星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

映画の話〜「武士の一分」

あの山田洋次監督が久々にメガホンを握る映画は、あの藤沢周平さん原作『武士の一分(いちぶん)』で、主演の武士をあのキムタクが演じるらしい。

(注・文中の「あの」はすべて意味が違います 笑)

山田洋次藤沢周平といえば『たそがれ清兵衛』。残念ながら映画館には行けなかったけど、TV放映されたときに家族で観て感動した。(なんて薄っぺらな表現でしょう)

たそがれ清兵衛

 

長男は感動というより感激して、しばらくその話ばかりしていた。

 

 

『武士の一分』は、思わぬことで失明した侍が、自分を守るために犠牲になった妻の復讐を誓う物語。侍としての名誉、面目を命がけで守ろうとする盲目の武士・・・・難しい役どころだ。

某スポーツ紙の記事を読んで思わず、「大丈夫か、キムタク」とつぶやいたわたしは山田洋次ファンです。

「俳優と会ってこんなに気持ちが高揚したのは、高倉健さん以来だった」と、監督が言われるくらいだから。

期待しよう。「キムタクの映画」と言われないように。おそらく本人もそれを望んでいるだろうし。




コメント プレイバック

1. Posted by すぎまる 2005年10月07日 20:29
たそがれ清兵衛」私もテレビで見ました。いい映画を見たな〜って感想。
特にクライマックスで清兵衛と対決する武士役の田中泯さんが印象的でした。
ずいぶん昔、一度だけテレビで田中泯さんの舞台を見たことがあります。いわゆる前衛舞踏といわれるものでよくわからなかったものの、無駄を一切そぎ落としたような身体はとても美しく、鍛えられた肉体はそれだけで人を感動させるのだなあと思った記憶があります。


2. Posted by Rinko 2005年10月08日 02:14
すぎまるさん>田中泯さんは前衛舞踊の方だったんですか。そういえば昔「愛と哀しみのボレロ」でボレロを踊るジョルジュ・ドンが美しかった。ああいう感じなんでしょうか・・・