フラワーカンパニーズ スペシャルワンマンライブ@梅田シャングリラ(7/5)
フラカン@梅田シャングリラ2days。
7/4は『俺たちハタチ族・マンモスフラワー再発記念ライブ』で昔の曲だけやるライブ、7/5は現在進行形のライブということだった。
残念ながら1日目には行けず、2日目だけ行ってきた。
行こうかどうしようか迷っていたんだけど、5月のGOING KOBE'08で“この胸の中だけ”を初めて聴いて、このワンマンに行くことを決めた。
フラカンのワンマンは2年ぶり。『明日なき遁走』ツアー以来だ。
お客さんの年齢層もいろいろ。19年のキャリアは伊達じゃない。
19年も凄いけど、確か19年間メンバーが変わってないんじゃなかったっけ?
フロアに入ると“OTODAMA出演決定!”の貼紙があって、心が揺さぶられた。行かないって決めたのに・・・<セットリスト>
01.友達100万人
02.パンクはうまく踊れない
03.永遠の田舎者
04.馬鹿の最高
05.ふっとんでJUMP
06.LOVE ME DO
07.はぐれ者讃歌
08.どしゃぶり地獄
09.脳内百景
10.買い物へいこう
11.東京ヌードポエム
12.夕焼け
13.この胸の中だけ
14.少年
15.白眼充血絶叫楽団
16.NUDECORE ROCK'N'ROLL
17.フェイクでいこう
18.YES,FUTURE
En1
01.ああ今日も空振り
02.恋をしましょう
03.真冬の盆踊り
En2
04.東京タワー
En3
05.アイム・オールライト
いきなりマエさんの音頭(?)で「ミリオン!ミリオン!ミリオン!ミリオン!」
ひゃ〜、最初からこのテンション!ついて行けるかな〜〜
2曲くらい終わってマエさんがお客さんに、「みんなよく声が出てるね〜、圭ちゃんの声聞こえなかったよ」
圭介さん「・・マイク使ってるのに?(笑)最初からミリオン!って駄曲からだったのに・・・って俺が作ったんか!」(爆)
途中で何度かいつものように(笑)ティッシュで鼻をかむ圭介さん。
そういえば初めてフラカンのライブを見たとき(ファンダンゴだった)、
「フラカンのライブではティシュは欠かせません」と言われていたっけ。
わーっと踊って7曲くらいやってから、10年前の話を。
10年前の大阪球場のラストライブがフラカンワンマンだったそうだ。
「そのときゲストに来てくれていた方が今日も来てくれましたー!」
ソウルフラワーユニオンの奥野さん(キーボード)登場!
いっぱいセッションして奥野さんもいっぱい喋ってくれた。
なぜかキーボードにワラビもちの箱が貼ってあった。(CAPITAL RADIO ONEのスタッフさんからの差し入れだったらしい)
奥野さんがすっかりメタボだって話になったときにワラビもちの話になって、奥野さんいきなりそのワラビもちを1個パクッと食べた。
本番中におもち食べたひと初めてみたわ。どんだけ好きやねーん(笑)
日清パワーステーションってライブハウスが昔東京にあって、そこがプッシュするバンドはなぜか売れなかったね、と。
当時パワステがイチオシだったのは、ソウルフラワーユニオン、フラカン、コレクターズ、カーネーション・・・などだったそうだ。
圭介「パワステに見込まれたのが売れなかった原因か〜」(笑)
奥野「でも売れたかっただろ?」
圭介「うん、売れたい!(隣でうなずくマエさん)・・・でも売れてたら、もうバンドやってなかったかもしれないね。」
大きくうなずくマエさん。
奥野さん、「フラカンは日本で50本の指に入るバンドです!(笑)
ずーっと続けてほしいよねっ」
と、みんなを笑わせたあと、しんみり語ってくれた。
ライブで初めて聴いた“東京ヌードポエム”に鳥肌が立った。
ギターの竹安さんが素敵すぎた。
お風呂嫌いも許してあげる(笑)
奥野さん、しゃべり過ぎて“夕焼け”のアコーディオンの準備が遅れる。
圭介「奥野さん、すげえしゃべるもんなあ楽屋でも。
奥野さんや増子さんと一緒に楽屋にいると声が枯れちゃう。ずーっとしゃべってるから。返事しないわけにいかないし」(爆)
こんなところで増子さん話が(笑)
“夕焼け”もよかったなあ。まだまだ知らない曲がある。
歴史が長いだけに曲聴くのも大変だ。でも楽しい!
“夕焼け”のあと奥野さん退場。(このあと2回のアンコールで再びセッション)
ドラムの小西さんの実家にオレオレ詐欺の電話がかかってきたそうだ。
しかも「オレ、○○!」ってちゃんと小西さんの名前を騙って。
マエカワ「犯人は同級生の奥田じゃないか?」
圭介「いや、竹安かもよ」(笑)
マエカワ「△△かもよ。小西は△△(同級生の名前)に嫌われてたもんなあ」
小西「△△はみんなに嫌われてたもんな」
圭介「・・・・俺、△△と友達だった!卓球部でダブルス組んでたもん」
長〜〜いバンドの歴史を垣間見たような(笑)
圭介「(竹安さんに)白髪増えたなあ〜。抜いてやろうか?」
マエカワ「白でもいいからくれ!肌色より白い方がいい!」(爆)
以前の大阪の野外イベントで、マエさんが演奏中にステージにあった穴(?)に落っこちて、頭を受傷しタンカで運ばれた話。
翌年そのイベントの舞台担当の会社が交代になっていたそうだ。
マエさん、頭に傷が残ったので、しばらく頭にヘアバンド巻いていたらしい。
「今PAやってくれてる○○さん、その事情を知らなかったから俺のこと見て“ダサい子!”って思ってただろうな」(笑)
“この胸の中だけ”は、何度聴いてもじーんとしてしまう。
わたしの斜め前の男性(圭介さんと同世代くらい)が、そっと涙をぬぐったのが見えた。
次のアルバムには入れるそうだ。
そのアルバムは、おそらく10月か11月くらいに発売できそうだ、と。もうほとんど収録も終わっているのだけど、あと2曲くらいもっといい曲を作って入れたいと語る圭介さん。
圭介「いいアルバムだから!・・・いや、“いい”じゃなくて・・・俺は下から上がってくるのが好きだな。
ふ〜ん、フラカン?って何気に聴いて・・・おおっ!!圭ちゃーん!・・・って感じ(笑)
だから・・・悪いアルバムって言ったら誰も買わないだろうから・・・・
普通のアルバム!普通のアルバムだから、聴いてください!」(爆)
中盤くらいまでゆるーいモッシュだったのに、“白眼充血絶叫楽団”ではじけて後ろのお客さんが前に突っ込んできたので少し下がった。
シャングリラはどの場所でも見やすいね。
本編ラストまで踊り続けてアンコール。
「昨日のライブとはセットリスト替えているいるけど、1曲かぶっているのがこれ。最近ライブでやってて好きになってきた」と“ああ今日も空振り”
そして大好きな“恋をしましょう”
恋っていう字を書こうとしたら
変っていう字になりました
という歌詞がツボです(笑)
そして、これを踊らないと終われない“真冬の盆踊り”
もう膝がガクガクです。
2回目のアンコールで、まさかやってくれると思わなかった“東京タワー”
圭介さんの声、いいなあ。泣ける。
そしてみんなで粘って3回目のアンコール。
ライブのあとマエさん、DJのお仕事もあったのに。ありがとう。
マエカワ「俺は大丈夫だよ。なんなら4時までベース弾いて、あと1時間でDJとか」(笑)
ライブ後わたしはすぐに帰ったが、あとで圭介さんが物販に来られたそうだ。
それと、マエさんのDJは最初はマンボカフェ(シャングリラ2階)でやるはずだったらしいけど、結局シャングリラで行われたらしい。
日曜日も休みじゃなかったからなー
残念だった・・・
翌日の圭介さんのブログに、
「続ける事だけがいい事だとは思わないけど、続ける事でしか味わえないものっていうのも絶対にあるからな。
この先、何年やれるかどうかわからないけど、また10年後もこんなライブができたらいいと思った。」
と書いてあった。
10年後・・・わたしはどうなっているんだろう。
今日みたいな位置ではムリだろうけど、10年後もライブに来れたらいいな。
いや、来たい!来れるように努力する。
壮大なる目標だわ(笑)