星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡

看護学校時代の同窓会(クラス会)のため大阪へ。


卒業して20数年、これで3回目の同窓会だけど前の2回は不参加だったので、わたしにとっては初めての同窓会。


20年よ20年!(正確には20+数年 へへへ)

名前や顔、忘れちゃった人がいるかもしれない。

ドキドキしながら大阪に着いた。



杞憂だった。



会場で再会するなり「リンコさん!」と呼ばれて、「ハマちゃーん」「きょうこ!」と、40過ぎのおばさんたちが口々にニックネームを呼び合うさまは圧巻(笑)


ただひとりわからなかった人は、学生時代太っていたのにすっかりやせて綺麗になっていた人だった。でも声や喋り方は昔のまま。


忘れてしまうには20年ぽっちでは少なかったみたい。



「旧姓は○○で、今は△△です」(パチパチパチ・・・)


「今も昔も○○です」(爆)


「旧姓は○○で□□を経て、今は△△です」(おお〜っ)



100人いれば100通りの人生。


その長い人生の、わずか3年間が交わっただけの仲間たち。


大阪の看護学校を出て、東京から沖縄までの地域に散らばって、まだ看護師を続けている人、転職した人、やめて子育てしている人・親の介護をしている人・・・・


紆余曲折、平坦な道のりじゃなかった人もあっただろう。


でも再会を喜び合う笑顔はキラキラ輝いて、積み重ねてきた年月を誇りに思う。


歳を取るのも悪くない。



みんなから元気をもらって、また明日もがんばろう、と思えた一日だった。



「今の楽しみは若い子に交じってのライブハウス通い」って言ったら、


「変わらないねえ、リンコさん」


と言われた。



あれ、そうだったっけ?


対象は代わっても、いつも何かに燃えてる女だそうだ、わたしってやつは。


う〜ん、なんだかフクザツだけど、まあいいや。


近況報告のときにみんなが今からの老化を意識した話をするので、「まだまだ忙しいから老け込むつもりはない」って宣言してきた。



「老化は気から」ですよ、みなさん。


「もうだめだ」、と思った瞬間ダメになるんだ。




タイトル曲:ONE LIFE/the pillows