a flood of circle TOUR “PARADOX PARADE”@大阪・十三ファンダンゴ(2/28)
wooderd chiarieのインストアイベントが終わったら、すぐに十三(じゅうそう)へ。
昨日と同じくファンダンゴでフラッドのワンマン。
開演が18時と早かったので、とりあえず十三に着いたら腹ごしらえ。
そして携帯でさっきのウッチャリのレポを。
何せ、次のライブが始まると、記憶が上書きされてしまうという不便な頭。
なので、時間のスキマを縫ってレポを仕上げた。
フラッドこと、a flood of circleのライブは今日で4回目。ワンマンは初めてだ。
昨日はこのファンダンゴで嫌な思いをしたけど、今日はワンマンだからきっと大丈夫、と自分に言い聞かせた。
今日もSOLD OUTらしい。
入場前にスタッフさんが、「最前には柵がありません。危険なのであまり前には詰めないでください!」と言われた。
整理番号は10番台でよかったが、あまり前には行かずフロア中央にある柱の前でスタンバイ。
客層は・・・若い!
わたしと同世代の人は、ひとりくらい?
フラッド自体が若いバンドだしな。うん。<セットリスト>
01.Forest Walker
02.博士の異常な愛情
03.Ghost
04.Paradox
05.Thunderbolt
06.シーガル
07.春の嵐
08.水の泡
09.SWIMMING SONG
10.噂の火
11.Buffalo Dance
12.泥水のメロディー
13.プシケ
14.ロシナンテ
15.世界は君のもの
16.月に吠える
En
01.Flashlight&Flashback
02.象のブルース
(曲順不明。抜けている曲があるかも。→セトリ、ます@tbhさんからいただいてきました。ありがとうございます!)
“Forest Walker”で静かな滑り出し。
でも、2曲目が“博士の異常な愛情”で、うおーっとモッシュが起こった。
そのあともガンガンな曲やって、うおーっとモッシュして、スタッフさんに注意を受ける。
あ、そうだ。最前に柵がないんやった。
見ると最前はみんな小柄な女の子ばかり。
何度か後ろから押されて倒れそうになっていた。
ヤバイヤバイ。
佐々木くんやギターの石井くんに、「前のひとのこと考えてあげてね。危ないよ!」と注意をされた。
はい!すみません(←直接怒られていなくても同罪)
ついつい暴れたくなってしまう。
最近では珍しい。やはり昨日のことが原因か?
そのあとも激しい曲ではモッシュが起こっていたが、押したら引く、みたいに周りを見ながらモッシュしているひとが多かったように思う。
スピーカーの前あたり(端っこ)では、みんな踊りまくって楽しそうだし、じっくり聴きたいひとは、後方におられたようだし、いい感じで棲み分けができていた。(と思う)
MCでは、ベースの石井くんがいい味を出していて、客と絡んでちょっとキレ気味になったら、ドラムの渡邊くんがフォローして、というふうに、前見たときよりMCがうまくなっていた(上から目線?)
石井さんにちょっかいを出すサポートギターの大さんに、「嫌なオトナ!」と言っている石井くんはかわいかった。
●佐々木「初めて大阪でライブをしたのは・・・ここじゃないんですけどセカンドラインってところで。
そのときのお客さん、何人だっけ?」
渡邊「ふたあり・・・」(笑)
佐々木「そう二人!そのときは1週間前に結成したばかりのバンドと対バンで、お互いがんばろうね、って。」(笑)
渡邊「そのバンドの人が観てくれたから、合わせて6人だ。」(笑)
佐々木「そうか、6人・・・大阪ってなんて冷たいとこなんだろうって思ったけど(笑)
・・今日はこんなにたくさん来てくれて、嬉しいです!」
●お客さんが前を押しすぎて危ないよ、って言ったあと、“春の嵐”
大さん「危ないっていいながら、“春の嵐”やるんだもんな!(笑)
(ギターを鳴らしながら)おら、ごめんなさいよーって感じ?」(笑)
●“水の泡”前のMC。
佐々木「2009年は、僕ら、大事なものを失くしたり、また大事なものを手に入れて、なんとかアルバムを作ることができました。」
そのあとでも、「僕らは死にかけたバンドだから。」って言われていた。
●“Buffalo Dance”では、今は大さんがやっている「あわわわ!」ていう声を客も一緒に。
思いっきり声を出して気持ちいい!でもその光景はめっちゃおかしいらしい。(佐々木くんいわく)
石井くんもやってみせてくれたけど、ちょっとゆるくて気が抜けた(笑)
●いつものように“プシケ”でメンバー紹介を。
「俺の大事なメンバーを紹介します!」っていう佐々木くんの言葉が好きだ。
●“月に吠える”前のMC。
佐々木「次が最後の曲です。この曲は、3人でやります。」
と、サポートの大さん、大きな拍手に送られて退場。
「“月に吠える”は、3人の曲です。」と強調されて、持ち替えたアコースティックギターを見ながら「自分はアコースティックギターが似合わないの、わかってるんですけどね。」
と、苦笑する佐々木くん。
そのアコギを弾きながら、3人で“月に吠える”を。
月に吠える彼の声は 真っ暗な空に響いていく
どんな気持ちかなんて知る由もないから
どこの誰にも自分の声が 届かなくても構わないんだ
孤独に生きるのが生き物だ
の部分を、マイクを離れて客のほうに身体を近づけて。
マイクを通さない分聴こえにくいはずなのに、すごく響いてきた。
そして、そのあとの間奏のときに、佐々木くんの視線がちらっと隣のマイクに流れた。
そこには誰もいない、ギターマイクがあるだけ。
偶然?無意識?なのかもしれないけれど、佐々木くんの視線を追ってそのマイクを見たわたしは、そこにいるはずだったひとを思い浮かべてしまったよ。
なんて深い孤独の歌なんだろう。
気づいたら泣いていた。
●アンコール。
“Flashlight&Flashback”と“象のブルース”(だったと思う)
テンポの速い“Flashlight&Flashback”に踊り狂いながらも、
だから生きることやめないで
の歌詞にまた泣きそうになり、“象のブルース”では佐々木くんに促されて、
笑っても(笑っても) また夜が来て
笑っても(笑っても) また朝が来るだけ
一緒に歌いながら、自分が泣いているのか笑っているのかわからなくなった。おまけに汗まで流れるし。
終演。
久しぶりに汗びっしょりだ。
初めて会った子たちとわいわい喋れるのは、いいライブだったからだ。
最前の子たちも元気そうだ。よかった。
フラッドのライブは毎回とても楽しいので、初めてワンマンに来てみたけど、ヤバイ、こんなにいいライブをやるなんて。
a flood of circleを初めて観たのは2009年1月。まだ1年ちょっとしか経っていない。
そのときの日記にこう書いていた。
「これ以上好きなバンドを増やしちゃダメだから」
いやもう、とっくに・・・(以下略 笑)