星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

花のように 言葉のように


巷では、合間の二日間などお休みしちゃって大型連休の方も多いのかな。


うちの職場はそんなことはありえず、5/1、2はあくまで平日、おまけに今日仕事が終わってから歓送迎会まであった。


迎える人送る人合わせて10人くらいの大きな催しで、迎えられるひとりとして最後に歓迎の花束をいただいた。


10個以上の花束を適当に渡してくださっているのかな、と思ったら、ちゃんとひとりずつのイメージで花束が準備されていたようで。

たとえばクールな美人さんには紫や青色の花に水色のリボン、みたいに。


わたしがいただいた花束はこんな感じ。↓

黄色とオレンジと白(マーガレット?)の花に黄色いリボン。う〜ん、どんなイメージだろ。


いくつになっても花を贈られるって、嬉しいものだなあ。



花束を抱えて家に帰ったら、一枚の葉書が届いていた。


あの例の、ロストの作文を送ったやつの参加賞のメッセージカード。

海北くん、源ちゃんのメッセージが、まるで直筆?まさかね。とか思いながら裏返してみたり透かしてみたり。


この作文ってやつの締め切りの頃は死ぬほど忙しくて、だいたい作文なんていつ以来やねん!と思いながら先延ばしにしていて、じゃあ書かなきゃいいのになんとなく義務感にかられてしまって。締め切りぎりぎりになって短時間で書き上げて、時間がなくてワードで打っちゃって、味気も何もないシロモノになってしまった。

しかも“『さぁ、旅を始めよう』を聴いて感じたこと”を書かなきゃいけなかったのに、全然違うことを書いてしまったような。

ここでライブ後にその感想を書いている文章のほうがよっぽどましな、まるでやっつけ仕事みたいなものを送ってしまった。

これじゃあ、送らないほうがましやった、とあとで後悔した。だってあれが手紙だとしたら、ほんとに味気ないパソコンの文字。


なのにそんなわたしにまでメッセージカードを送っていただいて、すみません、ごめんなさい。

海北くん、源ちゃんもだけど、手間ひまかけてくださったスタッフのみなさまありがとう。


カードに書かれた言葉を読んでいたら、ふたりの人柄が滲んでいてじわっと泣きそうになった。


・・・まさか、あれ、ふたりが読んでないよね(汗)抹消したい・・・



たった一枚のカードでも、大きな花束以上にずっしり重みを感じた雨上がりの夜。


気持ちがちゃんと込められなかったものを、ひとにあげちゃいけないね、と反省しきり。