“セカイのおとぎんピック 2008”神戸公演@神戸スタークラブ(9/14)
出演者を見て即行チケットを取って、その後他のライブと重なって迷って悩んで、でもおとぎ話が見たくてこっちに決めたライブ。チャンスが何度かありながら見たことなかった。
初めてスタクラ(スタークラブ)に来られるアッコさんと三宮で待ち合わせして、食事してビールを飲んでからスタクラへ。
ライブ前にアルコールなんてめったにない。これで2回目。
でもそれだけテンションが上がってウキウキしていた。
そしてライブは予想以上に楽しかった。
今思い出してもニヤニヤ?してしまうくらい。
(以下ネタバレあり)
開場前にスタクラの前でまったり待っていたら、有馬くんが前を通ってどこかへ行かれた。
思わずお辞儀をしたら、「どーも、すみません〜」って。
なぜに謝る?(笑)
戻って来られた有馬くんをつかまえて、女の子がサインをもらっていた。
その子がiPodを差し出したので、有馬くんびっくりして、
「ホントに?これに?ハードル高っ!」
彼の周りに笑いが起こる。
ライブ前からシアワセな気分になった。
はんちゃんとも再会できてご挨拶した。よくスタクラでお会いしているような・・・
整理番号順に呼ばれるのを並んで待っていたら、松原店長さんが、「一般ピープルも通られますので端に寄ってください〜!」と。相変わらずおもしろい。
清水音泉・野原さんに番号を呼ばれて中に入る。18番♪
セカイイチのタオルを首に巻いていたのに、受付のお姉さんに「どのバンドを・・」と聞かれて「おとぎ話!」と答えた。
本当は3つとも好きなんです、ghostnoteもセカイイチも。
フロアはいつものスタクラらしくなく、空調がよく効いている。
◆おとぎ話
01.SMILE
02.ネオンBOYS
03.またよろしく
04.KIDS
05.BOYS DON'T CRY
06.俺達に明日は無い
07.FESTIVAL EXPRESS
08.とびらをあける
ニコニコしながらメンバー登場。
初めて見るおとぎ話だけど、抵抗なく入り込めたのは有馬くんのキャラのせい?
「みんな笑顔で帰ってねー!」って最初に言われたのが印象的。
有馬くんが、「おとぎ話ってどんなバンド?」ってみんなに問いかけて、みんな“え?え?”って答えられなかったら、
「おとぎ話はキラキラしたバンドです」って。
実は今日のライブ前に某所の日記に、
“アルバム1枚分しか知らないけれど、すっごく期待しちゃってる。それぞれの曲の隙間から、キラキラがこぼれてくる。”
って書いてきたところだったのでびっくりした。嬉しかった。
1曲ずつ曲タイトルを紹介されるときに、「おとぎ話の“KIDS”です」「おとぎ話の“俺達に明日は無い”です」と言われていておもしろかった。
10月にリリースされるアルバムの紹介を。
「このアルバムにはひとつのテーマがあって、それはどんなのかって言うと、バラバラになりかけたおとぎ話がまたぎゅっとひとつになった、というものです」
大きく広げた両手を胸の前であわせて丸を作った。
早く聴きたいです。
最後の曲はドラムの前越くんが紹介。「僕らの大好きな歌を有馬くんが歌います」
ステージの一番前の一段高くなっているところに有馬くんがマイクを立てて自分も登って、最前のお客さんに、「ごめんね、汗くさいよ」って謝ってから始まった曲。
“とびらをあける”
出だしは有馬くんの弾き語り。綺麗なメロディ、心に沁みる歌詞。
50cmくらい高くなった有馬くんの顔を見上げながら聴いていると涙が出てきたのは、きっとさっき飲んだビールのせい。
きっと寒い季節に観たら、身体がポカポカあったまるようなライブだった。
ステージを降りる前に、どこかに貼ってあったセットリストの紙を有馬くんが剥がして綺麗にたたんでいるのが見えたので、“ちょうだい!”って手を伸ばしたら、あちこちから同じような手が。有馬くん、ちょっともったいつけてその紙を投げた。
わたしの二人隣の男の子がキャッチしたので、撮らせてもらった。慌てて撮ったので、上が切れちゃった。
セットチェンジの間にいきなり背中を叩かれた。驚いて振り向くとてんちゃんとまみさんだった。
なんか最近よく会うねえ(笑)
まみさんはおとぎんピック、15日の磔磔にも行かれるとのこと。うらやましい。
01.ラブソング
02.スタート
03.東京メトロに乗って
04.モーニングコール
05.嘘みたいな夜だ
06.精一杯、僕らの歌
07.最終列車
5月のGOING KOBE以来だ。
おーちゃん、また痩せた?ヘルシア効果かな?(ちょっと古いネタ 笑)
“モーニングコール”が久々に聴けて嬉しかった。
おーちゃん、歌うまくなった?
そのあとの曲がめちゃかっこよくて、特にドラムが凄くて、勇介くんに釘付けだった。
初めて聴く曲だったのであとでてんちゃんに聞いたら、自主制作のCD『一等賞は赤のリボン』に入っている“嘘みたいな夜だ”という曲らしい。
『一等賞は赤のリボン』は今ではもう手に入らなくて、聴きたくても聴けなかったアルバム。
この曲、ぜひ次のアルバムに入れてほしいなあ。ぜひ!
彼らにとってはスタクラはもうホームみたいなもんだね。
最近観た(と言ってもちょっとご無沙汰だったけど)ghostnoteの中で、一番よかったと思う、今日のライブ。
01.勇気の花
02.ライトニングスタイル
03.あかり
04.モナカ
05.虹
06.RAIN/THAT/SOMETHING
07.さいぎしん
08.カプセル
En.聞いてますか?お月様
名古屋のRe:mixのときと同じように今日の慧ちゃんもカラフルなシャツ姿。
アフロにしてからシャツが多いの?(え)
“勇気の花”はじまりで「わ〜!」と思い、“ライトニングスタイル”で盛り上がり、発売前の“あかり”はすっかりライブに欠かせない曲になっているなあ、と思った。
「自分の隙間に甘いもの詰めたら大好きになれる、と思って作った歌です」(だったかな?)と“モナカ”
モナカ、久しぶり。
あなたの言葉は私に 大事なものを残してく
愛らしくて弱っちくて 強情ながら心細い
“モナカ”が聴けて嬉しいなあ、と思っていたら次は、“虹”
イントロが聴こえてきて「虹だ!」と思わず叫びそうになって両手で口を覆ったら、隣にいたてんちゃんも同じ仕草をしていたのでちょっと笑った。
あぁ いいんだよ 君を悩ませる夜が来ても
この心はこんなにも 虹のように愛らしいのだ
この曲を聴くといつも、ひとが、自分が、愛おしくなるのです。
そしてみんなで踊って、コール&コール(笑)をして、楽しく盛り上がって、さすがセカイイチ貫禄のライブ。
アンコールでは「初めて作った曲」と“聞いてますか?お月様”を。
わたしがセカイイチと初めて出会った曲でもあります。ありがとう。
ライブ終了後、おとぎ話の物販に行って、「最後に歌われた曲の入ったCDはありますか?」と尋ねたら、
「次の新しいアルバムに入るんです」と有馬くん。
あ!あれも新曲だったんですね。知らずにごめんなさい。楽しみに待ってます。
それで4曲入りのCDを買って、有馬くんにサインをいただいた。
そのときに、今月末にシェルターであるメロウゴーランドでPBLのナカノくんとのデュオ、とっても観たいんですけど行けないんです、翌日休めなくて・・とかなんとかわたしが話しかけたせいか、サインの日付がその日になっちゃってた!帰ってから気づいた!レアだわ(笑)
ごめんなさい、有馬くん。
ナカノ&有馬デュオ、ますます観たくなっちゃったよ〜
でも行った気分でCD聴きます、ありがとう。
少しお話しただけだし、初めておとぎ話のライブを観たわたしが言えることではないけれど、有馬くんは「赤い花」みたいなひとだな、と思った。(13日の日記に書いていたこと)
誰かを慰めようとか励まそうとか意識しなくても、そばにいればそうなっちゃうような。素敵な自然体。
帰り道、電車から降りて夜道を歩いていたら、「今日は中秋の名月ですよ!」とアッコさんからメールが。
見上げれば真上に月。
ライブでいっぱい笑顔と元気をもらって、幸せな夜だよ。
ライブってほんとに楽しいよ。
聞いてますか?お月様。