星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 『SUPER I LOVE YOU~アシガルユース CD発売記念ライブ!!!』@大阪・十三ファンダンゴ(4/28)



出演者は上の画像のとおり。

でも諸事情により、空中ループだけ観て早退。

対バンライブで、お目当てのバンドだけ観て帰る、ってのはキライな行動だったのに、最近そういうことが増えてきて心苦しい。


体力、気力、そして何よりも家庭の事情で時間制限があることが多く、それはただライブに行き過ぎることから起こっているのだとわかっているけど、機会があれば少しでもライブが観たいという気持ちが止められない。


もう若くないのでライブハウスに通えるのもあとわずか、と思っているから。

なので許してくださいな(誰に?)






ゴールデンウィークに突入寸前、仕事が早く終わるはずもなく、三宮に着いたのは18:30すぎ。これでも早いほう。



出演順など教えてもらえないだろうな、と思いながらファンダンゴに電話をかけた。


「7時半頃にそちらに着いても、空中ループのライブが観れますか?」

スタッフのお兄さんいわく、「それでしたら終わってしまっているか、最後の1曲が聴けるくらいだと・・」



うわ〜〜〜、トップバッター!?



完全に間に合わないかも、でも行くだけ行ってみよう、せめて“goodbye moon”が聴けたら・・・と電車の中で走ってる気分。


十三駅に着いたのは19:10。ファンダンゴまでダッシュ


途中、怪しげなビルの隙間から魔女の爪みたいな細くて綺麗な月が見えた。

足を止めて写メを撮りそうになったが、そんなことしてる場合じゃない、と再びダッシュ





ファンダンゴは入り口が2枚扉になっている。

慌てて入ったので外の扉がきちんと閉まっていなかったらしく、受付のお兄さんに注意されて後戻りして閉めに行こうとしたら、次のお客さんが入ってこられた。

そんなふうにアタフタと入場したが、すでにライブは始まっていた。



空中ループ


01.光年ループ(だったらしい)
02.Stand Alone
03.goodbye moon
04.imago 
05.その光



Stand Alone”の終わりのほうでようやく聴く体勢になれた。でもまだ息がはずんでる。


松井くんがMCで、


アシガルユースさんレコ発おめでとうございます。

おかげで初めてファンダンゴでライブすることができて嬉しいです。とっても気持ちいい。


とか、


アシガルユースのメンバーさんに(?)教えてもらったお店に食事に行った話とかをされてから、


“goodbye moon”のイントロが始まったので、思わずガッツポーズ。間に合ってよかった〜


7月にアルバムリリースの予定だそうだけど、早くじっくり聴きたい。



次は“imago”


ライブで何度か聴いてきたけど、この曲もとても綺麗な曲。

初めて聴く曲や聴いた回数が少ない曲はいつも身構えて聴いてしまうのだけど、
ようやく心を開いて気持ちよく聴けた。そんなこと思うのはわたしだけかも。



そして“その光”

イントロだけで、胸が熱くなる。

ずっとライブの最後に唄われて、大切にされている曲。どの曲もそうだろうけど。



実は空中ループファンダンゴでライブ、と聴いて、好きなハコながらどんな感じになるのだろうと思っていた。

ハコや周りの環境にアングラ的な雰囲気を感じて、空中ループのイメージとはちょっと違うかも、と失礼ながら勝手に思っていた。



でも実際ステージに立って演奏している4人を見るととてもしっくりしていたし、

後ろの壁のペイントが幽玄な森に見えてきた。




去年だったかに20周年を迎えたファンダンゴは、ハコ自体に強烈な個性がありながら、
どんなバンドも、バンドだけじゃなくわたしたち客も温かく包んでくれる素敵なハコだな、と改めて思った。



なので、空中ループのライブが終わったあと帰らなくてはいけなかったのがとても残念。


もっとここにいたい。


それでも、和田くんにはお会いできなかったけど、他のメンバーさんとはご挨拶できて嬉しかった。




駅に向かう道すがら、来るとき見上げた空をもう一度見ると、さっきの月がまだそこにいた。


あまり時間が経ってないもんね(笑)



さっき聴いた“その光”を思い出しながら月を見ると、この月も音楽だな、と思ったり。




短くても満足だったけど、他の3バンドのライブ、観たかったな(涙)