星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 怒髪天 オトナマイト・ダンディー・ツアー 2010 "NEO ダンディズム" 公開リハーサル『DOHATSUTEN'S IS THIS IT?』@大阪・BIGCAT(4/21)



(↑「大猫ド真ん中」と書いてある増子さんのサイン入り)






この日、いつにもまして真剣に仕事を終わらせ、ダッシュで三宮へ。

次男と駅で待ち合わせして、久しぶりのBIG CATへ。


怒髪天の公開リハーサル、ぴあやFM802やもろもろの雑誌、あわせて5枚の応募ハガキを送ってなんとか1枚、ぴあからの当選チケットをゲットした。

1枚で二人まで入場できるため、最近怒髪天を知ってファンになりつつある次男を誘った。

昨年末のRADIO CRAZYでは親子で増子さんをリフトしたしね(笑)

リハーサルと言っても無料なのがすごい。リハーサルの様子が観れて、1曲くらいフルで曲が聴けるかも。



入場までの手順は、普段のライブとまったく一緒。物販もやっていた。


平日の週半ばだというのに、あっという間にお客さんでいっぱいになり、「もう一歩ずつ前につめてくださーい」とスタッフの方に2回も言われた。

普段どおりのライブ正装(?)の人や、仕事帰りの普通の服装の人、いろいろいた。どんなテンションで観たらいいのかな?初めての体験で手探り状態。





開演前、ステージでは照明の準備をされていた。

スタッフの方が長い棒で照明の角度を変えていたり、照明全体ががーっと天井からステージにいる人の頭上近くまで降りてきたりした。

見たことのない光景に、もう公開リハーサルが始まっているのかも、と思った。




このイベントは、同時に『あなたの夢かなえます!』という企画がある。

『数々の "怒髪天に叶えて欲しい夢" の中から "怒髪天のライブ現場で1日働きたい!" という方の夢が実現されます。』

友人がこの企画に当たったらしく、「今頃は楽屋で何かしているのだろうな」と思ったら、さらに楽しくなってきた。


そして、ツイッターで楽屋入りするメンバーの様子をつぶやいたり、公開リハーサルをUSTで全世界に生中継するそうだ。

こんな企画を思いつくって、すごいな怒髪天





開演時間を過ぎたら、女性の声で場内アナウンスが。


「開演に先立ちまして・・」いろいろ注意をするのかと思ったら、

「普段のリハーサル風景を、コントスタイルでお届けします。

“オトナの社会科見学・音楽業界編”です。」

とか、

「なお、リハーサルですので、お客さんはいないものとして行います。」

と。そのアナウンスだけで場内大爆笑。コントスタイルって・・・(笑)



◆公開リハーサル


1.「サウンドチェック」


と、先ほどの女性のナレーション。「サウンドチェックとは・・・:」の説明のあと、客電が点いたら静かに坂さんが登場。

ふわっとドラムの前に座って視線を上に向けて「よろしくお願いしまーす。」と。

どうやら音声さんに言われたらしい。

もちろん客はいないはずなので、まったく無視(笑)


ドラムをかっこよく叩いて、次にマイクに向かって「あー、あー」とマイクチェック。



坂さんのサウンドチェックが終わって友康さん登場。

同じように「よろしくお願いしまーす。」と言ったあと、ギターを鳴らし、マイクチェックを。



シミさんも同じく。いつも笑顔のシミさんだから、無表情なのがおかしい。やってて吹きだしそうにならないのかな?


最後に増子さん。

全員日比谷Tシャツだが、増子さんはタオルをねじり鉢巻にして登場。


「よろしくお願いしまーす。」のあと、「夕べ飲みすぎたから、硬めにしてください。」と音声さんに注文を。


客みんなくすくす笑いながらも静かに見守る。



暗転。ステージ上、全員そのときの姿勢で静止。爆笑が起こる。

まんま吉本(新喜劇)やん!(爆)



2.「モニターチェック」


再びライトが点いたら動き出すメンバー。再び爆笑。


それぞれのパートの楽器をチューニングしながら、「何やろう?」「酒爆やろか」と。


“酒燃料爆進曲”


普段のライブのときより2割くらい力を抜いた感じの演奏。

もちろん無表情で、歌は3割減かな(笑)


客も踊りたくなるのを抑えて、じっと見守ったり身体を軽く揺らし胸の前で小さくこぶしを作ったり。

こんなに静かに怒髪天の曲を聴くの、初めてだ(笑)


途中で増子さんが曲を止めて、「いい感じじゃない?」


暗転。



3.「モニターチェック2」


外の音を拾ったり切ったりするそうだ。ナレーションのマイクの入り方も音声さんが変えて、遠くから聞こえたり近くに聞こえたり、いろんなふうに。

へーーっ!なるほど、おもしろい!


ライトが点いたら増子さんが、「NO MUSIC」と言われたので、思わず拍手してしまった。



“NO MUSIC,NO LIFE”


前半と後半、音の響きが違う。ふむふむ。

この曲も途中まで。リハとわかっていても、途中で切られると欲求不満(笑)



4.「立ち位置チェック」



ナレーション「ライブ中、立ち位置を間違えるとステージから落下したりして非常に危険です。」(笑)


4人がしもてから順に、シミさん・坂さん・増子さん・友康さんの順に横に並んで。


え?何が始まるの?



“ドンマイ・ビート”



曲が始まったら4人が踊りだす。大爆笑!


ヒザを「<>」の形に曲げてしゃがんで、伸ばして立って、をひとり挟みに上下交互に。(←意味わからん?)

それを無表情にやるもんだから・・(笑)これは吉本というよりドリフ?(笑)

あまりの楽しさに、いないはずの客から大きな手拍子が起こる。


最後にタテに並んでEXILEの上半身ぐるぐる回すダンスを。回っている途中で暗転。大爆笑(笑)



5.「最終チェック」



増子さんがシミさんに、「さっきの、この高さが・・」とヒザ「<>」の姿勢でしゃがんでやってみせて、「本番までもっと練習しよう!」

そこですか!?(爆)



「何やろか?」「うーん、労働。」



“労働CALLING”


踊りたくてうずうずしてきた!


これも途中で止めて、「いい感じじゃない?」



暗転。



「普段はこの過程を、約40分かけて行います。」みたいに言われていたのはここだったっけ?



次は本番!さっきリハした曲のどれかをやってくれるのかな?とわくわくしながら待った。





◆ライブ本番


スタッフさんがステージに現れて、音声さんや照明さんに向かって「準備はいいですかー」


そして、「じゃあ、お客さん入れますねー」(爆)





さっきまでラフな服装だったメンバー全員が、きちんとライブ仕様の服装に。

増子さんの髪のセット、めっちゃ早い!10分くらいしかかかってないよ?



「ハイ、こんばんは!」


こんばんはーーー!!



いつものように櫛を投げた増子さん。わたしの少し後ろに落ちた。ああ惜しい。


増子さん客を見て、

「これはデ・ジャ・ヴか?見たことあるぞ?」(笑)


「さあ、バンバン行くぞー!!準備はいいか!?」

おーーーー!!


さっきまでリハの邪魔をしないようにおとなしく見ていた客、一気に前へ。

欲求不満を解消するように。



「今日は俺たちの練習だからな!」と新譜の曲ばかりを。


「いや、リハーサルだけ見せて、はいサヨウナラじゃあれだしな!」

うんうん、ありがと!


「5曲だけど・・・まさかあれを5曲目にやるのかって話だけど、でも今俺らが一番伝えたいド真ん中な曲だからな!」


うわっ!この無料イベントであの曲を!?



ラストの“ド真ん中節”

髪を振り乱して気持ちをこめて歌ってくれた。



それにしてもさすがライブ本番。全員さっきまでと顔が違う。

生き生きキラキラしていて感動!<セットリスト>


01.オトナノススメ
02.ヤケっぱち数え歌
03.オレとオマエ
04.アフター5ジャングル
05.ド真ん中節




5曲終わってメンバー退場。まさかアンコールするわけにもいかないよな。

と、思っていたら、進行役を勤めておられた女性が登場。

締めの挨拶かな?と思ったら・・・・



「これで終わったわけではありません。」


???


「今から公開記者会見を行います。記者会見だから写真撮影OKです!それらしくフラッシュも焚いてください。」


おーーー!!!!



メンバーの準備に時間がかかるから、ロッカーにカメラを入れているひとは取りに行ってください、とまで。


「記者会見の記者は皆さんの中から選ばせていただきます!」


おおおっ。


とんがり帽子を逆さにしたような入れ物に入ったチケットの半券で抽選。


整理番号を呼ばれた人はステージに上がってメンバーに質問できるとか。



・・・ハズレました(笑)


10人の番号が呼ばれて、ペアで入場した人はその人もどうぞ、ということで20人の記者団結成。





◆公開記者会見



最初にメンバーが登場して記者会見の前に撮影会。

みんな一斉に携帯やiPhone?で撮影を。


「ほら、よく記者会見でよくあるみたいに、“こっち向いてくださーい”とか、どうぞ。」と煽る進行役のお姉さん。


みんな一斉に「こっち向いてください!」


「どっち向いたらいいんだよ!」と困る怒髪天の面々。


もう、こんなにサービスしちゃっていいの!?無料なのに。(そこ?)



お姉さんに促されて記者団登場。みんな緊張した面持ち。



記者「大阪のライブで、思い出深いライブってありますか?」


シミ「ファンダンゴでやったとき、ライブ前に酔っ払ってしまったこと。」(笑)


増子さんの解説によると、楽屋にナベがあったから、出を待っているとき一杯飲んで食べ始めて、みんなぐでんぐでんに酔ってしまい、「出番ですよー」って言われたときみんなフラフラだったとか。



坂「僕もファンダンゴのライブのあと裸になったこと。」(???)


増子さんの解説によると(笑)、ファンダンゴでのライブのあとの打ち上げで、坂さんが酔って全裸になったことがあったそうだ(ひえー)



他にも受験生の女の子に、「眠いときどうしたら目が覚めますか?」と聞かれて、

坂「寝ること!」(笑)


眠かったら寝ちゃえって話で(笑)



「最近ファンになったばかりでCD2枚しかまだ聞いたことがないですが、何から聞いたらいいですか?」


という質問には、


増子「一番新しいやつ!いつも新しいのが一番いいと思っているので。」


おおっ。


シミ「最初に出したCD・・・『如月ニーチェ』も聞いてほしいです。」


友康さんもアルバム名を言われたが、聞き取れなかった・・・(どなたか教えてください)


他にもいろいろ質問があったが、途中で時間切れ、記者全員の質問が受けれなかった。


お姉さんが「続きは次の機会にお願いします。」と言われたので、

シミさんが「次って・・!気をつけろ!こいつは腹黒いぞ!」とお姉さんにツッコミを入れていておもしろかった。


次の機会があったらいいな。



ステージ上でメンバーを記者役のお客さんが囲んで記念撮影。


そのあとフロアにいる客とも記念撮影。


その撮影の説明をするお姉さんに、「よくアイドルがやってるやつね!」と言ってたのは誰だっけ?



最後にメンバーから一言ずつ。



増子さんは、「シャレのわかる大阪でしかできない企画」と言われたあと、


「また大阪に来るし・・・来週も来るね!(フラカンなんばHatch)、そのあともすぐ来る。(ツアーでBIGCATに)

今度会う時までちゃんと生きてろよ!」



・・・ほろっと泣きそうになった。



こんなにファンを楽しませてくれる企画を考えてくださったスタッフの方もすごいけど、


それに乗っかってコントまでやってくれた怒髪天のみなさんに「ありがとう!」と伝えたい。





進行役のお姉さんが、何度もこう言われていた。

「撮った写真は、必ずブログやmixiにアップしてくださいね!」


え!?いいんですかーーー!?




なので、ちっとはましな写真をアップします。(ピンボケ写真多し)


遠目のは息子が撮ったやつ、近くのはわたしのです。


坂さんと友康さんの写真が綺麗に撮れなかったのが残念!