心に咲いた希望は 疑わないで育ててきたんだ
三体のでっかいバルーンバスターくん。
懐かしいーーー!!
あるひとに、「凶暴そうなのにかわいい?」って聞かれたけど・・・
かわいいよね?
かわいいの!!(笑)
そしてメンバーのコラム。
『山中さわおの「機嫌がいいのだ」』
今回のコラムは、ピロウズファンだけじゃなく、ライブ大好きなひとに読んでほしいと思い、一部転記します。
何人かのバスターズが同じようにこの文章をアップされていた。
みんな同じ思いなんだね。
ウェイクアップツアーが終了した!!長かった!!参加してくれた沢山のバスターズ、ありがとう!!幸せでした。
今回のツアーは色々考えさせられたなぁ。人気出るってどういう事だろうとか。ピロウズがどうなりたいか伝える必要や方法があるだろうか?とかね。誤解のないように最初に断言しておくけど、人気は出たい。色んな人達(それは年齢が上でも下でも、激しいロック寄りでもソフトなポップ寄りでも)に、"良い音楽だから好き"と言われたい。そりゃそうだ!ウェイクアップはそういうアルバムだ。"ロックに目覚めろ!ピロウズミュージックに目覚めてくれ!"がテーマだったし。
望み通り急激に新しく"目覚めた"ファンが増えた。それは今年って言うより、ここ2〜3年で加速して、積み上げた感はある。バンドの過度期みたいな時期が随分長く持続してるなぁと思う。それは素晴らしく喜ばしい事だが戸惑う場合もあったんだ。人気が薄い時って、単純に人数が少ないから、ライブでのみんなのノリが、気分が、揃い易く感じてた。・・・また誤解のないように言っておくけど(笑)全員で振り付けのようなお約束ばかり望んでる訳じゃないぞ?当たり前だが。
でも気分が合うのは大切だ。オレにとっては。あぁ〜難しいな。難しい!聴いてほしいのに騒いでる、逆にノッてほしいのにボンヤリしてる、歌ってほしいのに歌わない、黙っててほしいのに歌ってる、泣きそうになってるのに笑われてる・・・。
気分が合わないライブは孤独だ。気分が合うとたまらなく熱くなる。小さいライブハウスの方が良い〜なんて単純な話じゃない。デカくても気分が合う最高なステージを何度も体験した。・・・って知ってるか!(笑)昔は良かった〜って話でも全くないぞ!?そんなんじゃない。今の方が全然良い事が多い。
ただ・・・贅沢なんだオレ。欲張りなんだな。戸惑ってる何かが胸にモヤモヤあるんだな(笑)初対面の人間が何千人も集まる訳だから当然簡単に"お友達"になれる訳がない。そんなのある意味気持ち悪いし、オレ自身そんなの無理だ。でもそこをピロウズマジックで、瞬間でも良いから気持ちを一つにしたいんだよね。その魔法がバッチリかかった夜は幸せだった!すぐ魔法が解けた夜は悔しかった。こっちが未熟なせいもあるしな。
「聴いてほしいのに騒いでる、逆にノッてほしいのにボンヤリしてる、歌ってほしいのに歌わない、黙っててほしいのに歌ってる、泣きそうになってるのに笑われてる・・・。」
ああ、そうなんだ。そうだよね。
「小さいライブハウスの方が良い〜なんて単純な話じゃない。デカくても気分が合う最高なステージを何度も体験した。・・・って知ってるか!(笑)昔は良かった〜って話でも全くないぞ!?そんなんじゃない。今の方が全然良い事が多い。」
そうか、ちょっと耳が痛い部分もあるよ。
さわおさんの言われてることって、さわおさんだけではない、ピロウズだけでもない、すべてのバンドマンが感じてることじゃないのか?
そして聴き手であるわたしたちだって同じように感じることがしょっちゅうある。
長〜いツアーで、いろんなハコで何回も何回も同じ曲をやっても、1回として同じものはなかったんだろうな。
ライブやってて孤独を感じることがあるなんて想像もつかなかった。
アウェイのライブで聴いているほうはたまに感じることがあるけど(笑)
ライブは同じ時、同じ空間を共有しているひとたちがみんなでつくるもの。ますますその思いを強くした。
ライブやるバンドマンも、お客さんも、音楽を媒介にして繋がったり熱くなったり、そんなライブは最高だもんね。
「ピロウズマジックで、瞬間でも良いから気持ちを一つにしたいんだよね」
わたしはその魔法にかかったままだよ。
そしてまた次の魔法をかけてもらいに行くから、よろしくね。
タイトル曲:プレジャー・ソング/the pillows