事実を知った今 少年には戻れない
ずっと重荷だった某資格試験がやっと終わり、三宮をぶらぶらしていたらkanaさんからメール。
「今月号のJAPAN読まれました?」
kanaさんとの共通項はなんと言っても海北くん。そういえば今月号をまだ読んでいなかったことを思い出し慌てて購入。目指すはロストの記事。
パラパラと斜め読みしてkanaさんと何度かメールのやり取りをし、家に帰ってからその記事をじっくり読んだ。
4月の野音当日におじいさんが亡くなられた?
そのあとバタバタとお通夜、告別式・・・
「どこへ行けばいいのかっていう前に、どっから来たのか知らなきゃ」
自分がやりたいことに気づいたときに離れていったえのもっちゃん。
「正しさってどこにあるんすかね?」
「ほんとに非力さに打ちのめされている最中です、今」
「だから変わろうと思ったのかもしれない」
・・・・って。
わずか見開き2ページの記事なのに、言葉がどーっと押し寄せてきてずーんと凹みました。
あれ?なんでわたしが凹むんだ?
kanaさんには「歌い続けてくれたらそれでいい」ってメールを返したけどあれは強がり。
ベースうんぬんのくだりはかなりショックだった。
賛成・反対ということではないよね。彼らが決めたことだから。
「・・・・そういう人達の背中を押せる歌を歌いたい」
バンドの形が変わっていき、自分自身も変わりたいと思っていたとしても、海北くんのひとに対する優しさや、人生に対する誠実さは変わらないと思う。
これからも、ずっと。
タイトル曲:まだ故郷へは帰れない/LOST IN TIME