Mr.children&the pillows new big bang tour〜This is Hybrid Innocent〜@ZEPP OSAKA
ピロウズのライブ、久しぶり。と言っても2回目だけど。
ZEPPも今年の2月のエルレ以来。乗換えが多くてすごーく遠いイメージがあってあまり好きじゃない。しかもでかいし。(1Fスタンディング2000、2F180、入るらしい)
あー、よかった。意外にピロウズファンもいるみたい。今日はバスターズ(ピロウズファンのこと)としてがんばらなきゃ。
ピロウズファンは歴代のツアーTシャツを着て首にはタオル、手ぶらで靴はほとんどスニーカー。
ミスチルファンはバックを持っていて、服装もちょっとおしゃれだ(笑)
開場を並んで待っていると後ろの男の人が、「こんなんせんと、席決めときゃええのに!」と。
大丈夫か、あなた。
入場時のIDチェックは厳かに行われ、整理券番号にPとMの付くチケット(両方のバンドの頭文字でFC先行チケット)の人から先に入った。
わたしはなんとPの40番台。ステージ真ん中の4列目あたりに行けた。ZEPPでこんな場所が取れるなんてもう一生ないんと違う?
・・・・でも周りはほとんどミスチルファンだった。「えー、荷物置けない」とか「こんなに詰めてたらトイレに行けない」とか。
いや、気にしない気にしない。今日はさわおさんに集中しよう。せっかく近いんだから。
客電が消えて大歓声の中をピロウズ登場。あちこちから「さわおさ〜ん」「しんちゃーん」「Peeちゃん」と声が飛ぶ。・・・よかったあ〜、バスターズいっぱいいるやん。(当たり前や!)
以下曲順は微妙です。(一部訂正あり)
<セットリスト>
01.ノンフィクション
02.Ride on shooting star
03.カーニバル
04.プロポーズ
05.Funny Bunny
06.空中レジスター
07.アナザーモーニング
08.つよがり(ミスチルのカバー)
09.バビロン 天使の詩
10.I know you
11.スケアクロウ
12.サードアイ
13.その未来は今
14.ハイブリッドレインボウ
ひゃ〜、かっこいい!ギター抱えて飛ぶさわおさん。
ZEPPもなかなかいいやん!(前だから?)
モッシュの中、がんばって飛んだ。わたしの前のミスチルファンも楽しそうに身体を揺らしている。
あー、もう誰が誰のファンでもいいや。いい音楽の前ではそんな些細なことは忘れちゃうね。
さわおさん、「日本ストレンジカメレオン協会会長、山中さわおです」と。あー、会員にしてください(笑)
「前の名古屋でね、最前列の子がスタンディングライブが初めてみたいで、押しがこう、っどーっと来るでしょ。そしたらずっと“痛い〜、もうやめて〜”って叫ぶんだよ。桜井がZEPPで一緒にやろうって言い出したんだよ、って」(爆笑)
「夏のつま恋のライブでミスチルが“ストレンジカメレオン”をやるって言うから、新幹線のチケットをなんとか取って観に行ったんだ。そしたら誰の曲とも言わず自分の曲みたいに歌って・・・(笑)“オレ、オレの曲”って手を上げて(笑)でも聴いているうちに涙が出てきて、もう少しで号泣しそうだった」
今日は桜井を泣かせてやる、と言って“つよがり”をやった。いい曲だねえ。すっごいよかった。みんなとっても喜んでたよ。
なんと言っても嬉しかったのは“アナザーモーニング”。聴きたかったんだ。ライブバージョンもいいね。
“ハイブリットレインボウ”もライブで聴くのは初めてで感激だ。
「12月9日に大阪でライブやるよ。よろしく!」ってさわおさんに言われて、思わず「おーっ!」と拳を上げた。はい、参戦決定(笑)
セットチェンジの間に少し後ろに下がろうと思ったら、ものすごい押しが。なんで今押す?
「出ます〜あけてくださーい」と言っても身動きとれずキレそうになった。係の人も「それ以上前に来ると危険だからもう前に来ないでください!」と叫んでいる。
なんとか人の間をすり抜けて後ろへ行き水分補給。
そして次はミスチル。
<セットリスト>
01.Tomorrow never knows
02.ストレンジカメレオン(ピロウズのカバー)
03.箒星
04.Prism(仮タイトルさわお)
05.靴ひも
06.しるし
07.新曲
08.ニシエヒガシエ
09.終わりなき旅
10.Worlds ends
EN
01.名もなき詩
02.everybody goes (with さわお&Peeちゃん)
1曲目、おお、いいじゃん、と桜井さんに見惚れる。
リラックスしている感じで声もよく出ていた。
なかなかいい雰囲気で始まったんだけど・・・・
トリビュートアルバムでミスチルの“ストレンジカメレオン”はよく聴いていて、アレンジされているのはよくわかっていたんだけど・・・・あ、ここから先はミスチルファンのみなさまは読まないように。
CDで聴くよりアップテンポで、サビの部分になるとさらにノリノリ(死語?)で、手拍子しながらジャンプしてはしゃぐミスチルファンを見て・・・・
血の気が引いた。
「こんなん、ストレンジカメレオンじゃねえよ!!」
原曲のよさが微塵もなく、あの切ない歌詞が、歌詞が〜〜〜(号泣)
吐き気までしてきて、「もう帰ろう!」とドアに手をかけた。
かけたところで少し冷静になった。
さわおさんが認めているのにわたしが文句言う筋合いではないよね。
あれは別の曲と思おう。
それに今日のチケット取れなくて泣いた人もたくさんいるんだから、その人の分まで見届けなくちゃ。
そうやって気持ちを立て直すのにもう1曲費やした。“箒星”、全然覚えていない・・・
「レコーディングとかやらないといけないことはいっぱいあるんだけど、ピロウズと一緒にライブがしたい、って気持ちが急に湧き上がってきて・・」と話す桜井さん。
さすがに大きなステージを幾度もやってきただけあって、聴かせるときは聴かせる、笑わすときは笑わす、が上手だった。間の取り方がうまいという感じかな。
“Prism”という曲は、仮タイトルが“さわお”というらしい。言葉とか曲の雰囲気がさわおくんに似ていると。
“ニシエヒガシエ”は圧巻だった。昔の曲は凄く好きだったんだよね。途中からなぜかあまり聴かなくなっちゃったんだ。
そこからラストまで名曲揃い。また聴きなおしてみよう。
あ、ファンのノリ方もバンドによってちょっと違うんだね。上げた拳がぐーでなく、ぱーとか指鉄砲の人が多かった。(意味わかる?)
アンコールで“名もなき詩”!これには感動した。昔めちゃ好きだった曲。まさかここで聴けるとは・・・
「これ名古屋ではやらなかったんだ。名古屋のライブのあとさわおが、“ミスチル、1曲でもちゃんとアンコールやったほうがいいよ”って言ってくれてやることにしました」と桜井さん。
大歓声。
そのあと桜井さんに呼ばれてさわおさんとPeeちゃん登場。
さわおさん、「オレが言ったから“名もなき詩”聴けたんだぞ。あとでみんなから100円徴収な!」(笑)
※追記:800円だったらしい。そりゃ100円じゃ安すぎ。(そういう問題じゃあ・・・)
さわおさん、大好きだー。おとなだなあ。(いろんな意味で)
しんちゃんはステージには来られなかったけど、ふたつのバンドでやった“everybody goes”、よかったねえ。(しみじみ)
あのとき早まって帰らなくてよかった。いいライブだった。
このツアー用のTシャツとタオルも買ったよ。Tシャツのバックプリント、かわいい!
↓
バスターくんの着ているTシャツの胸のマークがミスチルのんらしい。よくわからないけど。