言いたいことがうまく表現できず、書きかけてはやめてまた書いては削除を繰り返し。
そんなときに他のひとが書いた文章を読んで、「そう、それが言いたかったんだよ!」って思ったことありますか?
先日時々ここに遊びに来てくださっているmink-oil45gさんの日記を読んでそんな体験をした。
いろんなバンドさんの顔が浮かんで不覚にも泣きそうになった。
難しいよね。
いつまでも変わらずにいてほしいと思っても、そのバンドを取り巻くひとたちの生活や人生がかかってくるとそうは言っていられない。
わたしがそのひとたちの生活を保障できるわけもなく。
変わってしまったら離れたらいいじゃない。
毎年毎年、星の数ほどバンドが生まれている。
ファンなんて移り気、所詮その程度の繋がりさ。
それでも、あの頃大好きだったバンドやその音楽に、違和感を感じたり疑ったりするするのはとても切ないこと。
バンドとしての立つ位置が変わってしまっても、彼だけは、彼らだけは、
「自分の音楽を待っているひとにこの曲を届けたいんだ」
と今も切実に願っていると信じたい。
それはとても不確かな、陽炎みたいなものかもしれないけれど。
タイトル曲:閉じた光/RADWIMPS