下北沢見聞録 '06.8月編 (8/4)
4月以来の下北沢。しかも今回はひとりぼっち。超方向音痴のわたしにとっては大冒険。
渋谷から京王井の頭線で下北沢へ。前回も思ったけど、東京の私鉄電車ってパステルカラーのかわいい色が多いね。
4月に来たときはkanaさんとアッコさんが一緒で、わたしはふたりの後ろをとことこついて行くだけだったけど、ひとりなので真剣に目印になりそうなお店だとか通りの名前を覚えながら歩いた。
ハイラインにもマジックスパイスにも迷わないで行けたよ。
ハイラインではC-999のシングルやらバクホンのインディーズ時代のアルバムなど買いこんで、前回作ったスタンプカードにハンコを押してもらった。このカード、有効期限内に使いきれるんかしら。
下の画像はマジックスパイスのトイレに貼ってある修行場心得とやら。
“軽い出、想い出、涙の滴の跡は、水に流して消し去るべし”というフレーズが気に入っています。
偶然隣のテーブルに座っておられた同年輩(?)の女の方は、静岡から来られて夕方からSHIBUYA-AXに行かれる予定だとのこと。ヴァイオリンのNAOTOさんのライブだとか。
「わたしも昨日AXに行ってたんですよ〜。入れ違いですね」
「あ、そうですか。どちらからいらしたの?」
「神戸からです」
と答えたら、「どひゃー!遠くからねえ」と。
誰のライブだったかと尋ねられて、「syrup16gです」と答えたけど、わかっていただけたのかしら・・・
この日も食べたのは「瞑想」。進歩ないなあ。(辛いの苦手なのになぜスープカレー?)でもおいしかった♪
まだまだ時間があったので、少し歩いて前から入ってみたかったミケネコ舎という喫茶店へ。
ミケネコ舎は、昭和12年に建てられたという下宿兼住宅の露崎館という建物の2階にあった。
築80年近い建物は風情があっていい感じ。
建物の左側に看板があって、そこの奥に階段があった。
狭い階段をひとりで上るのは緊張したけど、階段にネコの足跡が描いてあってちょっとほぐれた。
中に入るとお客さんはひとり。ご夫婦でやっておられる静かな喫茶店で、隠れ家という雰囲気。
グリュイエールチーズのスポンジケーキとコーヒーを注文。おいしかったー♪
奥様のお許しを得て、店内の写真を撮らせていただきました。
そしてお土産に、ミケネコ舎で売っていたなかむらじんさんという方がデザインされたTシャツを買って帰った。ネコバージョンが今年の、鶴バージョン(赤い絵柄のほう)が去年のデザインらしい。
バックプリントが実は気に入っている。「図ニノル」という文字の中にちっちゃく“RIDE ON GRAPH”と書いてあって、そういうのがツボだったりするんですよ(笑)
そんなこんなでお金もスッテンテンになってしまったけど、帰りの新幹線の中で見た夕陽がとても綺麗でいい旅だったなーと。画像は車窓から撮った京都の街。夕陽の隣にあるのはくるりベストのジャケにある例のアレですよね、ね。