星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

THE BACK HORN「KYO-MEI対バンツアー」〜共に鳴らす夜〜@なんばHatch(3/20)


この日はライブがかぶっていてクアトロにも行きたかったけど、いつもお世話になっている(?)次男の希望でなんばHatchへやってきた。

最近バックホーンにハマりつつある17歳。


対バンがホルモンと決まった時点から、親子でコワイモノ見たさ状態に入っていた。


お客さんの半分くらいがホルモンTシャツ。思わずバックプリントに魅入ってしまうくらい素敵なTシャツがいっぱい。



前説は清水音泉の「歯切れの悪さが売り」の田口さん。

おまけに国歌斉唱(清水音泉ver)まで。

「2階の皆様もご起立くださいっ」(ほんまに立ってた)

「♪モッシュ〜ダイブは〜危険ですぅ〜痴漢行為は犯罪ですぅ〜・・・♪」
声はいいんだけどなあ(笑)

「ホルモンだけ見る、バックホーンだけ見たいっていうショボい方はどうぞお帰りください!」って、いいこと言うやん。


前説が終わると客電が消える前からみんな前方へと詰め掛ける。

わたしたちは後ろの柵のところでスタンバイ。ここはステージが高いから後ろでもよく見える。



◆マキシマム ザ ホルモン


<セットリスト>

01.What's up, people?!
02.ROLLING1000tOON
03.上原〜FUTOSHI〜
04.ロッキンポ殺し
05.W×H×U×〜ワシかてホンマは売れたいんじゃい〜
06.生理痛は神無月を凍らす気温。
07.絶望ビリー
08.ぶっ生き返す!!
09.ルイジアナ・ボブ
10.ブラック¥パワーGメンスパイ
11.恋のスウィート糞メリケン
12.恋のメガラバ


よそ様からいただいて来たセットリストです。

知ってる曲は5曲くらい。でもめちゃ楽しかった〜

前方のものすごいモッシュ&ダイブを見ながら飛んでいたら、後ろのほうでもモッシュが起こった。“恋のメガラバ”の始まる前に、3人くらいフラフラになりながら脱出していった。


・ベースの上ちゃんは昔からバックホーンが好きで、インディーズ時代の1枚目CDから聴き続けているとか。

・ドラムのナヲちゃんの声が七色に変化して素敵だった。まちゃまちゃの声に似てた。

・ナヲちゃんはバックホーンの松田くんのことを「マモルくん」と呼んでいた。「イメージが“マモルくん”らしい。

・ダイスケはんは関西出身なんでしょうか?すごい親近感を覚えた。ホルモン全体のノリも吉本風だった。「鼻からメリケン粉」(花粉症の治療法)とか「ロッテのズレータ」(ダイスケはんのズラネタ)とか。こりゃ〜絶対関西の人気高そう、と思った。

・“ぶっ生き帰す!!”のイントロが始まったら、隣で息子が「キターッ!!」と叫んでいた。

・“恋のメガラバ”の前にみんなで「恋のおまじない」をやった。

両手を前に出し1回パンと叩いて「麺かたー」、両手を胸の前でクロスさせ(指の形がポイント)後ろに反り返って「コッテリー」、起き上がって両手を前に出して「やった〜!」、だっけ?
「コッテリー」で反り返ったら2階の人と目が合って、反り返ったまま吹き出して苦しかった。


最後までハイテンションのまま、ホルモン終了。


後ろからタオルで首を絞められ、振り返ったらkanaちゃんが笑って立っていた。あー、びっくりした〜。



THE BACK HORN


バックホーンのライブは、2年前のランクとの対バン以来。

息子は初めてで、セットチェンジの間もわくわくそわそわしていた。

「“コバルトブルー”やるかな」「あれは絶対はずせんやろ」と喋っていたけど、実は二人ともそれほど詳しくない。でも彼らの独特の世界が好きなので、チケット取ってからこの日を指折り数えて楽しみにしていた。


ホルモンのあと、前のほうのお客さんが下がって水分補給に行ったようで、視界良好になった。


そしていよいよバックホーン登場。

ステージはさっきまでの真っ赤な炎から、一転して青白い炎のイメージへ。


<セットリスト>

01.ブラックホールバースデイ
02.コバルトブルー
03.共鳴
04.世界樹の下で
05.生命線
06.アカイヤミ
07.美しい名前
08.涙がこぼれたら
09.声
10.光の結晶

En
01.サニー
02.無限の荒野


1曲目は、前のホルモンの余韻が残っていたせいか、少し音が弱く感じた。

でも2曲目の“コバルトブルー”のイントロが聴こえてきたときフロアのテンションは最高潮に。わたしも息子と顔を見合わせガッツポーズをした。(変な親子・・)


・白シャツで汗だくになって踊り狂う将司さんもイカしてたけど、ベースの光舟さんにしびれた。忘れられん・・・・

・ナヲちゃんのMCを受けて松田さん、「こんばんは、マモルです」と自己紹介して大うけだった。

・「新曲やります」と言って始まった“美しい名前”
バラードで美しいメロディ、リアルな歌詞。
最後まできれいな歌詞かと思えばドキッとするフレーズもあって、音源買ってじっくり聴かなくちゃ。

・栄純さんが、ホルモンの「恋のおまじない」のとき自分もPAの横でやってたことを暴露。
「俺らもあんなのしてえな〜」と。

バックホーンのポーズというのをやっていて、人差し指を1本立てて曲げるというショベルカー(バックホウのことらしい)のポーズだったけど、盗人みたいでやめたとか。でも両手でやるとツノみたいに見えるから今日はこれをやろう。ナヲちゃん呼んじゃおうか。

ってことでナヲちゃん再登場。
ナヲちゃん登場するなり将司さんの身体を触りまくってフロアのほうを向いて「うらやましいだろ!」のフリを。うらやましい、うらやましい!(笑)
「どうもアンジェリーナ・ジョリーです!」と自己紹介。場内爆笑。え?マジ?

ナヲちゃん直伝の「恋のおまじない・バックホーンver」。
「麺かたー」「コッテリー」とのけぞって、起き上がって「やったー!」って言うところを人差し指を曲げて「バックホーン!」

ポーズの掛け声は将司さんに任命。

本番ではダイスケはん、上ちゃんもやってきて(亮くんは?)、思わぬところでバックホーンとホルモンの夢のコラボ。

あ〜、共に鳴らすってこういう意味やったんか!(ちゃうがな〜)

そしてSOLD OUTで満員のお客さんとバックホーン&ホルモンで「麺かたー」「コッテリー」「バックホーン!」

大成功〜〜!!(爆)


“涙がこぼれたら”〜アンコールまでのみんなのテンションはすごかった。楽しかった〜♪

足がつりそうだったけど、やっぱり対バンもいいなーと思った夜だった。