星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

ランクヘッド「ジェットストリームアタックチャ〜ンス!!」@神戸VARIT(11/22)

仕事を必死で終わらせてVARITへ。


神戸VARITといえばちょうど2年前に初めてランクのライブを見たところ。(セカイランクツアー)


あの日も寒い日だった。開場待ちしていてとんぴ〜さんと知り合った日。懐かしいー!とんぴ〜元気かな?


そうして考えてみると、神戸でランクがワンマンやるの、初めてだって気づいた。





<セットリスト>

01.ギグル
02.奇跡
03.ガラス玉
04.不安と夢
05.白濁
06.パラドクサル
07.千川通りは夕風だった
08.夜行バス
09.眠れない夜のこと
10.ヘヴンズドア
11.夏の匂い
12.音
13.HEART BEATER
14.優暮
15.インディゴ
16.きらりいろ
17.カナリアボックス
18.僕らは生きる


En
01.クローバー
02.桜日和
03.ハイライト
04.体温



(セットリストはいただきものです)



地元だからお休みも取らなくていいし帰りも楽なんだけど、駆け込みで行くとしばらく気持ちの切り替えができず、なかなかライブに集中できないんだよね。(前にも経験済み)


前半なかなかノリ切れず、それに音が大きすぎというか、バランスがちょっと悪い気がした。


お客さんは若い人が多い。おとなしいというか、最初みんな、バンドもお客さんも硬かったような感じがした。


でも『千川通り〜』が好きな曲だったこともあり、どんどんテンションが上がっていった。

小高くんは「たまーにはー こうべ〜〜♪」と叫んでいた。



そして、『夜行バス』〜 『眠れない夜のこと』の流れがすごくよかった!




『夏の匂い』もいい曲だなあ。いまさらやけど。うちの次男がこの曲聴いて「この曲ヤバい!!」ってCD借りに行ってたわ。

『夏の匂い』のあと、「さっくん汗かいてへんもんな。今日あんまりギラギラしてへんやん」と小高くん。

「『夏の匂い』で汗ベトベトしとったら逆に嫌やろ!」とさっくん

小高くんは「若い頃はもっとオイリーだったのに、最近じゃすぐ肌が乾燥するよー」と。この話、自分のことのようでドキドキして聞いていた(笑)




神戸での初めてのワンマン。

「2年前だっけ?ここに来たの。セカイイチと一緒だった!
あのとき来てたひと、いる?」

もちろんまっすぐ手を挙げた。わたしの見える範囲では5〜6人?(後ろにもっといたかも)


「おおっ!いるね!・・・でもあのときいた他のやつらはどこ行ったんだ?(笑)
若いバンドのほうにいっちまったんか?移り気やからなあ・・・」




小高くん「神戸は昔、恋人が住んどった街でね・・・」(へえ〜〜〜)

さっくん「バイクで東京から会いに来てたよね?」(おーーー)

小高くん「若かった・・・」(笑)


よく南京町とかに行ったそうだ。



こっちであった誰だったかのライブにシークレットで出演するとき、ブルース・リーの『死亡遊戯』に出てくる悪役の扮装して出るのに、その黄色い衣装を神戸のとある店で買ったとか。
センター街にあるあそこかなあ、と思いながら聞いていたが、その映画の話を熱く語られてもみんなわからず微妙な雰囲気に(笑)



だから(?)小高くん、「おとなしいぞー、神戸!無理やり盛り上げていくぞーー!!」と『HEART BEATER』




そしてさっくん、「今日は11月22日、いい夫婦の日!言い換えていいニャンニャンの日!」(意味不明 笑)


とみんなで「ニャンニャン!」の練習を。手振り付き、こんな感じ→p(^^)q


みんな言い声出てたねえ、さっくん嬉しそうだった。




カナリアボックス』

盛り上がって前のほうでこの日初めてと言っていいくらいのプチモッシュが起こり、周りの子たちも満面の笑顔で飛んでいて、 わたしも気づいたらどんどん前に行き、あっという間に小高くんの前4列目に。




そして『僕らは生きる』

ハンドマイクで熱唱。

「海よ 星よ空よ〜♪」とみんなで唄った。


小高くん身を乗り出しお客さんの頭を支えにしたり、手を握り合ったり。

わたしも目いっぱい手を伸ばして左手に触った。


それからステージ右側にある金網の柵に登ってさらに熱唱。

ヒヤヒヤしながらもそこから飛び降りたらまりこはんやで!(ミドリの)と思いながら、感動しながら見ていた。


最後にはお客さんにマイクを預けてさらに柵をつたって、フロアの階段を登ったところにある2階(?)に着地。そこからステージ横の入り口に消えて行った。


ステージでは残った3人で演奏が続いていて小高くんが戻ってくるまでみんなで唄い続けた。


熱を残して本編終了。




アンコールの拍手は・・・・「ニャンニャン」コール(笑)


龍くんがカメラ片手に再登場。

「いいねえ、ここはアリーナもスタンドもあるし・・・2階席盛り上がってるかー!?」 (笑)


いきなりふられたお客さん、固まって反応できず(笑)


「・・・関係者ばっかりだな!」(爆)


他の3人も登場。


壮くん「すごいねーニャンニャンコール!“ニャンニャン”って言ったらいいの?」

と、壮くんが「ニャンニャン!」って言ったら


みんなで「ニャンニャン!!」

「うわ〜〜〜すげえ!くらーっと来たー!」(爆)


そして壮くんのアドリブで神戸の唄。

「こうべぇ〜〜〜百万ドルの夜景は〜きれい〜だ〜♪」とスローバラード風。微妙だ(笑)




アンコールで聴いた4曲、すごくよかった!!


特に『体温』



 キミが生きているということが ただもうそれだけで
 こんなにもこんなにも 心が震えて涙が出ることの
 意味とか理由とかそんなものは知らない

 

よかったなーーー、涙出そうだった・・・

ほんとにこの『体温』が聴けただけでも今日ここに来てよかった、と思った。




ステージを去るとき小高くんがフロアに撒いた水が目に入って、思わず目をつむった。

目が開けられないまま拍手をしようと、両手を挙げたわたしの左手に飛び込んできたもの。





「?????」

小高くんが投げてくれたペットボトルだった。ちょっとゆがんでいる。

目をつむっていたので小高くんが投げたのが見えなかった。

だから空中戦を制したわけじゃなくまったくの偶然。


呆然とペットボトルを見つめていたら、隣の女の子が「いいなあ・・・ちょっと触らせてください!」と。


こんなわたしがもらっちゃっていいのかな、と少々気後れしながらも、大切に持って帰った。





この日もいろんなひとに出会えたよ。


ライブ前に声かけてくださったゆずさん。ありがとうございました!お母様(←看護学校時代の同級生)より美人さんです!


それからお話できなかったけどとわちゃん。元気だしてね。


ライブハウス前で待ちきれずごめんなさい、でした、みっちぃとあーみさん。
またお会いしましょうね!


そして半年ぶりくらいに会えたkanaちゃん。三好食堂、おいしかったです!

また一緒に飲もうね。ライブにも行こうね。




「あなたに会えてよかった 泣いて笑えてよかった〜♪」
 

寒い夜、ほろ酔いのわたしは『カナリアボックス』を口ずさみながら帰った。

(知らない人からすると、かなりアブナイ酔っ払いおばさんだったことでしょう)