UKi UKi ROCK FESTIVAL 1部〜UK.PROJECT 20th Anniversary〜@タワーレコード渋谷店「STAGE ONE」 (1/11)
あんなに飛行機嫌いだったわたしが、変われば変わるもんだなーと思う。
まあ、2時間が限度です、北は札幌まで(笑)
羽田からモノレールに乗り浜松町で乗り換え、山手線で渋谷まで。
お天気もいいし、せめてコートを駅のコインロッカーに入れようと思ったけど、集合時間が迫っていたのでそれは断念。
タワレコに行ったら遠征組の友人や、関東のロストつながりの友人と再会、新年のご挨拶をしたあと整理券番号順に階段に並んで開場を待った。
今日はUK PROJECTの20周年記念のイベント。対象アイテムをタワレコ渋谷店で購入したら先着で、このライブの整理券がもらえる、というキャンペーン。
まさかCDを買うために東京には行けず半ばあきらめていたが、最近知り合った方が譲ってくださった。本当にありがとうございます!
ライブは2部構成で、出演は以下のとおり。
1部 14:00〜:おとぎ話、LOST IN TIME、serial TV drama
2部 19:00〜:THE NOVEMBERS、OGRE YOU ASSHOLE
2部の整理券は手に入らず、1部だけ参加することになった。
今年の初ライブで、大好きなロストとおとぎ話に会える。
ホントにUKi UKiです(笑)
インストアライブとはいえ、ここ「STAGE ONE」は、キャパ300くらいでライブハウスと言ってもおかしくない。
大きい柱があるのと、ドリンクがソフトドリンクのみというのが気になるくらい。
でもチケットはタダだもんね。ありがたいくらい。
開場前に挨拶した友人たちとは整理券番号がバラバラだったけど、結局みんな観たい場所は同じで、ステージ下手のマイクの前に集まった。
トップバッターはおとぎ話だって、有馬くんがブログに書かれていたらしい。
あ!去年のラストライブもおとぎ話だった!
そして今年最初がおとぎ話。今頃気づいた(遅っ)
なんだか幸せな気分。
前説にUKのスタッフの林さん(だっけ?)が登場。
ご挨拶されたあと、いきなり「ウキウキ!」と振ってこられ、突然だったのでみんな反応できす(笑)
2回目でやっと「ロック!」とレスポンス。
林「ウキウキ!」
客「ロック!」
林「フェスティバル!」
・・・いまいちやった(笑)
◆おとぎ話
01.言葉の言葉(新曲)
02.ネオンBOYS
03.FUN CLUB
04.SMILE
05.FESTIVAL EXPRESS
06.GALAXY(新曲)
4人とも赤色系のシャツ。
やっぱり有馬くんの笑顔はいいなあ。ついつられて笑ってしまう。
有馬「さっきいきなりウキウキ!って振られてたよね?かわいそうに」(笑)
「ああいうのをスベッた、って言うんだよ(笑)
(ステージ下手を見て)いや、ごめんごめん(笑)」
「同じUK.PROJECTにいても、今日のふたつのバンドと対バンするの、初めてです。
胸を借りるつもりでやります!」って。
年末にエックスのカウントダウン(フィルムコンサート)を見た話をされ、
「日本人ならエックスだよ!エックス魂を忘れずに」と。
おとぎ話のみんな、エックスが大好きなんだって。
あとYN(やり逃げ)とKN(食い逃げ)の話とか。
食い逃げはEDとも言うらしい(有馬語?)
ED???って思ってたら、イートダッシュ(Eat Dash)だって(笑)
有馬くんが「ED・・・それはボクのこと」って言ったら、男の子が“そうなの!?”と尋ねてみんな爆笑。
「男の人に聞かれてぐさっときた」
「EDにならないようにがんばります!」って何気に下ネタ?(笑)
FUN CLUB、聴きたかったので嬉しかった。
3曲終わって有馬くん、「次何聴きたい?」
“SMILE”、“SMILE”と何人かが言って、4曲目はSMILEに決定。
あー、よかった。SMILE聴けなきゃ意味がない〜(笑)
新曲のGALAXY(銀河)、かっこいい曲。ライブでやると盛り上がるね。
終わって次はserial TV drama。
以前、彼らの曲が風知空知でかかっていて、思わず店員さんに「この曲、誰の曲ですか?」と尋ねたことがある。
ライブ観るのもちゃんと曲聴くのも初めてで楽しみ。
01.ガーネット
02.シーフード
03.(新曲)
04.THE DANCE
05.赤いパーカー
(セットリストは、詳しい方に教えていただきました。ありがとうございます!)
この1月で結成5年目に入るバンドで、5人編成。
ツインギターで音が厚い。演奏もうまかった。
ボーカルの伊藤さんの声がきれいだった。
個人的にはドラムの方に興味あり(笑)
ただ・・・メンバー登場のときに上手から「きゃ〜!」と黄色い歓声があがり、ちょっと萎えた。
最初から知っているバンドならそれほどでもないけど、最近きゃーきゃー言われるバンドになると一気に興味が薄れてしまうのは加齢のせいだと思うので気にしないでください。
でもホントに演奏も歌もうまかった。特に新曲、かっこよかったです。
終わったあと一緒にいた友人が、「一番好きな曲をやってくれなかった〜」と言っていたので、音源もちゃんと聴いてみたいと思います。
01.トライアングル
02.希望
03.はじまり
04.秘密
05.一つだけ
06.物語の終わりに
En.列車
11月末のタワレコ新宿店でのインストアライブ以来。
今日ここに来ようと決めたのは、来なかったらこのあと3月のツアーまで会えないから。
えのもっちゃんが脱退された頃は、半年近くロストに会えなくて、寂しくて、自分にとってロストインタイムがどれだけ大きな存在かを初めて知った。
そのあともバンドは形を変え、関東以北しかライブをやらなかった時期もあり、これまた寂しくてぐれそうになった(笑)
これほど行く末が心配でヤキモキしたバンドは他にない。
2007年11月の京都・磔磔でのワンマンでは、信じられないほどお客さんが少なくて、ステージまん前や両側に大きなテーブルが出してあった。
そんなときでも視線をゆっくり動かして、お客さんひとりずつの顔を見つめながら丁寧に歌う海北くんの姿に感動して涙が出た。
だから去年暮れにQUEで3週連続行われたワンマンが、お客さんがとても多かった、3回目にはSOLD OUTになった、と聞いて、とってもとっても嬉しかったんだよ。
今日も、いつのまにかロストのライブになると引き寄せられるように集まって、同じ場所でライブを観るようになった仲間が一緒で嬉しかったし、何よりメンバー全員が生き生きしたいい顔をしていたのが嬉しかった。
ロストが元気だとみんな元気です。
って、あとである方にメールしたけど、本当は海北くんに伝えたかった。
ライブは・・・相変わらず海北くんは汗を飛ばしてベース弾いて歌って、源ちゃんはニコニコして楽しそうで、三井くんは丁寧にギターを弾いて海北くんのMCでは静かに微笑んでいた。
「UK.PROJECT、20周年おめでとうございます!
20年続けるってすごいことだね。
ロストを始めてから7年経ちました」
「この中に20歳より若い人いる?」と聞いたらパラパラと手が上がり、しかも15歳の方もおられて・・・嫉妬?(笑)
海北くんも自分の年の話をされて、わたしは思わずウケて大笑いしちゃったけど、若い人たちには通じなかったようで、
「リアクションのしづらい話をしちゃってごめんなさい」(笑)
って。
ステージの後ろの壁の上方に、『UKi UKi ROCK FESTIVAL 1部〜UK.PROJECT 20th Anniversary〜』と大きく書かれた横長のたれ幕が貼ってあって、そこには山から昇る朝陽の絵が描かれていたんだけど、なんとそれは全部源ちゃんが書かれたらしい。
源ちゃん「これ、僕が書きました〜」
拍手喝采。
今日この会場に、源ちゃんのお母さんと二人の妹さんが来られているそうで、下の妹さんは今年成人式だとのこと。
みんなでもう一度“おめでとう!!”の拍手を。
そして海北くん。
「2008年が終わっても、終われなかったダメダメな自分をここに置いていってください」
・・・か、空っぽになっちゃうかも(笑)
でもそう言われて心が軽くなった。
「僕も、あなたにとっても、今年はいい年になる気が勝手にしてます。
いい年にならなかったら、今年の最後に、手紙ください」
こらこら(笑)書いちゃうよ?
でも今日ここに来て、いいライブ見せてもらって、すでに「今年はいい年だ」と思っちゃったからな。
書くならお礼状かな?
アンコールの手拍子が起こり、すぐに出てきてくれたロストの面々。
「次2部があるから時間がないんだけど」
と言いながら楽器をセッティングして、聴こえてきたイントロは・・・・
列車!!
わたしの周りから小さい悲鳴があがった。(わたしも叫んでたか?)
ギターから始まり、ベースが絡んで、最後にドラムがかぶさっていくイントロが大好き。
イントロが聴こえてきただけで、涙ぐんでしまった。
ライブ終了後、じゃんけん大会があった。
優勝者に今日の出演者全員のサイン入りだるま(目を入れるやつ)がもらえるとあって、真剣勝負。
お客さん全員vsステージにおられるスタッフさん。
わたしは1回戦には勝ったがそのあとすぐ負けた。
みんなが後ろで笑っているので振り向くと、有馬くんも参加して、しかもしっかり勝ち抜いていた(笑)
途中から対戦相手が海北くんに代わり、最後に残った数人と勝負したら最後にあいこで男性がひとり残った。
勝ったわけではないので、もう1回最初からみんなでやり直し、勝ち抜いた人とその男性の勝負、ということになる。
最後まで残ったその人、気の毒だな、と思っていたら、海北くんがその人に
「それでいいかな?ごめんね。代わりにこれをあげるから」とポケットからピックを取り出しその男性に。
!!そっちのほうがいい!!(笑)
敗者復活戦にはシリアルのメンバーさんも出てこられ、対戦相手をしてくれた。
有馬くん、またまた参加し、途中まで勝ち残り、海北くんに「おまえが勝ってどうすんの?」とつっこまれていた。
準々決勝?くらいで有馬くんが負けて、フロアから引き上げていかれるドサクサのときに、握手してもらった!(笑)
結局優勝者は敗者復活戦で勝ちあがったお嬢さんだった。新年から縁起がいいね!
最後までみんなでわいわいがやがや、楽しかった。
ライブ後ダッシュで神戸に帰る予定だったのにみんなと別れがたくて、近くの居酒屋さんで少し飲んで喋ってから帰った。
楽しい1日をありがとう。
ロストのオフィシャルに、3月発売のアルバム『明日が聞こえる』の紹介記事がある。
そこに書かれた海北くんの言葉を読んだときに、わたしたちが抱き続けてきた想いが、彼らにきちんと届いている、と確信した。
聞きたかった言葉がそこにあった。
形は変わっても、想いは変わらないよ。
また一緒に夢を見よう。