セカイイチ2006『EartHあざ〜すTOUR』@京都 磔磔(8/29)
w/髭(HiGE)
初めての髭ちゃん。
そしていつもながらの睡眠不足状態。
深夜明けで一度家に帰ってシャワーを浴びて晩御飯の用意をして、昼寝をしているぐうたらな息子を横目に家を抜け出す。
磔磔についたらフラフラだった。やっぱり暑い時期の睡眠不足は堪える。もう若くないんだ、と実感。
ぼーっと開場を待っていたわたしに声をかけてくれたのはとわこさん。
「初めまして」なのに初めての気がしない。以前スタクラでニアミスしたときにうっすら面影を覚えていたせいか?それともネットで時々会話をしているせいかも。
ライブハウスでお会いするとわこさんは、キラキラした瞳の素敵なお嬢さんだった。
とわこさんに限らず今までライブでお会いした方たちは、みんな生き生き輝いて見えた。今から大好きな音楽に遭遇できる喜びからかな。
そういうわたしは眠さのあまり、ランクヘッドの『魚の歌』状態だったに違いない。(くすん)
近くに髭ちゃんTシャツを着ている4人の男女のグループがいた。
その中のひとりの男の子が、「今日セカイイチ観て、よかったらワンマンに行こうかな」と。
「セカイイチ、ワンマンなんかやるん?」「おお、結構やってるらしいで」
・・・・・あの彼は気に入ってくれたかな、セカイイチ。
開場後、前説に清水音泉の野原さん登場。
いい声だねえ、野原さん。時々お客さんから入るツッコミに見事に応えられて、前説でこんなに受けたのは初めて。
◆髭
のっけからテンション高っ。
噂に聞いていたツインドラム。へえ〜!
両サイドにツインドラム。その前にギターのふたり。真ん中にベース。
バンドの構成がおもしろくてキョロキョロ見回してしまった。もっと後ろから見たほうがおもしろかったかも。
ボーカル&ギターの須藤さんの前に髭ちゃんファンが密集していた。
“ダーティーな世界”と言いつつサングラスをはずした須藤さんはチャーミングだった。
「結婚して〜」(客)
「僕でよかったら」(須藤さん)
のやりとりがおもしろかった。
初聴きなので曲のタイトルはわからないけど、ベースのイカシタ曲が何曲かあって盛り上がりも凄かったね。また“ライブ観たいバンド”が増えちゃった。
『王様はロバのいうとおり』『ダーティーな世界』など10曲くらい。
セットチェンジもスタッフに混じって自分たちでやって、チューニングが終わったら楽屋に戻らないまま客電が消えて、いきなり曲が始まる。
そういう飾らないところもセカイイチらしい。(ただ時間がなかったからか?)
前から3列目の、ボーカルマイクのややうっち〜寄りに位置を取る。ここだとドラムの響ちゃんがよく見える。ドラムを力強く叩きながら、時々ニコッと微笑む彼の笑顔が好きなんだよ。<セットリスト>
01.カプセル
02.ライトニグスタイル
03.はずなもの
04.上昇気流
05.しるべ
06.ネクロマンサー
07.聞いてますか お月様?
08.石コロブ
09.僕らの歌
En.ふりだしの歌
髭ちゃんの熱が残っていたのか、この日のセカイイチは熱かった!
うっち〜がギター抱えて跳ぶ、飛ぶ。あんなに飛んだうっち〜見るのは初めてだ。
最後のほうで差し出してくれたギターに触れた!ノリノリやったね。(死語?)
「申し訳ないけど楽しいです!!」と叫ぶ慧ちゃん。
ベースの泉健太郎くんはこのバンドのお父さん的存在やな、と思う。(なんだそりゃ)
そして楽しそうに叩く響ちゃん。響ちゃんのドラム見てると幸せになれる気がする。
アンコールでは「ごめん、音が取れなくて」と歌い直したり、ギターの弦が切れちゃったり、慧ちゃんぐだぐだになっていたけど、凄く楽しくてWアンコールを求める拍手が鳴り止まなかった。
楽屋口の階段のところで野原さんに「バツ」(Wアンコールなしヨ)とされて、「えーっ!」と不満の声も上がったけど、しかたないよね。磔磔は住宅街にあるため21時までに音を止めないといけないらしいから。
ライブのたびに好きになるよ、セカイイチ。
それからファンってバンドの雰囲気に似るのかな。セカイイチのお客さんってまったりやさしくて、嫌な思いをしたことが一度もない。
10月のワンマンが楽しみだ。
帰り際グリンさんと再会。相変わらずツボが同じだ。笑
とわこさんと磔磔に別れを告げて駅に向かったわたしは、この日時々激しく降ったらしい雨に(雷にも)一度も遭遇せずイイ気分で神戸に帰り着いた。
倒れそうに眠かったのもどこかに吹っ飛んで、こりゃ、まだまだいけるかも。笑