地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿にもどそう
支え合う心と明日への 希望を胸に
響きわたれぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように
これは、13年前の阪神淡路大震災の直後に、臼井真先生という小学校の先生が作られた「しあわせ運べるように」という歌です。
神戸のみんが元気になるように、という祈りをこめらられたそうで、今でも小学校、中学校で歌い継がれています。
わたしは「1月17日」と聞くとすぐに震災を思い出しますが、当時7歳と5歳だったふたりの息子はこの曲を聞くと思い出すそうです。
そして今でも歌えると。
あんな凄まじい生活をしていたときにも、歌が生まれていたのだなあ。
音楽の力って凄いなあ。
そんな音楽に、今も力をもらって生きている。
そんなことをぼんやり考えた、13年目の寒い夜。