『さぁ、旅を始めよう』アルバム発売記念(?)のインストアライブ。
2日前から寒くなり、今朝は小雪がちらついていた。
去年3月の、神戸スタークラブでのLOST IN TIMEのライブの日を思い出す。
あれから1年経っちゃったんだなあ。
昨日のことのように思い出せるよ。
LOST IN TIMEというバンドは、たった1年の間に大きく変わったね。
・・・なんて考えて、ちょっと感傷的になる。
タワレコに着いたらリハーサルの終盤で、海北くんが「ただいまマイクのテスト中〜♪」と唄っていた。
その顔を見てびっくり。あごから首の線が・・・一段と痩せている。薄着になっているからそう見えるだけ?
ドキドキして緊張したけど、いつも海北くんの隣にいていつもと変わらない源ちゃんの笑顔を見てほっとする。
そしてロストのライブのときにいつも一緒になるメンバーや、最近のインストアで顔見知りになった女の子たちの顔を見て、またまたほっとする。
アッコさんのおかげで整理券番号が若くて1列並んだベンチのすぐ後ろに行けた。
心の中は緊張感と期待と不安でごちゃごちゃだった。
01.さぁ、旅を始めよう
02.列車
03.北風と太陽
04.背中のバラッド
05.然様ならば
“さぁ、旅を始めよう”から続けて2曲目が始まったとき、「うわっ!“列車”だ!列車・・・いつ以来?」と頭をフル回転させて記憶を辿った。
去年の3月の磔磔だ。懐かしすぎて涙が出そうになるのをぐっとこらえた。
そして3曲目の“北風と太陽”
わたしがLOST IN TIMEの曲とちゃんと向かい合ったのは『時計』から。そこから過去へと遡った。
2年前の11月、彼らのライブに行き始めた頃に繰り返し聴いていたのがこの曲。
ずっと海北くんの生の声で聴きたかった曲。
それがまさか今日聴けるなんて思っていなかった。新しいアルバムの曲をメインにやると思っていたから。
不意をつかれて心がぐらっとした。
海北くんの声は空気を振動させて、まっすぐに胸の奥まで届いてくる。
CDで聴くよりずっとずっと届いてくる。
あんな明るい店内で泣き出さなくてよかった。なんかこの選曲、ずるくない?
4曲目“背中のバラッド”
風知空知の試聴会のときにも、「大好きな曲」と言われていた。
この曲を唄うときの海北くんは、本当に楽しそうだ。
MCで、「お父さん、だんなさんを大事にしてあげてください」と言われてうつむいちゃったのはわたしです(笑)
ラストの“然様ならば”を聴くと、去年11月の“少年”ライブを思い出す。何も持たずにスタンドマイクで唄われた姿を。
あれからだってもう4ヶ月経とうとしているんだね。
4ヶ月もの間、わたしは何をしてきたかなあ。
あっという間の30分だった。終了後スタッフさんから缶バッジをもらった。
前回のインストアの時のように、ロストのふたりから手渡してほしかったなあと思ったのは、わたしだけではないはず。
そのあと顔見知りになった女の子たちと話をしていたら、海北くんと源ちゃんが控え室から出てこられた。
「お疲れ様でした」「ありがとう」の気持ちをこめてお辞儀をしてふたりをお見送りした。
「今日のほっくん、ちょっと怖かった」と言う人もいた。
なんだろう・・・・怖い、というより近寄りがたい雰囲気?
時折見せてくれる笑顔は、今までと同じなんだけど。
「ライブが減っちゃったけど、その分曲を書いています。今年中にもう1枚アルバムをというわけにはいかないかもしれないけれど、なんらかのものを出せれば、と思います」と言われていた。
曲もライブも嬉しいけれど、願わくばいつまでも変わらない海北くんでありますように。
そしてもうちょっと肩の力を抜いて、それから今以上に痩せなくてもいいと思うよ。
あらら、すっかり母モードだ(笑)