tacica TOUR 09“パズルの遊び方”@帯広Rest(7/19)
出演:tacica/LOST IN TIME/REVOLVER AHOSTAR/UnLimited
新千歳空港からJRを乗り換えて約2時間ちょっとで帯広。
なんで帯広まで来ちゃったんだろう。
なんて考える間もなく札幌在住のWさんと待ち合わせして、名物豚丼を食べにこのお店へ。
豚丼は松・竹・梅・華とあって、松は豚4枚。一番少ないもの。
ライブ前に食べ過ぎてはいけないので二人でそれを注文。
↓これは合い席になった、日高から来られたという若いカップルさんが注文された「華」(注・ご飯大盛り)
お願いして撮らせてもらった。
豚4枚でもおなかいっぱい。おいしかった〜、と大満足してから帯広Restへ。
Wさんとは数年前にsleepy.abの札幌ライブで知り合い、後にお互いロスト好きなことが発覚した間柄。
しかも、知り合う前からロストで検索してこのブログを読んでくださっていたとか。世間は広いようで狭い。
今回初の帯広で不安がいっぱいだったけど、彼女のおかげでとても楽しい1日になった。
ありがとうございます。
tacicaの対バンツアーも残すところあと2つ。今日の帯広と明日の札幌でおしまい。
ロストとの長い蜜月期間?ももうファイナル。人ごとながら寂しいような・・・
帯広Restはキャパ100くらいの小さいハコ。
全体に横長で、フロアのど真ん中に大きな柱があった。
整理番号はさほどよくはなかったけど、お客さんの出足が遅く、なぜか最前に行けた。
高校生くらいの若い人が多い。それに女の子、みんなかわいい。
◆UnLimited
全員平成生まれ、平均年齢18歳という若いバンド。
帯広発で、今はフロント3人は大学のため札幌在住、ドラムの子だけ高校3年生なのでまだ帯広に住んでいるとか。
若さにめまい(笑)
演奏もよかったし、ボーカルさんが1曲1曲説明して、丁寧に唄っておられたのもよかった。
曲に対する思いを熱く語る場面もあって、ほほえましかった。
最後にやった『Opening』という曲が4月の「CDTV」エンディングテーマだったそうだ。
それにしても若い・・・(まだ言うか)
01.NO FUTURE
02.Sugar Tune
03.seeds
04.lightning eel
05.花火
(セットリストは公式ブログよりいただきました)
旭川・北見とこのツアーに参加された札幌のバンド、リボルバーアホスター。略してリボアホ。
3ピースで、ボーカルギターの方とドラムの方がご兄弟だそうだ。
感想:月並みだけど、めっちゃよかった!
演奏も唄もよかったし、ダンスチューンや激しめの曲のときなんか、踊りだしたくてうずうずした。でもお客さんおとなしめだったので自重(笑)
関西で絶対受けると思うな。根拠はないけど(ないんかい)
ライブ後物販で、ぜひ関西にライブしに来てくださいとお願いしておいた。
次はロスト。
6月にもライブ観たのに、すごい久しぶり感がある。
しかも海北くん前にいるし。ドキドキが大きくなって、Wさんとふたり、イタイおばちゃんになって開演を待つ(Wさんごめん)
機材の準備をしにステージに登場してきた海北くんを見て、後ろにいた女子高生さんたちが、口々に「かっこいい!」と。
彼女らはtacicaファンでロストを観るのは初めてとか。
思わず振り向いて「かっこいい?ほんとに?ありがと!」と真後ろの子にハグしてしまった。
ありがと、って何?(笑)
若い子と一緒にきゃあきゃあ言ってるのが海北くんに聞こえたみたいで、何か言われて(聞こえなかった)満面の笑みを向けてくれた。
あの笑顔見ただけで帯広まで来た甲斐があったわ〜、と、ますますイタイおばちゃんになる。
01.合い言葉
02.証し
03.列車
04.手紙
05.希望
06.ハローイエロー
久しぶりの最前。
海北くんの汗やベース弾く指ばかり見ていた。
(恥ずかしくて顔が見れない)
源ちゃんは海北くんとかぶって身体を少し傾けないと見えないけど、楽しそうだ。
三井くんのギターは聴くたびに好きになる。
時々マイクレスで唄う姿も素敵!
ロストを好きになったばっかりに、こんな遠くまで来ちゃったよ?
音楽繋がりでいろんなひとに会えて、いろんな場所へ行ける。
あなたたちのおかげで、わたしの人生の幅が広がった気がする。出ていくものも多いけど、もらうもののほうがもっと多いよ。ありがとう。
「帯広には初めてきました。来れたのはtacicaのおかげです。ありがとう!」
「青森のライブのあと青函連絡船に乗って、北海道に入って。
北海道に来て思ったことは・・・
でかい!(笑)
今までは向こう(内地)から見てると北海道って、札幌でライブやっとけばいいのかな、って思ってたけど・・・
違うね。
来なきゃだめだ。」
大きな拍手。
うん、ロスト観たくてもなかなか機会がないひと、きっといっぱいいるよ。
みんな待ってるよ。わかりすぎるほどわかる。
『列車』〜『手紙』
後ろの女子高生が真剣に聴いてくれているのがわかった。
初めてロストを聴くひとにも伝わればいいな。
『希望』
ああ、もうライブ終わっちゃう。
『ハローイエロー』
最近のライブのラストはずっとこの曲。毎回泣きそうになる。
終盤、3人が三角形になってお互い顔を見合わせ、源ちゃんが「ワン、ツー!」と叫ぶところで毎回泣く。
涙を流すという意味じゃない。
感動して胸が震える。
歌詞もない部分なのになんでだろう?
おなじように感じるひと、いるかな?
終わってから後ろの女子高生さんが、「すごいよかった!」と言ってくれた。
お世辞かもしれないけど、誉め言葉は素直に受け取るのが幸せに生きるコツ(笑)
ロストのあとtacicaファンの彼女らに最前を譲った。
別の女の子ふたりとも場所を交替してはしっこに。
それでも今まで観たtacicaのライブの中で、一番前方。猪狩くんがよく見える。
01.鼈甲の手
02.人鳥哀歌
03.アトリエ
04.ジャッカロープ
05.蜜蜂の毛布
06.メトロ
07.γ
En.HERO
地元ということで、メンバーさんの身内の方が来られていた。
トシくんは帯広出身だそうだ。
嬉しいだろうな、でも照れちゃったりするのかな。
彼らも帯広でライブするのは初めてらしい。
スピーカーの前にいたせいか音が大きすぎて、ボーカルの声がちょっと聴きにくかった。
猪狩くん、相変わらずMCは苦手そう。
『γ』前のMC。
「ずっとロストと一緒にこのツアーをまわってきました。
ロストはライブのたびに毎回僕らに“ありがとう”って言ってくれるけど、僕らのほうこそ“ありがとう”で。
お客さんにも“ありがとう”って言ったら“ありがとう”って返されて。
“どういたしまして”という言葉があるのにお互い“ありがとう”で。
恵まれてて、幸せなことです。」
・・・・・
猪狩くんのMCを聞いて、初めて彼の思いがちゃんと伝わったきた気がする。
『γ』の歌詞、深い。
ライブ終了後、ロストのメンバーさんにご挨拶したり、リボアホ(微妙にこの略抵抗ある 笑)の物販のぞいたり。
場所を替わってあげた子たちにお礼を言われた。
帯広の女の子たちって、みんな笑顔がかわいいな。(おっさん目線?)
ロストのグッズ、たくさん売り切れてて、コインケースも青と黒しかなかった。タオルもなくて、前のピンクのが出てた。
長かった旅もあと1日。
源ちゃんのブログ読んでて自分もずっと同行していた気分になり、泣いてしまいそうだよ。