嘆きのミッドナイト
夕べは準夜だった。夕方仕事に入るときは寒いながらも晴れていたので、あんなことになっているとは気づかなかった・・・・
準夜が終わるのは夜中の1時前後。電車もバスも動いていないので、仮眠室に泊まるかもらったタクシーチケットを使ってタクシーに乗って帰る。
夕べ仕事が終わったのは2時過ぎで翌日が休みだったので、病院前からタクシーに乗り込んだ。
「すみません、○○○までお願いします」と言ったら、運転手さんが困った顔で、
「あがれるかな〜、北区は雪で道路が凍っとるらしいで」
げっ、いや、そりゃ困る・・・・
とりあえず行ってみようと出発してくれた。
有馬街道はなんとか登ったものの、トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
そして自宅まであと2Kmくらいのところで坂道が。
「お客さん、もう無理ですわ。タイヤが空回りしてあがりません」
そこを登ればあとはほとんど下り。降りて車を押しましょか、と言おうとしたけど、運転手さんだってお家に帰らなあかんわね・・・・
で、途中下車。あたりは真っ暗、丑三つ時。遭難したらどうしよう・・・・
傘もなくマフラーを頭に巻いて、歩く姿は雪だるま?いや、これは、そう・・・!
“笠が足りなくておじいさんの手ぬぐいをもらった笠地蔵!”
言いえて妙だ。
吹雪の中、にまにましながら歩く姿は人から見たらさぞ不気味だっただろう。
冗談抜きでほんとに怖かった。
歩いているうちに途中で新雪の上に続く足跡を見つけて、ちょっとほっとした。誰かが前を歩いてる。そういえば道路のあちこちに乗り捨てられた車が。
雪まみれになって帰ってきたので、絶対風邪ひいたわ、と思っていたのに、今朝は元気に起きました。
でも、さすがに疲れていたらしく、今日は1日寝たり起きたり。行きたかったバナナホールの椿屋ライブも断念。
こんな目にあいながらも、「いいネタができたわ」と思ってしまう自分が嫌い。(笑)
いや、逆境に強いと思うことにしよう。
コメント プレイバック
1. Posted by すぎまる 2005年12月17日 19:25
真夜中の雪道で写真を撮っている笠地蔵を想像してみました…
どんな状況に遭遇しても日記のネタになると思えば、楽しい毎日が送れそう。
私もブログやってみようかなぁ。
2. Posted by Rinko 2005年12月17日 20:44
すぎまるさん>ブログ、おもしろいですよ。肩の力を抜いてまったりやればいいんです。もし開設されたら遊びにいきますから教えてくださいねー。
3. Posted by meimei 2005年12月17日 23:28
Rinkoさん、こんばんは。
雪の中お疲れ様でした。夜の雪って
ほんと、シンシンと降るから怖いかも
しれないですね・・・。
笠地蔵のRinkoさんを想像したら
(いや、会ったことはないんですけど)
ちょっと、笑いがこみ上げてきました。
想像ではかわいいイメージです(笑)
風邪ひかないように気をつけて
くださいね。
リンクはっていただいてありがとうございます。うれしい!です。
私もはらせていただいちゃいました。
4. Posted by すぎまる 2005年12月18日 00:01
私の重い腰が上がるのはいったいいつになることやら。
日記なんて、中学の時に友だちとやっていた交換日記くらいでしょうか。
でもブログで公開するしないは別としても、その時思ったことを書き留めておくのは大事だよな〜って、最近ちょっと思っています。その時はどんなに強く印象に残ったことでも、時間とともにどんどん薄れていっちゃうんですよね。とくに、私は記憶力には(自信を持って)自信がないと言えるもので。
5. Posted by Rinko 2005年12月18日 00:08
meimeiさん>絶対不気味ですって(笑)体調は回復されましたか?こちらこそリンクありがとうございます。
すぎまるさん>わたしも日記は昔から三日坊主で、無駄に日記帳ばかり増えてました。(ほとんど白紙)
もし抵抗がおありなら最初は非公開にするとか、パスワード制にして特定の人にだけ公開するとかはどうでしょう。その場合もわたしにはこっそり教えてくださいね。