星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 LOST IN TIME インストアライブ@TOWER RECORDS 梅田NU茶屋町店


アップルストアでのインストアライブは海北くんひとりだったし、924では「海北・大岡」だったから、えのもっちゃん脱退後わたしがLOST IN TIMEとしてのライブを観るのは今日が初めて。


なんだか緊張して、集合時間の1時間前に梅田に着いちゃった。


しかたないからCDでも見て時間を潰そう、とエレベーターを上りタワレコに着いたら、もうリハーサルが始まっていた。

観客席入り口に張ってあるロープまで近づく。すでに10人くらいの人が集まっていた。


海北くんと源ちゃんのふたりのステージ、まわりにはマネージャーさんや清水音泉の野原さんの姿があった。海北くん、さらに痩せたみたい。

2曲ほど歌って(新曲もあった)、「じゃあ、次源ちゃんのソロのやつ、行ってみよう!」と始まったがちょっと源ちゃんがトチって苦笑い。

そのあと源ちゃんだけステージに残ってドラム(スネアとパーカッションみたいなやつのみ←名前がわからん)を叩く姿を、海北くんがお客さん用に用意されたベンチに座ってニコニコして見ている。リラックスしたいい雰囲気。


そういえば彼らは以前から、小さいライブハウスやレコード店を丁寧に回って歌い続けて来たんだよね。

メンバーは減っちゃったけど、そういう姿は何ひとつ変わっていない。

リハーサル中のふたりの、緊張しながらも楽しそうな姿を見ていたら、わたしがどんなにLOST IN TIMEというバンドが好きだったかを思い出した。そう、何にも変わっちゃいないんだ。


気がつけば日比谷野音で知り合った桃ちゃんが隣にいて、「あ〜この姿を見ただけでも満足だわ」と。同感。


小柄な女の子がわたしに近づいてきて、「アップルストアでお話しした方ですよね」と声をかけてくれた。

覚えてる覚えてる!彼女はヒロミさんという高校生さんで、昨日受験が終わったばかりとか。ロストの音楽がご縁で、いろんな方と知り合える。これも喜びだね。


開場時間が近づくと、店内はお客さんでいっぱいになった。ちょくちょくライブハウスで出会ったことのある女の方や、とわこさんと再会してお話ししているうちに、整理券番号を呼ばれ始めた。


店内の片隅に小さいステージがあり、前2列だけベンチやパイプ椅子が並べられて、その後ろはもちろん立ち見。わたしは133番。でも順に呼ばれたのは120番までで、あとは「整理券をお持ちの方はどうぞお入りくださーい」と。

そのあと券なしの人も入ることができて、250人以上はいたと思う。すごい人だった。


スタッフの方の簡単な前説のあと、LOST IN TIMEのふたりが大きな拍手に迎えられて登場。やや緊張気味。メガネの海北くんを見るのはライブでは初めてだけど、素敵だね。<セットリスト>

01.旅立ち前夜
02.背中のバラッド
03.されど犬走る
04.鼓動
05.最後の一球(新曲)


やっぱり海北くん緊張しているみたいでチューニングを何度もやり直し、その間会場がし〜んとすると源ちゃんが、「ここは僕が喋るとこだよね・・・・・“ありがとう”という言葉しか出てこないです・・」とちょっと困った顔。でも朴訥とした喋りがあたりの空気を柔らかくしてくれた。

アップルストアでのライブは海北くんひとりだったので寂しそうに見えたけど、今日はふたりなので大丈夫。

ふたりぼっちでシンプルな分、飾り気のない気持ちが素直に伝わってくるよ。


海北くんはやや不調で、“背中のバラード”で歌詞につまったり、“されど犬走る”では完璧に歌詞を忘れて、「歌詞間違えた〜♪」って歌ってた。

あれだけライブの数をこなしても、緊張するもんなんだね。


今年はいろいろあったもんね。


でも、またLOST IN TIMEとして歌ってくれて本当に嬉しいよ。みんな待ってたんだよ。


“鼓動”は初の源ちゃんのボーカル。

この曲は以前から1番だけあって、海北くんが源ちゃんに「歌ってみたら」って言って歌ったらいい感じで、それならちゃんと曲にしようとできた曲らしい。(ライブ後ポストカードを手渡してもらうときに砌さんがふたりから聞き出してくれた)



新曲の音入れがおととい終わってもうじき新しいアルバムができることや、そしたら大阪だけじゃなく神戸や京都など関西の素敵な街をツアーで回ります、って言ってくれて今からドキドキしてきた。



新曲“最後の1球”を歌う前には海北くん自身が野球をやっていたことを話されて、その頃は坊主だったんだろうかと想像しちゃっておかしくなったけど、“最後の1球”は切なくも素敵な曲だった。

「君と夢を追いかけたことが ただひとつ胸を張れること・・・」みたいな歌詞。(必死で覚えたのに忘れちゃった・・・)


ライブが終わってから、直筆サイン入りのポストカードをふたりから手渡してもらえるというので並んで順番を待った。

後ろからトントンされたので振り向いたら、お久しぶりのグリンさん!いや、会えるとは思ってたけど、やっぱり会えましたね(笑)


ひとりずつに丁寧にポストカードを渡して、お話ししながら握手をするふたり。みんな幸せそうだなあ。


まず源ちゃんに“旅立ち前夜”のフライヤーをもらって握手。

「アックスのワンマンも大阪のCDJも行きますね!」とアピール。


次に海北くんにポストカードをもらって、握手しようと手を差し出したわたしに、


「いつもありがとう」と笑顔をくれた海北くん。

ぶわっと天まで舞い上がりました(笑)


「これ以上痩せちゃダメですよ」と言ったら、

「酒をやめて運動して痩せたから大丈夫!心配ないよ」

「あ、見習います!」

とふたりでガッツポーズ(おしっ)


短い会話だったけど、わたしもみんなと同じように幸せな顔をしていたに違いない。


最後尾近くで順番を待っておられる砌さんに声をかけたら、「アッコさんも来られてたけど時間がないらしく帰られました」と。

あ〜お会いできず残念。ライブはちゃんと観れましたか?


まだまだ続く長い列を見ながら立ち去りがたくぼんやりしていたら、ユキエさんと再会!

この前はろくにお話しできなかったけど、今日はちょっと話せましたね。遠方からお疲れ様でした。無事に帰られましたか?



すべて終わってまだ20人くらい残っているお客さんに向けて海北くんご挨拶。

「今日は本当にありがとうございました。
いいアルバムができたので、ぜひ聴いてください。
・・・・正直なところ本当に、売れたいです(笑)」


そんな言葉を、海北くんの口から聞くとは思わなかったのでドキッとした。

でも当たり前の、本当の気持ちなんだろうな。

お金のこともだろうけど、もっと切実な音楽への思いから出た言葉のように思えて、ちょっと泣きたくなった。


ことの終わりは恒例の源ちゃんによる1本締め。

「僭越ながら・・・今日は(梅田NU茶屋町店だから)ぬぅ〜でいこうか。

では、お手を拝借。

ぬぅ〜、(パンッ)」(笑)



・・・新しいアルバムがどういうものになるのか、すごく楽しみ。そのあとのツアーもね。


11/23のワンマンは、翌日休めないから最終の新幹線で日帰りします。

ライブ途中で帰るはめになるかもしんないけど。

ぎりぎりまでAXにいて、渋谷の駅まで全力疾走せな。

そのときのために走り込みが必要やわ。(その前にダイエットか?)


ところで、このロストのワンマン、どっかのTV局で生放送するらしいって聞いたけどほんとですか?どうせ我が家では映らない局だろうけど。(M-ONって?)


だ、だれかわたしのためにビデオを・・・・お願いします〜(切望)