星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 春を待つころ


今さらだけど、もう3月だね。


うちはもう終わっちゃったけど、卒業を迎えられたみなさま、おめでとうございます。


もしかしたら、ここで卒業しちゃうのが不本意な人もおられるかもしれないけれど、区切りの時を迎えることができるってやっぱりいいなあ。


そういう区切りがなくなって、もうどのくらい経つだろうか。




今日はお休みだったので、中途半端に伸びた髪を切って気合を入れなおし(何にやねん)、銀行に行ったり買い物に行ったりのんびり過ごした。





久しぶりのいい天気で、帰り道に陽が沈んでいくのを車を路肩に止めてしばらく見ていた。


刻一刻と空の色が変わっていくのがきれいだった。



昨日も今日も明日も同じ一日のはずなのに、まったく同じ一日はないんだなあ、とあたりまえのことを考えていた。


3月が終わって4月が来ると、区切りがないはずの時の流れも、なぜか新しいものになりそうな気がするのは錯覚かな。



つらいこと、悲しいことで凍った心も、春の訪れとともに溶けて水になって土に還って、また新しい花を咲かせることができるような気がする。


そんなふうに感傷的になるほど、たいしてつらいことなんてないんだけどね。



春を待つ今の季節が、春満開の時より一番好きだな。(と言いつつ、どの季節も好きだったりするけど 笑)




春は来るよね。きっと来るよね。みんなの元にも。