星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

それはひとつのREVOLUTION


TVで高校サッカーの決勝戦を見ていて、またまた鳥肌がたってしまった。

連覇を狙う鹿児島実業vs初の決勝進出・野洲高校

高校サッカーの主流は鹿実に代表されるようなパワー&スピードのサッカー。野洲のようにパスをつないでドリブルで上がってゴールを目指すのは、リスクが高いらしい。パスやドリブルしているよりゴール前に蹴りこんでシュートをうつほうが、ボールを奪われるリスクは低い。

次男が少年サッカーをやっていたときもそうだった。ロングボールを蹴りこんでいくチームのほうが強かった。次男たちを教えてくれたコーチは、まさに今日の野洲のようなサッカーを目指していたようだが、悲しいかな子供たちの技術がついていかなかった。だから、他のチームのコーチを「このチーム、いいサッカーしてるなあ」と唸らせても、なかなか優勝できなかった。

今日野洲の試合を見ていて、次男も「オレたちが教わっていたことは間違ってなかったんだ」と思ったみたい。

延長戦後半の、乾選手のパスから始まる野洲の攻撃は、これぞファンタジー、瀧川くんのシュートが決まった瞬間、感動して声も出なかった。

野洲の監督さんは、「高校サッカー界に革命を起こすんだ」と、このサッカーを貫いて来られたらしい。

日本代表の試合よりワクワクしたよ。

野洲高イレブン、おめでとう、そしてありがとう!