星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 SWEET LOVE SHOWER 2009 SPRING@大阪城野外音楽堂(5/17)



出演:UNCHAIN/榎本くるみ/OGRE YOU ASSHOLE/サカナクション/DOPING PANDA/怒髪天/THE BACK HORN/ステレオポニー(Opening Act)

MC=ちわきまゆみ/中島ヒロト


こんなときだけ当たる天気予報なんて大キライだ!

と叫びたくなるような悪天候の中、ほぼ満員の城野音はロック好きな若者であふれて、とても楽しいイベントだった。


久しぶりなひとやそうでないひとや、たくさんの友人・知人に会えて、本当に楽しかった。

合羽を着ていたけど最後に降った豪雨のためほとんどずぶぬれ状態で、帰りの電車の中で知らんオバチャンに怪訝な顔で見られました(笑)




オープニングアクトステレオポニーが始まったのは13時40分くらい。

終演は19時30分すぎ。


途中雨がやんで空が明るくなったけど、最後はまたどしゃ降り。

6時間近く雨の中(笑)

みんなよくがんばったな!(と、自分を褒める)






椅子の列の端っこに座りたくて真ん中の通路より後ろに行った。

そしたらスタッフさんが、「後から来られる方のために真ん中に詰めてください」と連呼。

わたしの隣がひとつ空いている。

言われてることはわかる、わかるけど後ろに下がった甲斐がないじゃん。


そのうち開演間際に来られたひとりの女性を発見。空いた席を探しておられるみたい。

なので、その女性に声をかけて隣に座ってもらった。新手のナンパ?(笑)





ステレオポニー(Opening Act)


女の子の3ピース。

アニメか何かの歌を歌ってるんだっけ?

爽やかで華やか。7月に心斎橋クラブクアトロでワンマンをやるらしい。


3曲目の“ヒトヒラのハナビラ”という曲がよかった。




このあとちわきまゆみさんと中島ヒロトさんの前説があったあと、本編開演。



THE BACK HORN


01.幾千光年の孤独
02.罠
03.白夜
04.世界を撃て
05.ブラックホール・バースデイ
06.コバルトブルー



(セットリストはいただきものです)



トップはまさかのバックホーン!

最初から大盛り上がり。


席ありの野音なので(みんな立ってるけど)、モッシュがない。

モッシュがないからステージがはっきり見える。


みんなかっこいい。

マイクを持って間奏で踊っている山田さんが素敵でただただ見惚れていた。


“コバルトブルー”では椅子を蹴って前に走り出しそうになったので、理性で抑えた(笑)


最後、光舟さんの足にベースが絡まって、そして宙にベースを放り投げた。

舞うベース。初めて見た。



バクホン中、ずっと雨降り。雨がよく似合う。




榎本くるみ


初見。


スタイルのいいきれいな女性。

さらに声もきれい。

天は二物を与えるってやつ。あんな声で歌ってみたい(え)





UNCHAIN


去年の広島でのMUSIC CUBEで規制がかかって観れなかったので、ライブを観るのは3年ぶりになる。


日本語の歌詞の曲も最近やったるんや〜と思いながら聴いた。





OGRE YOU ASSHOLE



01.アドバンテージ
02.かたっぽ
03.ピンホール 
04.コインランドリー 
05.フラッグ 
06.しらない合図しらせる子 
07.J.N




去年11月と今年4月の大阪でのワンマンに、チケット取っていながら行けなかった悔しさを引きずっていて、広島のMUSIC CUBEも彼らを観に行くために遠征したようなもん。(ギリギリでsleepy.abの出演も決まったけど)


出戸くんの高い声は最初は抵抗があったけど、今では大好きだ。



出戸「雨降り用のMCを考えていたのにやんじゃいましたね。みんなもうフードかぶってないし。」


フードネタだった?


「ま、そういうMCということで僕のMCはもういですかね?」(笑)


なんかおもしろい。おもしろい話でもないのに。



できたら“ロボトミー”聴きたかったな。






オウガのあと外出券をもらって会場の外の売店に食料を買いに行った。

なかなか列が進まず、次のライブが始まりそうでイライラした。


時間のかからない焼きおにぎり(2個入り)を手に、会場にダッシュで戻った。

間に合った。




怒髪天


01.酒燃料爆進曲
02.労働CALLING
03.GREAT NUMBER
04.全人類肯定曲
05.ドンマイ・ビート
06.サスパズレ


(こちらもいただきものです)



メンバー3人が先にステージに上がったあと、増子さんがマスクをして体調悪そうなフリをして登場。

あ、時事ネタね!(笑)


「インフルエンザをぶっ殺しにきたぞー!!」


ぜひそうして!(笑)


いつものように櫛を客席に投げたあと、マスクも投げていた。



ライブの始まりの頃雨がやんでいたので、


「オレらのときに上がらずに、若い兄ちゃんたちのライブのときに上がればよかったのに。

“こんな雨でもライブに来るなんて、おまえらホントに音楽が好きなんだな!”って言えないじゃないか!」(笑)


「オレらは面白いCMだと思って見てください」

など、増子節炸裂。



「インフルエンザの予防には、マスクと・・・うがい!

水やお茶のうがいよりよく効くのは?(ビールを飲むフリを)」



当然“酒燃料爆進曲”



「辛いことや嫌なことがあるけど・・・生きるためのハードルを下げる歌」

と紹介されたのが“全人類肯定曲”



よくあんなにおもしろいMCができるなあ、と感動した(笑)←これは余計?





坂くんの恒例のライブ告知は不発に終わり、代わりに会場のお客さんがワンマンの日程を発表(笑)





途中で雨が降り始めてまたみんながフードをかぶった。それを見て増子さん、「ネズミ男!」と。

妖怪の?(笑)


そして「雨乞いの甲斐があった」って。誰も雨乞いしてない〜〜



“サスパズレ”では、「みんなが(腕ワイパー)しっかりやらないと、ステージに出てこないとドーパンと契約してあるから!」(笑)と。


元気の出るライブ、No1ですね、ホント。





DOPING PANDA


残念ながらほとんど見れず。

始まる前に仕事関係の連絡が入ったので、再び外出して外で電話したりトイレに行ったり。


みんなが楽しそうに踊っているのを会場入り口から見るのは壮観だった。





サカナクション


01.Ame(B)
02.ライトダンス 
03.ネイティブダンサー 
04.セントレイ 
05.アドベンチャー 
06.ナイトフィッシングイズグッド



(曲順訂正しました)



サカナクションの開演と同時に大粒の雨が落ちてきて、この日一番の豪雨となった。


やはりサカナだけに水を呼んだのか?(え)


雨の中で聴く“Ame(B)”は格別の風情があった。

頬を打ち付ける雨も苦痛じゃなかった。



 左肩に滴る 雨



左肩どころじゃねえよ!と心の中でツッコミを入れながら踊る。


みんな(ほぼやけくそで?)最後の力を振り絞って踊りまくっていた。


色とりどりのライトや緑色のレーザー光線がとても美しかった。


特に雨粒で反射したレーザー光線がめちゃきれい。


サカナクションのライブは日没後でないとダメやね。




ベースの草刈さん、ステージ前方でお客さんを煽りながら弾いていて、これまたかっこいい!


風も強くなってきて岡崎さんのキーボードに雨がかかるようで、スタッフさんが何度もビニールを掛けに出てこられた。


ほんと、ごーーっって感じで雨が降っていた。





「去年はエクストラでトリを取らせてもらって、

今年は本番?本チャン?あ、本編!(笑)でトリです。ありがとうございます!」


うん、大きくなった出世魚だから。




豪雨の中踊ったり拳をあげているたくさんのお客さんを見て山口くん、


「こんな雨の中、残ってくれてありがとう。

だから・・・気合を入れて唄います。“ナイトフィッシングイズグッド”」



コーラス、きれいだった。


雨に煙るステージ、本当にきれいだった。


心をこめて歌ってくれた“ナイトフィッシングイズグッド”、忘れられなくなりそうだ。




終演。

ちわきさんたちのMCを聞く余裕もなく駅に向かった。

全身ずぶぬれ。


でも楽しいいいイベントだった。


いつもじゃ困るけど、雨降りのライブもまたオツなもん。



増子さんいわく、「今年のアラバキを思えば全然まし!」だって。


だからって雨乞いしないでよ、兄ぃ(笑)