星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

想う壺音泉!!其の二@梅田シャングリラ(6/4)

出演:sleepy.ab/つじあやの/湯川潮音





FM802のDJ土井コマキさんと、関西のプロモーター・清水音泉さんとの共同企画。

そういえば神戸スタクラであった清水音泉さん主催のイベントは“松原音泉”だった。

清水音泉”って素敵なネーミングだなあ。


前日にピロウズの出演するイベントに行ってなんとか気持ちは持ち直したものの、身体はふわふわしていてテンションがいつもより低い。

ならライブになんて行くなよ!って話だけどね、これはもうライブ依存症という病気かも。



開場を待っていたらばったりナナさんに遭遇。

お話しているうちに、ちょっと気持ちが盛り上がってきた。



開演。


フロア中ほどに造られた、即席のDJブースみたいなところにコマキさん登場。

お客さんにご挨拶されて、「もうひとりゲストをお招きしています」と。



コマキさんがおられるのと反対側の壁に吊り下げられたスクリーンに、なんとBEAT CRUSADERS のヒダカさん登場!


自分たちの宣伝を織り交ぜながら(笑)、湯川潮音さんの紹介を。

確か、「僕がここまで大きくした」みたいなことを言っておられたような。





湯川潮音


01.木漏れ日のアカペラ
02.風よ吹かないで
03.巻き貝とわたし
04.見つめてごらん
05.シェルブールの雨
06.when She Loved Me(?)
07.朝が終わる前の花(?)
08.明日になれば



(7・8曲めは違うかも)



湯川潮音さんはおととしの12月、神戸ウィンターランドでのperidotsとの対バンライブで初めて観た。


あのときはバックにアイリッシュハープ、ベース、フルートを従えて、冬の歌を歌ってくれた。



今日はひとりで弾き語り。

1曲目、いきなりアカペラで、その声の美しさに、気がついたら息を止めて聴いていた。


今日は雨の歌や初夏の歌。

季節感を大切にされているのだな、と思った。


「ヒダカさんとは2回ばかりすれ違ったことがあるのですが、お面をされていなかったので誰だかわかりませんでした」(笑)


そのときお面をもらったそうで、「今日持ってきたらよかったな」と残念そう。


7月に新しいアルバムが出るそうで、初めての自画像を油絵で描いたとか。


「毎日鏡に向って描いたのだけど、顔が変わるので難しかったの。

出来上がったら全然似てなくて・・・みんながあの人に似てる!って。

ほらあの・・・キャサリンと・・・」


2列目にいたわたしが隣のナナさんに“あ、友近?”と囁いたらそれが聞こえてしまい、

「そう!友近さん!」と微笑んだ潮音さんと目が合った。

あわわ、すみませんすみません(謝りたくなった 笑)



小柄なのに伸びやかな透明感のある声でとても気持ちよかった。






潮音さんのライブが終わったら、スリーピーの『ilm』や『Aufheben』が流れてきた。


彼らの世界に浸っていたら、再びスクリーンにヒダカさん登場。

「明日6/5は僕の40歳の誕生日です!」(笑)

「僕より10歳若い彼ら。ずっと前から北海道にいる彼らの噂を聞いていました。

早く僕もライブが見たいです」


と、スリーピーを紹介。ところどころ下ネタを交えながら(笑)




sleepy.ab


01.なんとなく
02.PAIN
03.賛歌
04.palette
05.sonar
06.ねむろ




前半、ギターのアレンジというか音が違う?と思いながら聴いていた。

山内くんのギターが変わったのでしょうか?(←よくわかっていない)




『PAIN』のある歌詞が妙に耳に残って、せっかくの『賛歌』に集中できなかった。ああ、もったいない・・・




『palette』はすごーく久しぶり。(去年1月の難波ロケッツ以来)

おもちゃ箱の中を転がすような間奏のギターの音がおもしろかった。




そして『sonar

ドラムの津波くんを凝視してしまった。

千手観音に見える(なんじゃそりゃ)


最後のほうの、


 夢に落ちて


というフレーズの成山くんの声に鳥肌が立った。


今日はなぜだか言葉が刺さる。




この日の成山くんのMCはグダグダで、田中くんが一生懸命フォローされていた。

なのに田中くんがかっこよく締めた、と思ったらまた成山くんが話し始めてしまい、

「昨日ね・・・あ、せっかく締めたあとだからやめよう。続きはミクシーで」


えーーー!そりゃ気になる!「昨日、なに〜?」


みんなの声が聞こえたのか成山くん、気を取り直して話し始める。


昨日大阪のツ○ヤにみんなでゲームソフトを買いに行ったらスリーピーのCDが置いてあるのを発見して、「見て見て!スリーピー!」とひとりずつ呼んでしまった、と成山くん。

POPまであって、「ブレイク必至!」と書いてあったそうだ。


「もうずいぶん前から“ブレイク必至!”と言われているような気がするけど(笑)・・・ガンバリマス!」




最後は『ねむろ』


もう終わっちゃうのか・・・と思って今日のねむろは寂しかった。


『メロディ』が聴きたい、『inside』が聴きたい・・・





セットチェンジの間に整理番号での抽選会。

プレゼンターはおとぎ話のボーカル有馬さん・・・のはずが飲みすぎてゲ○吐いて強制送還になったとかで、お詫びの手紙の文字だけ登場。


“さて次は!?”

“109番!”


みたいに(笑)


当選は3名さま。クジ運ないのではずれましたが、OTODAMAのチケットと、ビークルのトイレットペーパー(お面がプリントしてある)が欲しかったです。




つじあやの





・眠らない天使
・君にありがとう
・なんとなくなんとなく



スリーピーのあと脱力してしまったのと足が限界で、後ろに下がってトイレに並んでいるうちにヒダカさんがなんか喋ってつじあやのさん登場。


ウクレレ弾きながら、よく通る明るい声で。

頭がぼーっとしてきたので水分補給をして、後半は最後尾でしっかり聴いた。


最後は「一緒にいたら姉妹に間違われた」というコマキさんをステージに呼んで、コマキさんの音頭で『なんとなくなんとなく』の最後のフレーズを“ラララ〜”とみんなで合唱。

温かいライブだった。




ロビーに出たら物販のところにスリーピーの津波くん、田中くん、山内くんの3人がおられたのでご挨拶して、「東京のライブにも行きますね」とアピール。


成山くんにも会いたいなと思いながらも、体力も気力も限界だったのでもう帰ろう、と出口に向かおうとしたら成山くんが目の前に。



「ありがとうございます!」と握手をしたらもう胸がいっぱいになってしまった。

そのくせ「6曲なんて短い〜」って文句を言ってしまい、ああもう今日はろくな言葉が出て来ない、と後悔してやっぱりもう帰ろうと成山くんの顔を見たら、もう一度右手を差し出してくれたので2回目の握手。泣きそうだ。


「ありがとう。東京にも行きますね」って繰り返すだけで精一杯だった。



今日の自分はイケてないわー、せっかくのライブなのに・・・と苦い気持ちでシャングリラを出たら、ここに時々遊びに来てくださっているゆーこさんが待っていてくださって、初めてお会いできた。


michiさん、miwakitiさん、はんちゃん、みぎりんにも久しぶりに会えて、最後はいい気分で駅まで歩いた。


同じ音楽が好きなひとと出会えるのもライブの楽しみ。



きっと次こそは良い精神状態で。


ごめんなさい、そしてありがとう。(あー、わたしのほうがグダグダだ)