星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 「音泉魂勝手に前夜祭」@神戸WYNTERLAND

出演:鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、浜辺シゲキ、NALU(成瀬英樹 ex.フォートリップス)

予定になかったライブ。というか知らなかった。清水音泉のHPにも載っていない。


あ、だから「勝手に前夜祭」?

フラカンの圭介さんのソロ?それもウィンターランドで?


慌てて今週はじめにチケットを買いに行った。86番。


ウィンターランドのHPの地図を見ていやな予感・・・・・その予感どおり、しっかり迷いました。

仕事のあとただでもギリギリだったのに、ハンター坂がどこかわからず、1本西の坂道をうろうろしていて、たどり着いたときには開演時間を少し過ぎていた。


忠告!ウィンターランドに初めて行かれる方は、時間に十分余裕を持って行ってください。

迷子になる確率88%・・・・くらいだと思う、おそらく。



受付の男の方に、「迷っちゃいました〜」と嘆くと、「わかりにくくてスミマセン」と謝られた。入り口のドアもわかりにくいので見えるところまで案内してくださった。

 


ドアを開けて中に入ると・・・・狭っ。5人掛けくらいの丸テーブルが12・3個と、背の高い4人掛けのテーブルが3つ。うっ、ちょっとしたディナーショーみたい。

フロアの中ほどに大きな柱・・・・・・


お客さんは90人前後くらいだった。


もう開演していたので、そっとドリンクとフードを引き換えて、女の子がふたり座っているテーブルの空いた椅子に座った。


狭いからステージにめちゃ近い。ステージは結構高い位置にあって見えやすい。でもスタンディングのライブになるとどうだろう、何人入る?ほんとに秋、ここでエルレのライブが?・・・・などと考えてしまった。


◆NALU(成瀬英樹 ex.フォートリップス)


ライブ途中で入ったのでこの方のプロフィールとかはわからないが、笑顔が素敵なお兄さん、って感じの人だった。(若い子から見ると、やけど)


TRFやAAAなど他のアーティストにも楽曲を提供されているとのこと。


神戸の隣の明石市出身らしく、よく学生時代は神戸の板宿で遊んだとか。


その頃の思い出と震災の頃の気持ちをオーバーラップさせて作られた“a blue song”や“Shalala キボウの歌”など6〜7曲くらい。



わたしより少し遅れて入ってこられてわたしの隣に座られた女の方と、セットチェンジの間お話した。


フラカンの大ファンで、高槻から来られたとか。ひゃ〜、遠い!

仕事が終わってから食事もせずにライブに駆けつける。その気持ち、わかるなあ。

親近感いっぱいでした(笑)



浜辺シゲキ


ROCKIN' ICHIRO AND BOOGIE WOOGIE SWING BOYSというバンドのギター&ヴォーカルだった人とか。ほんと、何も知らなくてスミマセン。


すっごく若く見えて20過ぎかと思ったら、「もう三十路を過ぎて・・・」と言われて「えー!」「うっそー!」と会場がざわつく。ハリがあって気持ちよく響いてくる声。ギターも抜群で、“Chain Smoke”に聴き惚れた。

こんな少ない人数で聴いちゃってよかったんでしょうか・・・


01.空をとぶ
02.ありふれた君 (違うかも)
03.Fake Flower
04.Chain Smoke
05.see you
06.女性道化師
07.Come on
08.空中ブランコ



◆鈴木圭介(フラワーカンパニーズ


初めてのソロツアーらしい。アコギを持って登場した圭介さんはフラカンのときと全然違う落ち着いた雰囲気。

フロアを見ながら「うわ〜、ディナーショーみたいだなあ」(笑)



アコギとハモニカで弾き語り。唄でもMCでもじーんとしたり笑わせられたり。


「持ち時間があるから守らないと」と最初に目覚まし時計をセットして、本当に鳴らしていた。(そのあとも2・3曲やったけど)



01.ギャンブル天国
02.雨
03.おとなの子守唄
04.ひとりぼっちの同窓会
05.わんラブ
06.夜を抜けたら
07.グリーングリーンドリフターズバージョン(カバー)
08.人間っていいな(カバー)


En
01.STAND BY ME



最初にちらっとフラカンの曲やってあとは新曲ラッシュ。


フラカンの曲と新曲、どっちが聴きたい?」


フロアから「両方!」


「両方かあ・・・ムリだな。新曲やります!・・・・フッておいて言うことを聞かないっと(笑)」


“ひとりぼっちの同窓会”は初恋の女の子ホリエさんの思い出話に花が咲く(笑)


“わんラブ”は、愛犬への愛の唄。



 素敵だね 君の濡れた鼻
 肉球はポップコーンのにおい・・・



フラカンではできないm7のコードで、ムードのあるメロディーなのに歌詞が・・・聴きながら笑い転げた。


「唄をうたうってことは、ひとを愛することと同じ。

これからも僕は唄をうたうようにひとを愛します。



これからも僕はひとを愛するように唄をうたいます」



ちゃんと伝わってるよ、圭介さん。



あー、「脳内百景」聴きたくなった。