トミーネバーダイ'06〜第六夜〜FUKUSHIMA BURNING "KICK OUT THE JAMS vol.12 in OSAKA"@大阪・福島 LIVE SQUARE 2nd LINE(10/8 第2部)
出演者:GRiP/sleepy.ab/the tron/FLAMING ECHO/camaro
なんて長いタイトルのライブなんだ。(笑)
地下鉄−JRと電車を乗り継ぎながらのすぎまるさんと会話。
「すぎまるさん、セカンドラインに行かれたことあるの?」
「あるわけないでしょ!」
・・・・そりゃそうだ。(すぎまるさんは東京のおひと)でもすぎまるさんならアリかも、と思ったのさ。
お目当てのsleepy.ab(abは読まない)までには時間があったので、JR福島駅前で夕食をとる。
セカンドラインに入ると2つ目のバンドの終盤だった。
2曲くらい聴けたかな。ボーカルの人がミスチルの桜井さん似だった。ギターの子がとてもきれいで女の子かと思ったら男の人だった。
熱心な女の子のファンふたりが最前で飛んでいた。あれはC-999@VARITでのわたしだ。ファンってホントにありがたいなあ。わたしが言うのもなんだけど。
◆the tron
ツインギター&ボーカル、ツインベース、ドラムの5人編成。
全員黒シャツにネクタイ、蛍光色に光るサングラスでかっこよく登場。
すぎまるさんいわく「前見たときは普通のTシャツであんなメガネもかけてなかった。なんでこんなになっちゃったの!?」
・・・なかなかかっこよかったですが・・・・
彼らの出番直前にナナさん到着。(わたしと同じくライブのはしご中。京都から!)
ずーっと前に行く。前のほう男の子も多い。
前日のミナホでsleepy.abを観た人達がみんな口を揃えて大絶賛していて、来年まで関西でのライブはないらしいと聞いたのでどうしても観たくなった。
ミナホ出演後にFM802にゲスト出演されていて、ナナさんもすぎまるさんもそれを聞いていて寝不足らしい。
札幌のバンド。
ボーカルの成山剛(なりやまつよし)くんが不眠症に陥ったとき、眠れるように曲を作ったとか。ああ、だからsleepy。接尾語の“ab”は、「abstract=抽象的で曖昧な」という意味だそうだ。“ab”は読まないんだよ。(しつこい)<セットリスト>
01.inside
02.四季ウタカタ
03.賛歌
04.遊泳スローモーション
05.メロディ
成山くんの声は・・・
綺麗な泉から湧き出てきてあたりを浮遊して、光になってからだを包んでくれるような・・・
なんとか表現しようとしたけど難しい。最初にペリドッツのタカハシさんの声を聴いたときのような衝撃がありました。
いつまでも聴いていたい癒される声。彼自身も中性的な魅力であふれておりました。
MCは苦手そうで、ちょっとハラハラしたけど。
ステージに近すぎたので、もうちょっと下がったほうが彼の声が聴きやすいかな、と思ったけど、ギターが・・・・目の前にいる山内くんのギターが凄すぎて動けなかった。
椅子に座ってエフェクターを操りながら弾く彼のギターは魔法のギターみたい。
あんなにいろんな音を出すギターを初めて見た。凄いカルチャーショック。
わたしの左隣の男の子たちはギターに釘付け。
右端の女の子は涙を拭いながら耳を傾けている。
わたしはただただバンドの奏でる音と世界観に圧倒されて立ち尽くしていた。
前日のミナホではもっと凄いギターの曲をやったらしい。
来年まで関西でのライブがないって?札幌まで行ったらみれる?(おい)
◆GRiP
ミナホの20時からのステージを終えて駆けつけたらしい。パワフルやな。
かっこいい疾走感あふれる曲が多かった。
いつもならもっと楽しめるんだけど、さっきのsleepy.abの余韻を引きずっててぼんやり聴いてしまった。もったいなかったね。
ライブ終了後、sleepy.abの3枚のCDとTシャツを買ってメンバーさんにサインをしてもらった。
ちょっとお財布苦しいけど、しばらく会えないんだしね、まあいいか。
↑はTシャツのバックプリント。ギターの山内くんが描かれたギターの配線図(??)らしい。
さすがだ・・・さっぱりわからん。
成山くんに握手をしてもらって、「絶対また大阪に来てくださいね。あ、神戸にも!わたし、神戸です!」とアピールしておいた。(笑)
成山くん、にっこり笑って「またツアーで来ますね」って。約束だよ。
すぎまるさん、ナナさんとさよならして電車に乗って神戸へ帰る。
電車の中でCDの封を切って“メロディ”の歌詞を読んでいたら、涙がじわって出てきて焦って寝たふりをした。今頃かよ。
こうして長かった3日間が終わった。
たくさんの音を浴びて、たくさんのひとに出会って、わたしはとても幸せ者。
すべてのひとにありがとう。あ、もちろん家族にも。(笑)
・・・・第3部に続く・・・かも。