星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

夢は叶えるもの


あのGacktが、県立高校の体育館でミニライブ・・・・


あのGacktがステージ用の照明も何もない体育館で・・・・・



深夜明けでぼんやりTVを見ていたら、体育館で歌うGacktの姿が映し出された。

昨日の神戸市の県立舞子高校の卒業式で、式典終了後にGacktがミニライブを行ったそうだ。



きっかけは、この高校の男子生徒が、GacktがDJをつとめるラジオ番組にメールを送ったことかららしい。(以下スポーツ新聞より抜粋。画像はその新聞の写真を携帯で写したもの)


“同校は'02年に「環境防災科」を1クラス設置したが、わずか3年で定員割れの危機に陥った。なんとかしたいと考えた男子生徒がGacktに相談のメールを送った。(Gacktも震災当時京都に住み、友人が被災したことを知ったらしい)”


Gacktはこの男子生徒に「君が魅力ある先輩になりなさい」などとアドバイスをしていた。1年前からこの生徒から「卒業式に来てほしい、応援してほしい」とメールをもらっていて、「環境防災科の定員が戻って存続していけるようなら」と約束していた。「今日は約束を守りに来たぞ!」”


“ビッグサプライズは式典終了後に用意されていた。体育館がざわめきはじめたとき、革のロングコートにサングラスと、全身を黒でまとめたGacktが、横手から右手を上げて登壇。卒業生、父母、来賓から一斉に「ウッソー!」「キャー!」と歓声が上がり。パニック状態に・・・・”



当初、校長先生など関係者は反対されていたらしいが、間に入ってくれる先生もいて熱意に動かされたらしい。インタビューに答えていた先生は「学校はお金を払ってないんですけど・・」と恐縮されていた。



この日のために作った“野に咲く花のように”という曲を熱唱。ギターふたりを従え、わずか10分の即興ステージだったが、感動のあまり泣き出す生徒も。


「夢は見るものじゃなく叶うもの。叶えるために強く意思を貫くこと。君たちの未来に期待します」


ライブの最後にGacktはそうメッセージを贈っていた。




眉をひそめる人もいるだろう。取材陣も入っていて批判する人もいるかもしれない。

そんなおとなの思惑なんてどうでもいい。


TVでこの話題を知ったわたしと、一緒に見ていたふたりの息子は、とにかくこの出来事に素直に感動しました。


あのー・・・・



なんでうちの息子は舞子高校の卒業生じゃないねん!なんて思ってませんからね。笑



ひとつの夢を叶えたこの男子生徒の笑顔と、体育館で歌うGacktがとっても素敵でした。