕は囲まれて 口笛吹くそれはこだまする
青い夜の空気の中に 生きてるものは
涙も見せず笑いも忘れ 息をひそめて冬を待つ”
今日の1曲:神無月にかこまれて/井上陽水
コメント プレイバック
1. Posted by you 2005年10月01日 22:14
今晩は。
井上陽水さんの歌は知りませんでしたが
神無月の話は興味深く読んじゃいました。
そういや昔古典の授業で神在月の話も
習った事あるなあって思い出しましたよ。
神無月生まれとしては、凄く由来気になってたんです。
これで水無月も納得ですね。
古語の意味ってつきつめると面白いです。
2. Posted by Rinko 2005年10月01日 23:02
youさん>古語っておもしろいですよね。最近興味があってそんなことばかり調べてます。昔古典の授業、もっとちゃんと聞いとけばよかったなあ。
3. Posted by 砌 朱依 2005年10月02日 06:33
古語は色々な由来があって面白いですよね。
水無月なんかは
旧暦から考えると、ちょうど雨が降らない時期に重なるからとかいう説とか
田植えに多くの水を必要としているから
とかいうのもありますし。
そういうのから推測して
どれが本当か突きつめるのも楽しいかもしれませんね。
大学で古典関係の授業を受けて、
結構興味を惹かれましたが、
本人経済学部です。
道を誤ったかな(笑)
4. Posted by Rinko 2005年10月02日 09:59
砌さん>「砌朱依」というハンネ見ても古典好きがわかります(意味は知らないんですけど・・)てっきり文学関係のお勉強されているのかと思っていました。「光の国」もあるし。