星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

SETSTOCK'07@国営備北丘陵公園(7/22)


次男と共に3回目のセットストックへ。

朝6時半に集合場所へ行くと受付は長蛇の列。去年と大違いだ。

案内されたバスは5号車だった。お久しぶりにお会いしたそら。さんも同じバスだった。

7時出発予定が結局出発したのは7時半。



2回の休憩をはさみながら11時半に現地に着いた。

ここでも長蛇の列。しかも折れ曲がってるし。


開場の列より、オフィシャルグッズ購入の列より、はるかに長かったのはバンプの物販の列だった。噂では3時間待ちだったらしい。ほんまかいな。でもそれもうなずけるくらい凄かった。さすがだ、バンプ



開場に手間取り入ったときにはオープニングアクト1組目のPhilHarmoUniQueのライブはすでに終わっていた。


ひとまずWEST STAGEとEAST STAGEの間の丘の上に場所を確保。偶然kanaちゃんたちとも再会。


軽い昼食を慌てて終えて、休憩するという息子を残しすでに始まっているWEST STAGEへと走った。(セットリストは今後追加予定)



BaseBall Bearオープニングアクト


01.祭りのあと
02.ドラマチック
03.真夏の条件
04.ELECTRIC SUMMER


前から見たかったBBB。

WEST STAGEはEASTに比べて小規模ながら、オープニングアクトとは思えないくらいのお客さんがいて盛り上がりも凄かった。


秋にはウィンターランドでワンマンがあるはず。チケット取れたら行こうかな。

休憩しながら音だけ聴いていた息子も気に入ったようで、「あのバンドのCD借りてきて!」と。(買えよ)



FUNKY MONKEY BABYS オープニングアクト


めちゃ元気なステージだった。

タイトルわからないけど知っている曲も何曲か。

「来年もセットストックに出たーい!」(おーっ!!)

「来年はトリで出たーい!」(笑←失礼?)


01.GO!GO!ライダー
02.そのまんま東
03.Lovin' Life
04.ちっぽけな勇気
05.西日と影法師



本編が始まる前に前説。エアーギターのダイノジさんの登場で拍手喝采

絡んでたのは誰だったのかな?遠めでよくわからず。



Dragon Ash


01.Develop the music
02.Fly
03.Ivory
04.百合の咲く場所で
05.Fantasista
06.few lights till night
07.Life goes on


真っ赤な上下(上はNIKEのランニング)でKj登場。

かっこいい!確かRUSHBALLはトリだったはず。


「Fantasista」、やっぱり盛り上がるな。

次のチャットモンチーのために途中でWEST STAGEへ移動。「Life goes on」はスクリーンで見ていた。   



チャットモンチー


01.女子たちに明日はない
02.恋の煙
03.バスロマンス
04.世界が終わる夜に
05.飛び魚のバタフライ
06.シャングリラ


以前神戸で対バンライブを見て以来2回目のチャットモンチー

そのときのライブは息子に内緒だったので、

チャットモンチー、初見やな!」

と興奮気味の息子に「う、うん」と言葉を濁し、バレてないかヒヤヒヤ(笑)



ドラムの久美子ちゃんとギターボーカルのえっちゃんが、セットストックに来たもののそれはお笑いライブの舞台だった、という夢を見たという話。


久美子「まさにこの会場で、相方と二人で舞台に出てきて、最初はウケて良かったけど、だんだん微妙になっていった」

えりこ「かつみさゆりさんのさゆりさんの代わりに出ることになって、髪に花の付いたゴムをつけるところで終わりました。だから“ぼよよーん”はできなかったけど・・・ 楽しかった」(笑)


前方男子が多く、飛ぶ声も低音でおもしろかった。「ハナノユメ」が聴けなくてちょっと残念。



チャットモンチーの終わり頃から雨がパラつき始め、KENさんのライブのときには本降りに。

雨男がいるのかな?慌てて合羽を着込む。


KEN YOKOYAMA


01.Pressure
02.Jealous
03.Not Fooling Anyone
04.Winding Road
05.Summer of '99
06.How Many More Times
07.Can't Take My Eyes Off Of You
08.Believer   





相変わらず熱い男子ファン多し。かっこいいもんねー!

今日初めてのダイブが起こり、スタッフさんが走り回っておられた。

丘の上から見ているだけでもモッシュゾーンの盛り上がりが伝わってきた。


KENさんが終わったら雨、やんじゃったよ。やっぱりメンバーの誰かが雨男?

ピロウズのときに、また降ったりして・・・



フジファブリック


01.TAIFU
02.Surfer King
03.パッション・フルーツ
04.陽炎
05.銀河


6月のワンマンに行けなかったので、今日はガッツリ見ようとはりきってできるだけ前へ行った。

キーボードが濡れると感電するとかで、濡れないように金澤くんの上だけ大きなビニールテントが掲げられていた。

それを見た志村くん「祭られてるね(笑)」と。


「Surfer King」聴くの2回目だけど、金澤くん間奏のところでトランペットを吹いておられた。

えー?前もそうだったっけ?器用なお方やなあ。 この曲、ライブで聴くとめちゃ楽しい♪

確か11月頃からまたツアーに回ると言われてたから、今度こそ行かなくちゃ。



ELLEGARDEN


01.ジターバグ
02.Space Sonic
03.Salamander
04.Fire Cracker
05.The Autumn Song
06.Supernova
07.Acropolis
08.Red Hot
09.Make A Wish


ライブのたびにファンが増えているような。

今日もエルレTの子が圧倒的に多かった。

エルレT、買ったばっかりのバンプのタオル、腕にはピロウズのリストバンドって子もいて、「あ、わたしみたい」と思った。バンプの物販の列には並ぶ根性はなかったけど。


後ろの芝生で、遠いのでほとんどスクリーンで見ている状態だったけど、周りの子たちもグループでモッシュしていたりして、こちらまで楽しくなった。

ピロウズのFC先行で、名古屋のエルレ(対バンがピロウズ)のチケットが取れなかったことを思い出して悔しさが蘇った。


セットリストは帰りのバスの中でそら。さんとふたりで思い出したもの。曲順は怪しい。



◆銀杏BOYS


01.あいどんわなだい
02.NO FUTURE NO CRY
03.夢で逢えたら/BABY BABY
04.光
05.僕たちは世界を変えることができない



わたしと息子ふたりとも怖いもの見たさ状態(笑)

峯田さんの数々の武勇伝を聞いていたので、どんなライブなのか、想像だけが膨らんで・・・

「怖いから後ろで見る」と言っていた息子なのに、みんなが前詰めし始めるとどんどん前に。
おーい、待ってくれ〜(笑)


始まる前からお客さんのテンションが高く、oiコールや峯田コール、果てはメンバー全員のコールが始まって・・・


最初メンバー3人が大きな拍手で迎えられて登場。


そのあとで峯田コールで・・・峯田さん、海パン1枚で登場(爆)しかも頭からびしょ濡れ???


「ロックで世界を変えるって言ってるやつだいるけど・・」と某バンドへの発言から始まる。

「おれたちは野外フェスではブラックリストに載ってるから(爆)・・・なのに呼んでもらってありがとうセットストック!」(拍手〜)


初めて見た銀杏のステージは・・・なんかうまく言えないけど、全身で何かを伝えようとしてくれて、その熱に焼かれそうだった。

前に峯田さんがフェスで裸になって書類送検されたことがあって(ブラックリストはここから?)、それを聞いてわたしは「あほやな」って思ったけど、そうじゃないんだ。峯田さんにとっては洋服脱ぐのもよだれ垂らして歌うのも、生きてくことも一緒なんだな、と思った。


「光」を歌い始めたときに、雨上がりの雲の隙間から光が射してきて、不思議な感覚だった。

やっぱり峯田さんは何か持っているひとなのだろう。



ザ・クロマニヨンズ


次のピロウズのために反対側のSTAGEに早々と向かい、スクリーンでしか見れなかった。ごめんなさい。

ヒロトさんのよく通る声と、最後引き上げていかれるときの半○ツが印象的だった。


セットリストはよそ様からのもらい物です。


01.クロマニヨン・ストンプ
02.エレキギター
03.チンパンマン
04.紙飛行機
05.ギリギリガガンガン
06.歩くチブ
07.タリホー
08.弾丸ロック





このあと、以前からお会いしたかったchimiさんとお会いできた。ネット上でのお付き合いはもうずいぶん長いのに。やっと会えましたね!


「ピンクのTシャツ着てます!」

って言われて、このピンクを探していたら、このピンクだった。そりゃなかなかわからなかったはずだ。日本語って難しい。



the pillows


01.ストレンジカメレオン
02.MY FOOT
03.Ladybird Girl
04.サードアイ
05.スケアクロウ
06.ハイブリットレインボウ


いきなりそうくるか!とドギモを抜かれた。

野外フェスでピロウズを見るのは初めてで、どの曲から入るのかドキドキしていた。


さわおさんがギター抱えて飛ぶたびに、あちこちから歓声が聞こえた。


3曲目が終わったくらいのところでさわおさん、

「急がないとバンプに間に合わないよ」(笑)

と。お得意の自虐ネタ。


いや〜、それだったらこんな前にいませんから(笑)


ピロウズは野外フェスだと雨のことが多かったけど・・・今日は大丈夫だね。今までとは何かが違う!(笑)」



ラストは「ハイブリットレインボウ」

そうか、これはお祭り(フェス)バージョンのセトリだな。新曲(Ladybird Girl)はやってくれたけど。


盛り上がって楽しかったけど、あっという間に終わっちゃった。もの足りなーい(笑)

フェスの途中のバンドでは珍しくアンコールの拍手が起こった。みんな同じ気持ちだったんだね。




そしてトリはバンプ

ライブ見るの、去年の2月以来。約1年半の潜伏期間を経てのライブ再会。

そんなときってステージ出るとき足が震えたりしないのだろうか、なんて思いながら出番を待った。


BUMP OF CHICKEN


01.乗車券
02.涙のふるさと
03.真っ赤な空を見ただろうか
04.ギルド
05.天体観測
06.ガラスのブルース
07.supernova


En
01.ダイヤモンド


やっぱり藤くんは麦藁帽子!

あとは遠すぎて見えない。

スクリーンも今いる場所からは斜めになっていてよくわからない。


バンプが出てきた途端、「もっと前に行ったらよかったかな」とちょっと後悔した。


久々の藤くんの声。そういえば最初にSETSTOCKに参加したのもバンプ見たさからだった。

それどころじゃない、わたしがネットを始めたのも、ブログを始めたのも、シロップやピロウズを知ったのも、たくさんのネット上の若い人と知り合うことができたのも、すべては藤くんの声から始まったんだ。

彼の声を聴きながらじ〜んとして涙ぐみそうになった。


「涙のふるさと」「真っ赤な空を見ただろうか」をライブで聴くのは初めて。つかライブがなかったのか。


「天体観測」はさすがに盛り上がった。

ガラスのブルース」はもう10年以上も大事に大事に歌っている曲だよね。


 命のカケラも燃やし尽くしてしまったね
 得意のブルースも聴けないね


のフレーズ、今までなら藤くんは歌をやめて耳に手を当ててみんなが歌うのを聞いてくれてたんだけど、この日は違った。

小さい声で歌いながら、みんなの歌う声を聞いて「ありがと」と。


もしかして歌ってくれるか不安だった?


『MUSICA』という雑誌のインタビューを思い出して切なくなった。


「今年に入ってから寂しくなったの、急に。忘れられちゃうのかな?と思って凄い寂しくなって、泣きそうになった」


って。寂しくなって泣きそうになったのはこっちですから(笑)

みんなの歌声が藤くんに届いたよね。ちゃまにもヒロにも升くんにも。


前説のひとが言ってた、「おかえりなさい!バンプオブチキン!!」の言葉も思い出した。


「supernova」ではかなり歌詞を変えてて、それはアドリブだったのか、時々歌詞が出にくそうなときがあってハラハラした。もうすっかりお母さん気分で久々のステージを見終えた。


・・・と思ったら、ないと思っていたアンコール!何やるんだろ、とドキドキ。


じゃら〜んとギターをかき鳴らし、

 
 何回転んだって いいさ・・・


ぎゃーっ!!「ダイヤモンド」!?


あまりの嬉しさに思わず叫んだ。次男が隣で怪訝な顔をしてた。

以前この曲にどれだけ励まされたか、背中を押されたかわからない。

「この人(藤くん)、こんな若さでよくあんな歌詞が書けるなあ」と驚いたものだった。


バンプの元気な姿が見れて、思わぬ曲も聴けて、大満足のうちにSETSTOCK'07が終了。


大きな花火を見ながら帰途についた。来年も来れるかな?