星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 GOING UNDER GROUND さかさまワールドツアー ダブルス@岡山CRAZYMAMA KINGDOM(11/30)

w/the pillows


この前のイベントでGOING UNDER GROUNDを見て気に入って、新しいアルバムがとてもよくて、またライブに行きたいと思っていた。

それがお隣岡山で、しかもダブルスのお相手がピロウズ
わかった時点でチケットを取りに走った。


ライブ休暇のはじまりがGOING&ピロウズなんて幸せだなー。

倉敷観光から戻ってからwakiさんと待ち合わせをして路面電車に乗ってキングダムへ。

路面電車に乗るなんて初めて。それだけでテンションが上がった(笑)


チケットに同封された地図を見てもキングダムの場所がわからずあらかじめ電話して聞いていたが、方向音痴のわたしひとりではたどり着けなかったと思う。(目印のコンビニがわかりにくかった)wakiさん、ありがとう!!



クレイジーママキングダムは、住宅街の中にある雑居ビルの4階にあった。

そのビルの前に着いても誰もいない。「?」と思っているとガードマンさんが、「隣の公園に集合してください」と。

数m離れた公園に行くと、若い人たちがすでに何人か待っておられた。

そこに整理券番号が書いたプラカードが立ててあり、その前で待機。
開場時間が近づくとスタッフさんが順番に先導してくれてさっきのビルに行って外階段をぞろぞろ上がっていった。なかなかおもしろい体験だった。



キングダムは500〜600人くらいのキャパ。もっと入るかな。

フロア中ほどに柵があった。フロア後方の横にドリンクコーナーがあって、少し高くなっているのでそこからもステージが見える。

天井が低いためかステージが低いのが惜しい。



お客さんは、思ったよりピロTの人が多かった。(半分くらいはいたかな?)

いつものようにボーカルマイク前、8列目くらいのところにスタンバイ。


ぼーっとしていたら誰かに肩を叩かれた。

振り返るとかわいいお嬢さんが微笑みながら「リンコさん・・・ですよね?」と。


岡山にお住まいのぽろろんさんだった。よくわかったねえ、とか言いながら開演まで並んで話をした。楽しかったよ、ありがとう!



数分遅れて開演。

ピロウズのライブ、めっちゃ久しぶりのような気がする・・・(違?)



以下、ネタバレあります。







the pillows



<セットリスト>


01.ノンフィクション
02.I think I can
03.RUSH
04.カーニバル
05.その未来は今
06.Tokyo Bambi(新曲)
07.Ladybird girl
08.Funny Bunny
09.Thank you,my twilight
10.サードアイ
11.TRIP DANCER
12.ハイブリッドレインボウ


(『その未来は今』はもっと後ろだったかも)


4人おそろいの色違いポロ+ネクタイ。


さわおさんのネクタイは赤と緑の斜めストライプ。あ、クリスマスバージョン?と思った(笑)



●1曲目、『ノンフィクション』のブレイクのところで、「こんばんは、the pillowsです!」

大きな歓声が上がった。


そして「GOING UNDER GROUNDのさかさまワールドツアー ダブルス、岡山担当はピロウズです!よろしくぅ〜!」と。



●お客さんから「おかえり〜」と言われたさわおさん、ちょっと首をひねって

「・・・違うだろ?(笑)全国行く先々で“ただいま〜”って言ったら演歌歌手みたいだぞ」って。



●『RUSH』!

初めてライブで聴けて嬉しかった。


前半、さわおさんの声が低めでちょっとだけ心配したけど後半になってからいつもの調子になった。絶好調のさわおさん。

「張り切りすぎてピック落としちゃったよ〜」と自分で1個ずつピックを拾ってマイクスタンドにつけておられてかわいかった(え)


●「今日初めてやる新曲を」と『Tokyo Bambi』!


レディバみたいなポップな明るい曲。

こういう曲が作れるってことは、さわおさん、いい恋してるんだろうな、と妄想(笑)



●自分の胸に手を当て、「俺、乳首大丈夫?」(笑)

「楽屋でストレッチやってたら妙に乳首が気になって真鍋くんに尋ねたら、“立派な乳首をお持ちですね”だって!

18年一緒にやってきて、なんでそこが敬語なんだよ!」(爆)

いや、そういう問題じゃあ・・・・(笑)


「俺基本的にノーブラなんだ!」(笑)


さわおさんが言うといやらしくないのは人徳?

Peeちゃん、後ろ向いてたけどひそかに爆笑してたよね?(笑)



●「暑いね〜」と髪の毛を気にしながら、「前にね、しゃべっているとき髪の毛が口に入ってぺっ、てしてたら・・・・俺、しゃべりすぎ?まあ、いいや」(笑)


抜け毛の話をしていたらファンのひとから手紙が来て、
「シャンプーは自然派のを使わないとだめです。○○(さわおさん愛用のシャンプー)じゃ、ダメです!」と達筆で書いてあり、自然派シャンプーが送られてきたそうだ。

「それを使ってみたんだけど、ホラ、おふくろが使っているような、泡立たない、匂いもよくないやつで・・・俺はハゲるまで○○を使うぞーーー!」(笑)



●「(GOINGの)素生くんに久しぶりに会ったんだけど、会うたびに貫禄が出てるねー。

こっちのほうが年上なのに反対みたいで敬語使いそうになって、“お疲れさまでした〜”・・・ちゃうちゃう!、みたいな」(笑)



●お客さんに向かって「この中でピロウズを知らなくてGOINGだけ見に来たひといる?」


え・・・


淳くん間髪いれずに「それは(手を)上げられんやろ!」と突っ込み。

「あ、そうか?」とさわおさん。そうだよ!(笑)


「この前出たシングルコレクション、9800円!たけえよなー(笑)高くて薦めにくいんだけど・・・見たやつ、いる?」

えーっと「買ったやつ」の間違いだよね?と思いながら挙手。


「少ね!(笑)・・・このへん(最前付近を指差し)のピロウズTシャツ着てるやつは“もう持ってる曲だから買いません”ってやつか?(笑)」

「レコード会社を移籍するとそこからはもう新譜が出ないから、ああいうのが出るんだよね。最初はどうでもいいと思ってたんだけど・・・さすがBOXというだけあって・・・なかなかいいんだよ!(笑)

見たやつどうだった?」

(「見た」っていうのはジャケットの話だったんだね)



お客さんから「バスターくんがかわいい!!」と声が飛ぶと、

「バスターくんがかわいい?俺とバスターくん、どっちがかわいい?」


さわおさん!」と笑いながらあちこちから声が飛ぶ。


真顔で「今度バスターくんに乳首つけてみようかな・・」(爆)


隣でPeeちゃんがまたまた爆笑していて、それを見てさらに大うけ!



●「久しぶりの曲やるよ」

とイントロへ。


『Thank you,my twilight』!


うわっ、ほんとに久しぶり!

またこの曲が良くて・・・さわおさんの声にうるっときちゃった。



●ラストは『ハイブリットレインボウ』


今まで、ライブでもう何度となく聴いているこの曲だけど、それらはすべてアルペジオVer.だった。(巷でバンプVer.と呼ばれているやつ)



だからさわおさんに、

「Can you feel!?」と叫ばれたときにはわーーーー、ついにキターーーー!!

と鳥肌が立った。



「Can you feel!?」

“イエィ〜!!”


「Can you feel!?」

“イエィ〜!!”


とレスポンスしながら、岡山まで来てよかったよー!!と泣きそうだった。





次のワンマン、早く見たい!という思いを残してピロウズ終了。

GOINGのファンの方が前に来られたのでちょっと下がる。




GOING UNDER GROUND



<セットリスト>


01.トレイントレイン(THE BLUE HEARTS)〜TRAIN
02.グラフティー
03.ショートバケーション
04.PLANET
05.さかさまワールド
06.LITTLE BUSTERS(the pillows)
07.ナカザのロック★
08.Holiday
09.STAND BY ME
10.トワイライト 

En.愛のうた


GOINGはライブになるとぐっとテンションが上がるんだね。CD聴いているだけではわからないなあ。



ドラムの河野くんから順にひとりずつ登場。

ベース石原くん→ギター中澤くんときて、次がなかなか出てこない。

ステージ上の3人がフロアに向かっておいでおいでしていると思ったら、なんとキーボードの洋一くんがフロアのまんなか、お客さんの間を縫ってしずしず登場(笑)

頭からタオルをかぶっていたので、最初誰も気づかなかったみたい。


そして最後は素生くんが普通に登場(笑)



●「ただいまー!・・・演歌歌手みたいでもいいです。帰ってきたぞー、オカヤマ!」(笑)

素生くんは微妙な色合いのジャージの上下。

「これ、俺の正装だから」(笑)


「おまえ、ずっとそれ着てるよな!」と中澤くんに突っ込まれていた。



●「高校時代から大好きなピロウズと対バンできて嬉しいです!」


以前からちょくちょくピロウズと対バンしたことがあったそうだ。

いつもピロウズと一緒のときは何かが起こるんだ、と。

デビュー直前の対バンのときはライブ3日前に洋一くんがハシカになってしまって、
「でも、おいどうする?って誰も言わなくて、対バンできるのが嬉しいから“しゃーねえなあ、4人でやろう”って」(笑)

初めてCDを買ったようなバンドとの対バンは舞い上がってしまい、いつも出来がよくないんだけど、「今日はいいみたいだ!」って。



●聴きたかった『PLANET』が聴けた!

この曲はこの前のFM802のイベントで初めて聴いて一目惚れして(ひと聴き惚れ?)、これが聴きたくて新譜の『おやすみモンスター』を買いに行った。

今日もとても素敵でした。


●「久しぶりの曲を・・・」と素生くん。あまり知らないからわかんないわ〜と思っていたら・・・



『LITTLE BUSTERS』だった!!


ピロウズのトリビュートアルバムでGOINGが歌ってくれたやつだよね!!

嬉しかった〜!歌ってくれてありがとう!


ピロウズに敬意を表してくれたのかな?と思った。



●『ナカザのロック★』のイントロのときだったか、すごくアガってきて思わず手拍子をしてしまった。

そしたら素生くん、わたしを指差して、「いいなあ、そこ!ハンドクラップ!」って一緒に手拍子を始めてくれた。


思わず惚れそうになった(単純でごめん)



●『トワイライト』も大好きな曲。イントロが始まったらお客さんから大きな拍手が起こった。



●アンコール。

「『おやすみモンスター』ができて、初めてこの5人でこれからもずっとバンドをやって行こうと思いました。

それまではもうやめよう、とか、逃げ出そうとか思ってました。

そしたらある日、タケヒロ(ドラム)が“曲作ってきた”って聴かせてくれて・・・

それを聴いて、“いったい俺は、何をやってるんだ、と”

その曲を最後に歌います」


『愛のうた』


わたしはGOINGの曲は最近聴きはじめたばかりで彼らの歩んできた道は何も知らないけれど、素生くんのMCを聞いて胸が熱くなった。

いろんなバンドが大好きな音楽を続けて行こうとしているけれど、それは大変なことなんだな。



改めて18年も続けているピロウズはすごい、最近若いバンドの対バンに呼ばれることが多いようだけど、目標にされるようになったのかな?とも思った。




初めての岡山でのライブはとても楽しかった。

お客さんの雰囲気もゆったりして温かかった。


またいつか遊びに来ます。ありがとう、岡山!