星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

the pillows Wake up!Tour 追加公演@なんばHatch (9/10)

ブログを書き始めて2年半。今までで一番難しいレポになりそう。

書きたいことが溢れているのに書けない…

だって書いちゃうとこれからライブに行く人、つまんないよ。
推理小説を読もうとページをめくったら、1ページめに犯人の名前が書いてあるようなもんだよ?

それでもなんとかうまく書けたらいいな。書きたいんだ。


派手なセットでピロウズらしくない、今回限りと聞いてほっとした、という声が多くてそれは同感なんだけど……


わたしは今日とても楽しかった!


何よりさわおさんの声が絶好調だった!


Peeちゃんのギターに今までで一番感動した!


内緒にしてごめんやけど、あのセットの仕掛けを見たときわたしは、「ぎゃー!」と叫んでから「きゃはは!」とばか笑いして、そのあとじんわり泣けてきた。


こんなの見せて驚かせたかったんだ。


平均年齢41歳のバンドが本気で遊んでくれたんだ。


そして、ピロウズのメンバーの、バスターズへの愛を感じたよ。


こんなこと思うわたしって変?まー、ピロウズに惚れちゃってるから勘弁してください。



昨日帰りの電車の中で、携帯から某所(ぶっちゃけmixi)にアップした日記。

ライブの余韻さめやらぬ状態で書くとろくなこと書かんな。

でもネタバレしないように収めようと思ったら、これで十分かもしれない。


以上!




・・・では収まらないのがわたしの性分。

名古屋ライブやらよそ様のレポやらで既出のことや、ご当地MCだけでも書いておくことにしよう。

それにセットリスト。後半戦はセットリストにはあまりこだわらなくていいような気がするよ。

名古屋と同じセットリストでした。見たくない人はこの辺で「サヨナラ バイバイ〜♪」しちゃってください。



<セットリスト>


01.Wake up! dodo
02.Skinny Blues
03.I know you
04.ターミナル ヘヴンズ ロック
05.プロポーズ
06.空中レジスタ
07.Ladybird Girl
08.シリアス プラン
09.プライベートキングダム
10.つよがり
11.Like A Lovesong(Back To Back)
12.MY FOOT
13.Black Sheep
14.BOAT HOUSE
15.GIRLS DON'T CRY
16.Midnight Down
17.サードアイ
18.Century Creepers
19.プレジャーソング
20.LITTLE BUSTERS
21.YOUNGSTER(Kent Arrow)
22.ROCK'N ROLL SINNERS


En.01
01.Ride on shooting star
02.スケアクロウ
03.Sweet Baggy Days


SE:YOUNGSTER(Kent Arrow)


En.02
01.Advice



後半戦の特徴はステージセットとライティング。

噂はAXのライブあたりから聞いていて、どんなんやろと楽しみな反面、妙にきらびやかな歌謡ショーみたいなんだったらいややな、と思っていた。

でもそれは杞憂だった。


出てくるセット、出てくる演出が楽しくておもしろくて、ずーっとニヤニヤしていた。



●ベースの淳くんの後ろにあるアンプの上に、今話題の(?)400%バスターくんを発見。

途中のMCでシンちゃんは彼(♂?)のことを「オレンジのひと」って呼んでいた。


●『Ladybird Girl』のことを「恋するテントウムシ!」と。
後半戦から追加で販売されているレディバTシャツがかわいい!

 



●後ろのセットを指差し、「こんなセット、今回限りだから。・・・でも20周年のときまたやったりして・・・使い回しで」(爆)



●18年のピロウズの歴史始まって以来のその華やかなセットにさわおさん、思わず撮った写メをMr.ChildrenのJENさんに送ったそうだ。

でもよく考えるとMr.Childrenはその頃、日産スタジアムの豪華なステージで2日間のライブを行い、何万人ものお客さんを集めていたことを思い出した。

ちょっと後悔していたら返信が来て、「すごいねえ」と書いてあったメールに自分のへ○ヌードの画像が添付されていたんだ、って。

「ほんとだぞ!ねえ、真鍋くん?」ってふられたPeeちゃん、大きくうなづく。

そのとき会場から「見せてー!!」と叫ぶ女の子が。

思わずさわおさん絶句して、「話すのもどうかと迷ったのに・・・おまえら・・」とあきれ顔だった。



●「ここハッチも・・・ゼップも・・・俺たちには大きすぎるんだ!」と。

“そんなことないよー”と声が飛ぶ。


「つよがりを言ってもいいかな?」

大歓声!


この『つよがり』が・・・さわおさんの声がよく伸びて聴き惚れていたら、間奏のPeeちゃんのギターが・・・・・


凄い?

やばい?

なんて表現したらいいんだ?

前にラジオでPeeちゃんが、「ギター1本で泣かせるようになりたいです」って言われてたのを思い出した。

音を聴いて鳥肌が立ち、弾いている手を見てぶわっと髪の毛が逆立ちそうになった。

昨日でまたPeeちゃんファンが増えたに違いない。



●「ピロウズが好きだなんていう変わり者のおまえらに3曲送ります」と『Black Sheep』〜『GIRLS DON'T CRY』を。

サマソニシンディ・ローパーを見たとき1曲だけアレンジを変えてて、それが好きな曲だったからがっかりした、「今日はそれを俺たちがやります」(笑)と言いながらも、「この前これやったとき古い曲過ぎて、変わってるのわからなくて大丈夫だったみたい」と。

いえ、全然違う曲になってますよ。死にそうなほど欝な曲なのに踊りそうになったりして(笑)



●時々曲の間に“さわおさーん”、“シンちゃーん”と声が飛んでいたんだけど、一度“さわお〜〜〜”と調子のはずれた声が。

「ん?おふくろか?」(笑)

「仕送りが足りないって?」(爆)


●その話のあと紹介されたベースの淳くん、「僕はおふくろじゃなくて親父の話で」(笑)

「うちの親父、ピロウズが大好きなんですよ(笑)

家に帰ったら“○日はどこでライブだ?”と聞かれるので、“う〜ん、どこだったかな?”と答えると、親父、A4の紙2枚貼ったスケジュール表出してきて・・

“○日はおまえら泊まりだな”、“ここは連続だけど山中くん大丈夫か?”だって」(爆)


淳くんのお父さん、素敵です!


●Peeちゃんはこの前のサマソニの話。

「会場近くに着いてびっくりしたんだけど、あのごみ焼却場!すごいねえ!!さすが大阪だ!」

と。舞洲に行かれた際にはぜひご覧ください(笑)


●シンちゃん、この日は高いところでよく見える。(主役はシンちゃん 笑)

「チケットがSOLD OUTとか聞くとライブに来たくてもチケット取れなかった人もいるんだろうな、と。

今日はSOLD OUTじゃありません!だからここにいるお客さんはみんなピロウズが大好きなひとばかりだと」


ちょっとわかりにくい表現でしたが気持ちは伝わりました(笑)



●『Midnight Down』のとききれいなスポットライトが当たり、声がよく伸びて気持ちよさそうに歌うさわおさん。声が出なくて歌えなかった神戸のライブでのこの曲を思い出して、ちょっと泣きそうになった。

さわおさん、やっぱり素敵だよー



●・・・・おっとー、このあとのことは自粛です。

このツアーが終わったらここに追記します。自分であとで読み返して思い出に浸るためにね。

   ↓ ↓ ↓ 







●最後のほうで2階から女の子が、“さわおさん、2階にも合図してー!”と。

さわおさんにははっきり聞こえなかったようで、「え?」という顔して1階のお客さんを見られた。

わたしとすぐ前の男の子ふたりで、2階のお客さんを必死で指差した。

さわおさんはじめメンバー全員2階を見上げたときの表情が、とっても優しかった。

2階にもたくさんバスターズが立って手を振っていて、“こっちもー”と。

「おまえら、○△×○・・・」
なんて言われたか聞き取れなかったけど、ちょっとさわおさんの素の顔を見たような気がした。


この空は開場を待ちながら見上げた空。

まわりには、ピロウズ大好きオーラをまとった変わり者がたくさんいて、とっても幸せな気分だった。



ライブ後わたしのすぐ前にいた女の子が振り向いて、「何回も足を踏んじゃってごめんなさい・・」と。

いえいえ、わたしの足があなたの足の下に入っただけなんだよ。


何度ライブに行ってもこんな幸せな気分にさせてくれる、素敵なバスターズと素敵なバンドにありがとう。