星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

男泣きバトン??

ある日の親子の会話。

息子「お母さんは他のおばさんとは違うな。おばさんらしくないわ」

母「(内心ニンマリ)え、え、なんで?」

息子「お母さんはおばさんというより、おっさん入っとる」

母「・・・・・・」

もちろんわが家です(笑・・・・えん!)

 

そんな会話が蟲さんになんで聞こえたんでしょうか?しかもピンポイント攻撃らしい。(なんでやねん!)

 

そもそも男泣きって・・・・・何?

『女に比べてあまり泣かないはずの男が感極まって泣くこと』(広辞苑より)・・・・だって。ホントか?

エレカシの「孤独な太陽」がツボでしたよ、蟲さん。答えにゃなるまい。

 

Q1.自分にとって初めての男泣き 

だからないって(笑)イメージだけで悪いけど、この場面だったら『あまり泣かないはずのヒトが感極まって泣く』んじゃないかと思う、ということで考えてみました。(もちろんわたしも泣いた場面の中から)

*漫画「スラムダンク」でみっちゃん(三井寿)が、「バスケがしたいです・・」と泣く場面。

 中学時代に全中の大会でMVPまで取った三井寿が、練習中の怪我がもとでバスケができなくなり初めて挫折を経験して、荒れて不良と呼ばれるようになってしまった。そんな彼が以前の仲間であるバスケット部に殴りこみにいって争ううちに、自分の本当の気持ちに気づき泣き崩れるシーン。(うーん、自分の表現力のなさがもどかしい・・・)

山田洋次監督の映画『家族』の1シーン。

 長崎の小さな島に住むある家族が、生活苦のために新天地を求めて北海道の開拓地をめざして旅をするという話。夫婦と二人の子ども、それに夫の父(祖父)の5人が、さまざまな困難に出会いながら旅を続ける。途中、万博でわく大阪に立ち寄ったりする場面もあるから、どれだけ昔の作品かわかるというもの。幼い娘が旅の途中で急病になり死んでしまったり、やっと北海道に着いた翌日に祖父が急死したりと、今考えると救いのない映画だったかな。

この「1シーン」というのは、ようやくたどりついた開拓村での最初の夜の話。近所のひとが歓迎の宴会を開いてくれるんだけど、その席で祖父役の笠智衆さんが、故郷の民謡を披露するシーン。当初祖父(夫にとっては父)は広島に住む弟一家に預かってもらうつもりだったのに、そこも生活が苦しいことがわかり、結局北海道まで同行することに変更になった。年老いてから故郷を離れる切なさを、笠智衆さんが抑えた演技で表現されていてヒシヒシ胸にせまってきた。でも、民謡を唄うシーンは満面の笑顔で、その顔がアップになったときに映画館でドバッと泣いてしまったわけです。そしてきっとこの映画は男のひとのほうが感動するんじゃないかな、と思ったわけで。

派手な演出や、感動のシーン、ってのはなく、むしろ地味な、家族の会話で進んでいく映画なんだけど、お薦めの映画です。もうずいぶん前に観たので記憶違いがあるかもしれませんが・・・・・って映画の感想書いてるんじゃないのに語ってしまった。

 

Q2.男泣きをした曲

えーっと・・・これもQ1と同じくイメージで。

エレカシ「孤独な太陽」「歴史」「地元の朝」

syrup16g「明日を落としても」

GOING STEADY東京少年」「銀河鉄道の夜

ウルフルズ「暴れだす」

・・・・・泣く、とはちょっと違うかな。これ以上書くとわたしが「男」に対してどういうイメージを持っているのかがバレちゃう、きっと。

えーっとそれは・・・・

 

“寂しがりやの意地っ張り”

 

ハイ、反論あるひと、手、あげて(笑)

 

このバトン、どうすんの?わたしアンカー嫌いやから強引に回すぞ。

ティーさん

JO兄

砌さん

Ksさん

ノブくん

さあ、受け取ってみろ!

 

注)決してケンカを売っているわけではありません

・・・・なんちゃって。





コメント プレイバック

1. Posted by 蟲◆MushiMeMMY 2005年10月22日 23:50
うおー、長々と答えて下さってありがとうございます!
しかも導入に軽いコントのような(?)ものまで挿入されとる・・・(笑)
スラムダンクはリアルタイムで読みましたよん☆
中学から高校にかけて流行っていたので、
凄く記憶に残っています。
三井のあのシーンは名シーンですね!
山田洋次さんと言う方は存じ上げないのですが、
映画監督さんですか?
映画で泣くのも凄く良いですよね!
しかも何となく思うけどRinkoさんのその映画館での泣きっぷりは
中々シブイような気がする・・(笑)
バトン、好きにして貰えれば良いんですが、ドンドン展開させていってくだされれば(笑)


2. Posted by Rinko 2005年10月23日 00:26
蟲さん>コントではなく実話です(笑)
山田洋次さんは寅さんシリーズ「男はつらいよ」の監督です。他にも「幸せの黄色いハンカチ」「学校」「たそがれ清兵衛」などたくさんのいい作品を撮られています。機会があったら観てくださいね☆


3. Posted by ショウ 2005年10月23日 13:04
私も導入部のコント、笑わせていただきました〜(あ、違う?)
映画の話、読んでるだけでグッと来ちゃった・・年々、涙もろくなりますね。そしてゴイステ「銀河鉄道の夜」!聴きたくなっちゃった〜イイ曲ですよね。家にあったのに、息子がゴイステ、モンパチは全部持って上京してしまった・・トホホ。今度、取り返してこよう♪


4. Posted by Rinko 2005年10月23日 15:15
ショウさん>実話ですから(泣)
ゴイステ、今でもよく聴きます。『さくらの唄』はどの曲もいいですね。ぜひ取り返してください!


5. Posted by ks 2005年10月24日 00:00
男泣きって何なんでしょう(笑)難しいです。今日やろうかと思って考えてたんですが父親と想定外の喧嘩して疲れたので今日は寝ます…以上、寂しがりやの意地っ張りより(笑)


6. Posted by Rinko 2005年10月24日 09:18
寂しがり屋の意地っ張りさんへ>いや、喧嘩は大抵想定外では?(笑)
喧嘩する相手がいるだけ幸せかもよ。とか思って気を取り直してくださいね。(励ましにもなっとらん気が・・・)
バトンはいつでもいいです、ネタがないときに使ってやってくださいませ。