星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 変わりたい自分を 受け入れるために

サイドバーの「今後のライブ予定」に行きたいライブを羅列しているけれど、いろいろしがらみがあっていくつかは行けなくなりそう。もうチケットを買ったやつもあるのに。


世の中思い通りにはいかないもんね。



お金がすべてではないと綺麗ごとを言ってみても、お金がなければ手に入らないもののほうが多くて、「お金がない」→「一生懸命働く」→「時間がなくなる」→「そのうち歳を取る」というラインにすっかり乗っかっている気がする。


そんなラインに乗るのがいやで、狂ったようにライブの予定を立てたりして。


どんなにがんばっても人生の持ち時間は決まっていて、砂時計のように残りが少なくなってくる。

平気な顔をしていても、実は内心すごく焦っている。

時間がいっぱいあるのに(あるからか?)、だらだら過ごしている人をみると腹が立つ。


他人を意識すること自体、無意味なのに。

あなたの時間はわたしのものではないから。



目減りする時間の中で、どうやって生きていったらいいかしら。


あきらめや倦怠とは無縁で、傾かず、枯れず、不器用でもいいからいろんなものにドキドキしながら生きていくにはどうしたらいいのでしょう。


今さら誰も教えてなんてくれないよね。


若い頃にもっと真剣に考えたらよかった。

もっとしっかり生きたらよかったなあ。



そんなことを考えるたび、茨木のり子さんの“汲む”という詩の一節を思い出す。



 年老いても咲きたての薔薇 柔らかく

 外に向かってひらかれるのこそ難しい



呪文のように唱えていると、変わりたい自分になれる気がする不思議。





タイトル曲:四季ウタカタ/sleepy.ab