the pillows Wake up! Tour＠大阪BIG CAT (7/13)
接近してくる台風なんかに負けるもんか！
と、さわおさんが思ったかどうかは知らないけれど、京都MUSEに続いて“Wake up! Tour”関西シリーズ第2弾のBIG CAT。キャパが大きい分、さらにたくさんのバスターズ。
幸せ〜♪、楽しい〜♪と思いながら最後まで思いっきりモッシュピットで弾けてきたよ。
日程的に行けないだろうとぐずぐずしているうちにFCの先行も一般予約も終わり、気づいたときにはSOLD OUT。
まあ、いいか、京都も行くし、セットストックでも見れるし、神戸も行く。大阪はもうあきらめようと思っていたのに、日が近づくにつれてわたしの中の虫が騒ぎ出した。
それで毎日あちこちの「チケット譲ります」のコメントを探し続けて、ついに譲ってくださる人をみつけた。
当日BIG STEP1階のお店の前で待ち合わせ。
うちの次男と同い年の娘さんがおられるというその方は、わたしよりずーっとお若くてスレンダーでかっこいい、いかしたロックンロール・ママだった。
開場してBIG CATの中に入ると、ここでは珍しい柵がフロア中ほどに置いてある。
天候が悪くお客さんの出足も遅いようで、Cのチケットだったけど柵の前のモッシュゾーンに行けた。
開演を待つ間ヒマなので、バスターズウォッチング。
斜め前の茶色のTシャツの男の子は、京都でわたしの隣にいた子だ。（始まるなり置いていかれたけど）
左のメガネの子も京都にいたな。男の子が多くてみんな背が高い。
女の子も何人か見覚えのある子が。愛されてるねえ、ピロウズ！
ふと右を見ると、チケットを譲ってくださった方がお友達と一緒におられてお互い驚く。
「Peeちゃんの前〜♪」と嬉しそう。
みんなの身体から、「早く始まれ〜」オーラが出ていた。
京都でも流れていたnoodlesの曲も何曲かもう覚えた。「デースティニ〜♪」とか口ずさみながらわたしもオーラを出して開演を待った。
＜セットリスト＞
01.Wake up! dodo
02.Skinny Blues
03.I know you
04.インスタント ミュージック
05.プロポーズ
06.空中レジスター
07.シリアス・プラン
08.プライベート・キングダム
09.CARNIVAL
10.Midnight Down
11.つよがり
12.like a lovesong(back to back)
13.MY FOOT
14.BOAT HOUSE
15.GIRLS DON'T CRY
16.プレジャー・ソング
17.YOUNGSTER(Kent Arrow)
18.ROCK'N'ROLL SINNERS
19.(今朝できたばかりの新曲弾き語り)
20.スケアクロウ
21.サードアイ
22.Century Creepers(Voice of the Proteus)
23.Sweet Baggy Days
En1
01.Calvero
02.Ladybird girl
03.WAITING AT THE BUSSTOP
En2
04.ハイブリッドレインボウ
京都と微妙にセットリストを変えてくれて嬉しい！（笑）
まだピロウズライブ歴が浅いので、ライブで初めて聴く曲も多かった。
“インスタント ミュージックや“CARNIVAL”、“WAITING AT THE BUSSTOP”・・・ずっと聴いてるから他人のような気がしないけど（え）
最初わたしもPeeちゃん側にいたけど、波に飲まれてさわおさんの前6列目くらいに流れ着いた。
さすがにこのヘンはノリがよくて楽しかった♪後ろのほうではいろいろあった？みたいだけど（笑）
●MCはいつもの「久しぶりじゃないか」から始まる。
「かっこいい！」「かわいい！」とかのたくさんの声にさわおさん、「もう、さばききれないから」
そしたら誰かが「まだまだやなー」って言って、さわおさんが「ぶっ殺す！」「絶対ぶっ殺す！」（笑）
あーもう、何回でもぶっ殺しちゃってください。笑いながらもちょっとムカついた。おまえは何様や〜（笑）
最後のほうでも「ありがとう〜」「もっと歌って〜」とかの声に混じって「いっそ殺して〜」って声が。
「さすがに今のはひいたよ（笑）」と言われたさわおさんに同感！
声が飛ぶのはイヤじゃなかったけど、センスがないのがいくつかあった。大阪らしくないんちゃう？
●「昨日ここで髭ちゃんのライブがあっただろ？見に来た人いる？」
ぱらぱらと手が上がる。
「俺も見に来た！上で見てたんだけど最後に須藤君、あの（淳くん側のステージ横を指差して）スピーカーに乗って歌ったんだ！」（笑）
「それで今日ここに来てみたら、スピーカーに『ここに登らないでください』って紙が貼ってあんの」（爆）
お客さんから「登って〜」と言われ、「登るわけないだろ！須藤くんと同じ土俵で勝負しようとしたって勝てるわけないじゃん！」
「そんな彼らに捧げる歌を」と“シリアス・プラン”
●“CARNIVAL”や“Midnight Down”で盛り上がっていたら、「こんな古い曲で盛り上がってくれて嬉しいよ」って。
この西回りシリーズは京都から始まって、高知・松山・米子・岡山ときて今日、ここ大阪。
「その10日の間で6曲、歌詞は3曲半できたんだ」（拍手〜「聞かせてー」と声が飛ぶ）
さわおさん、コードと歌詞を小声で確認しながら「だって今朝できたばっかりだぞ」と。
そして弾き語りで聴かせてくれたその曲は切ないラブソングで、「明日で世界が終わるなら すぐにキミに会いたい〜♪」「最初で最後のメロディー♪」みたいな歌詞だった。
ツアー回りながらも曲ができるんだね。凄いね。
●「ささやかだけどいいことがあったんだ」またオムライス話じゃないよね（笑）
「この間キャンペーンで大阪に来た時、どこかの局の玄関でチュートリアルの福田君とすれ違ったんだ。そのとき彼はひとりで・・・・ひとりなんだ〜それ、普通なの？すげえな、大阪！」
「駅でもブラックマヨネーズの小杉君を見たよ。そのときもひとりだった。いいの、ひとりで！大阪ってすげえなー」（爆）
京都のときのさまぁ〜ず話といい、お笑いが好きなさわおさん（笑）
●そうやって大阪を盛り上げてくれるさわおさんに反して、淳君は「さっきコンビニに行ったら、買い物している間に傘を盗まれた。イヤな町だ」(笑）いや笑えんね・・
Peeちゃんとしんちゃんは「台風きてるけど負けないようについてきてね」って。京都に比べて口数が少なかった。
●「ピロウズなんかのワンマンに来ている変わり者のおまえらに（笑）、心を込めて」と“BOAT HOUSE”
そうか、そういえばこの曲、バスターズへのラブソングにも聞こえるね。
「いつか僕がマトモになれたら 家を壊して舟を作ろう♪」
そう思って聴いていたら歌詞にじ〜んとなって、
「たった一人の理解者 ありがとうキミが好きだよ・・・♪」
のところでひとりで照れてた。（あほやん）
●“プレジャー・ソング”はいいなあ。
特別目新しい歌詞はないし素直な曲調だけど、さわおさんが歌うと心に沁みてくる。
今までのさわおさんがバンドマンとして生きてきて感じてきたいろいろな思いやこれからへの希望を感じてしまうよ。
●“YOUNGSTER(Kent Arrow)”は今日もバッチリ決まった！わたしとしては京都よりハンドクラップがうまくいった。京都ではみんなの手を見惚れちゃって出遅れたもんね。盛り上がるね〜
●アンコールで再登場したさわおさん。最前の子の頭を空手チョップ。
俺もしばいて〜！という声があちこちから飛んで、「みんな、そっちか？」（笑）
いや、うらやましいって。
●“Calvero”
フロントの3人がそれぞれギター・ベースを立てて演奏、めちゃかっこいい！
モッシュゾーンはさらに加速度がかかって弾けて、足がつりそうになった。（ああ、情けない）
8月発売予定の“Ladybird girl”
去年の12月にも歌ってたから、（新曲）ってつけてあげな〜い。
ところで「ladybird」＝「ladybug」、って「テントウムシ」のことなんだってね。ふむふむ（何）
●“WAITING AT THE BUSSTOP”でおお盛り上がりして、そのあと「遊び足りないなら、また遊んでやるよ！」と追加公演のことを話してかっこよく去っていったさわおさん。
SEの「YOUNGSTER(Kent Arrow)」の大合唱とハンドクラップが終わっても鳴りやまない拍手。
しぶしぶ(笑)出てきたさわおさん、「せっかくかっこよく決まったのに…みんな早く帰れよ！」(爆)
「遊び足りないのー！！」と叫ぶ人が。
「悪い言葉教えちゃったな（笑）」
再々登場に今日最高の押しがきて、そして揺り戻しが来て後ろ向きに倒れそうになったのを周りの子と支えあって踏ん張った。
でもわたしの前2列の子たちはとうとう将棋倒しになってひっくり返ってしまい、みんなで助け起こした。
倒れたほうも助けるほうも満面の笑顔だった。（やっぱりそっちか？ 笑）
みんなが立ち上がったのを見届けてさわおさんが歌い始めた曲は……
“ハイブリッドレインボウ”！！
嬉しくて目から汗が・・・久しぶりじゃないかー！！
やっぱりピロウズはバスターズの中でもまれて見るのが最高だ。（new big bang tourのときにちょっと懲りた）
ライブ後携帯を見たら、9/10の追加公演の当選メールが！！
わーーーい♪
またさわおさんに遊んでもらえるよ〜♪♪
帰りの梅田駅で電車に飛び乗ったらとうとう足がつったけど、幸せな痛みだった。（やっぱりそっちかも・・・）
KEIKOさん、チケット本当にありがとうございました！
またウィンターランドでお会いしましょう。
