星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 三月終わりの有馬温泉街


古くからの友人二人と日帰りで有馬温泉に行ってきた。

ホテルの和風バイキング+入浴というセットコース。


有馬温泉は神戸市街からも近いのに、なぜだかなかなか行く機会がない。子供がまだ幼いときに行ったことがあったけど、かれこれ15年ぶりになる。


友人の車で着いたホテルは月光園・游月山荘。

太閤橋から狭い道に入ってしまい、途中道に迷いそうになって観光案内で尋ねながらやっと到着。

フロントで受付をすませたら、まずは「月の座」でバイキング!




あっさり味なので、何回でもおかわりできちゃう。


満腹になったから温泉へ。ホテルの中の3箇所の温泉めぐり。


ちなみに男湯は「鶴の湯」だった。


次は露天風呂。

露天風呂へは渡り廊下を渡って行く。廊下の下には川が流れていて桜の木がいっぱい。

桜はまだほとんどが固いつぼみ。1分咲きというところ?

満開になったら、そして秋の紅葉の頃はとてもきれいだろうな。


露天風呂は男湯が「阿福(おふく)の湯」、女湯は「玉鉾(たまぼこ)の湯」。名前でわかるように子宝が授かるという縁起のいい温泉。

ちょっとピンボケだけど・・・



いつもカラスの行水のわたしはのぼせそうになり、ゆっくりお湯に使っている二人を残して先にあがり、まわりを散策した。

  


最後は游月山荘と繋がっている月光園・鴻朧館にある大浴場「銀波の湯」へ。(男湯は「金波の湯」)


疲れてしまったのでここは覗いただけ。ここも窓から桜の木がいっぱい見えた。

しばらく温泉には欠かせないマッサージ機の上でしばらく過ごした。やっぱり歳には勝てんねえ。



ホテルを出て温泉街を散策。いろんなお店でお土産買ったり、冷やかしたりして歩いた。


雑貨屋さん兼ギャラリー。


ギャラリーは鳥のコレクションが展示・販売されていた。(画像はお店の前にあったショーケース)

有馬玩具博物館。


その近くにあったお店の前にはワイヤーで造った人形が。


太閤通まで降りる道は、狭い石畳の道。人も車もいっぱいだった。


太閤通で交通整理をしていたおじさんが、大きなジェスチャーで車や人を誘導されていておもしろかった。

狭い道に入っていくのを躊躇している車に向かって、「さ、行って行って!待っとったら1週間経っても行けへんよ〜」

ぐずぐずしている歩行者に向かって、「ぐずぐずしてたら轢かれて死んじゃうでー!」
とか。


善福寺というお寺の庭には4本の糸桜が。早咲きのようでほぼ満開だった。

カラフルなループバス。(左が交通整理のおじさん)


猿回しの大道芸。お猿さんが竹馬に乗ったり、それでハードルをジャンプしたり拗ねたりしていた。




赤いのがねね橋。



お店や案内所の入り口の貼り紙。「傘貸します」ってことでしょうか。


立ち並ぶお店は古くて新しいたたずまいで、見て歩くだけでも楽しかった。

心残りはここのおいしそうだった天麩羅が高くて食べれなかったこと。(サイダーは買って帰った)


三月最後の風の強い日、ちょっとした旅気分が味わえて楽しかった。

桜が咲く頃また来たいな。