星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

EXHAUSTION system 02@心斎橋FANJtwice(8/22)

出演:mothercoat / PaperBagLunchbox / psycho wave factory / アオイロ / Fabled Number / SCA(OA)





6月に下北沢QueでPaperBagLunchbox(PBL)のライブを観て以来、楽しみにしていたこの日のライブ。

出会ったのは2006年12月10日。


1年半のご無沙汰で彼らのライブを観たときには前とずいぶん印象が違っていたけど、ますます気になるバンドになっていた。



平日なのに17時開場・17時半開演。早めに心斎橋へ行く。

ライブハウスで落ち合う予定のアッコさんは仕事を終えてから来られるので、PBLの出演順が気になるところ。

わたしは神戸からなので、この日夏休みを取った。そうしないとPBLのライブに間に合わないもの。

ちなみに5日あるわたしの夏休みは、お墓参りの1日以外はすべてライブのために使用。あほやね〜(笑)





17時過ぎにFANJtwiceに着いたら、ライブハウスの前でPBLのナカノくんが誰かと話しておられた。

Queでも思ったことだけど、ナカノくんが人と話すときの笑顔はいつも素敵だなあ。そんなことを思いながら中に入った。


ロビーにこれまたPBLの伊藤さんがおられて、ご挨拶して缶バッジを買った。

伊藤さんはわたしを知るわけないのに、ずいぶん馴れ馴れしい口をきいてしまった。

「あ、久しぶり!」って感覚でした。ごめんなさい(汗)




FANJtwiceはビルの地下にあるライブハウス。長い階段を地下2階分くらい降りていく。

ステージが高くて、前より後ろのほうが見やすい。

天井が高くスピーカーが上のほうにあるので、音が上から降ってくるみたい。


フロアに降りると、オープニングアクトが終わるところだった。あらら。

17時から始まっていたようだ。




PBLの出演順を確認したのでアッコさんにメールをしようとしたが圏外だったので、また長い階段を登って1階(といっても半地下くらい)のロビーまでメールを打ちに行く。

多分ぎりぎりに間に合うかどうかくらいの時間。



また下に降りて開演を待った。




◆アオイロ


インストのバンド。ステージ後方のスクリーンに映像が映し出されて、それが音楽とマッチしていてとてもきれいだった。

1曲目の映像は海の中をふわふわ漂うミズクラゲ

2曲目は、風になびく木や、雲が生まれて流れていく大自然の映像。

流れる雲の形がおもしろくて見入った。

映像のためにステージが暗くて、バンドメンバーの顔が全然見えなかった。

時間が早くてお客さんが少なかったのが残念。

受付で2曲入りCDをもらったのでゆっくり聴いてみようと思う。



PaperBagLunchbox


セットチェンジの間、アッコさんが間に合うように「もっとゆっくり、もっとゆっくり」と祈りながら見ていた。


でも始まっちゃった・・・間に合わないよ〜



PBLのライブはまだ3回目。曲も

PBLEP ベッドフォンタウン








この2枚分しか知らないからえらそうなことは言えないけど、

「ボクの部屋においでよ〜」というような歌詞の1曲目は、以前の彼らだったら生まれないような曲かも、と思いながら聴いた。


2曲目が始まるところでアッコさん到着。あー、よかった!


全部で5曲。(だったっけ?)

まだ音源になっていない曲たちの中で、『オレンジ』をやってくれた。


イントロと「ラ・ラ・ララ♪」という歌いだしのところを聴いていたら、涙があふれてきた。

へ?なんで?

何も考えないで聴いていたのに。

ナカノくんの声のせいかな・・・




セットチェンジの合間にドリンクを引き換えにアッコさんと上に上がった。

階段途中でふらついた。「ライブ以外は年相応だから足が弱ってる」と言い訳してアッコさんに大笑いされた。



ロビーで休憩していたら、ナカノくんと出会えていろいろ話ができた。

初めて観たライブがシロップのイベントだったので、当時のシロップのことを思い出したり、PBLも苦しい時期だったということを聞いたりしてまた泣きそうになった。

そして「苦しくてもメンバーに支えられているから、笑顔でいるしかないですよ」という言葉を聞いて、胸が詰まる。何かを話したら本当に泣きそうだった。


その日のライブのことで、わたしがもう忘れかけていたことをアッコさんは鮮明に覚えておられて、話を聞いているうちに昨日のことのように蘇ってきた。

1曲聴けなかったけど、アッコさんが彼らのライブに間に合って本当によかった、と思った。



そして次のライブが始まったのでフロアに降りた。



◆psycho wave factory


3ピースのバンド。ボーカルもあるけど、インストに近い轟音ロック。岡山のバンドらしい。

演奏、よかったです。



このあと夕食がまだのアッコさんと、一旦ライブハウスを出て三角公園でたこ焼きを食べた。

おいしかった♪




◆Fabled Number


ボーカルの女の子の声が、MCも含めて温かくて心地よかった。

ストリートでもライブしているとか。

最近ギターの人が抜けたらしい。

こういう話を聞くと切なくなる。バンドを続けて行くって本当に大変だな。




mothercoat


2年前のミナホでライブを観て以来。

今年の6月にギターの人が脱退されて、3ピースになっていた。

ギガくん、トキちゃん、それとドラムのマツザワくん(だっけ?)


以前観たときに比べて、トキちゃんの髪が伸びてお姉さんになっていた(←よく知らないのに失礼なやつ)


今回mothercoatは関西7daysということで、この日は2日目。


2年ぶり、2回目のライブで詳しいことはわからないけど、メンバーが抜けてから手探りでいろいろ試しておられるような気がした。

初々しい感じ。(←失礼かしら)



このあとここで、22時からクラブイベントがあるということで時間が押してて、4曲くらいで終わってしまったのが残念。


01.トランシスターラジオ
02.ジョン・ペリー曰く(仮)
03.ABDC(仮)
04.飼育


(セットリストはギガさんのブログよりいただきました)


明日は神戸VARITだって!(誘惑に負けそうになる・・・でも行けない)




ライブ後、サマーバーゲン中ということで割引していたmothercoatのアルバムを買った。

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セットチェンジの間に階段の踊り場で、PBLの伊藤さんともお話できた。


「前と曲調違いますけど大丈夫ですか?」と聞かれて、

わけわかんないこと口走ったような気がする・・・


あの頃にはあの頃の歌が、今は今生まれたがっている歌があって、どちらも大切にしたらいいのだと思う、ということが言いたかったのです、はい。生意気でごめんなさい。


ひとつわかったことは、わたしは、それぞれのミュージシャンが音楽に関わる姿勢が好きだということ。

だから音楽が変わっても好きでいられる。



PaperBagLunchboxの今日の音楽は、雪解けの季節、見えてきた大地に芽吹いた緑の芽、みたいな感じだと思った。


大切に育てていつか咲く花を楽しみに。