星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 MINAMI FREAK 008@心斎橋クラブクアトロ(6/29)

出演:Kylee / 小林太郎 / 世界の終わり / ほたる日和 / 高橋優(OA)


世界の終わりTシャツを着て行きながら、時間がなくて世界の終わりのライブは観れませんでした。とほほ。




今日のお目当ては小林太郎

トリはおそらく世界の終わりで、帰る電車を決めていたため観れないかもしれないと思ったが、今日はとにかく小林太郎が観れたら良しとする。


友人に教えてもらって1stアルバム『Orkonpood』を聴いた。

アルバムを聴いた第一印象は・・・名前と音楽にギャップがありすぎる!(笑)

そしてその音楽は、ド・ストライク!

なので早くライブが観たかった。


入場して物販をのぞくと、「小林太郎の12月のワンマン、チケット先行発売してますよー」と言われたスタッフさんと目が合った。

ふらふらと近づき、「1枚ください。」と買ってしまった。ライブがよかったら買うつもりだったのに・・・





フロアは平日だというのに早くからお客さんがいっぱい。世界の終わり人気かな?


ただ・・・最前から3列目くらいまでのフロア中央、デカいカバンを背中に背負った人や、足元に置いて場所を取る人が多くていらっとした。

なんでロッカーに入れんの?

2月のファンダンゴトモフスキー・OKAMOTO'S・黒猫チェルシー)での悪夢が蘇る。

まあ・・・そんなに激しいバンドでなかったら、許せる範囲かな・・・でもSOLD OUTなのに・・・(しつこい)



開演の15分前にオープニングアクトの高橋優さん登場。



◆高橋優(O.A)


01.素晴らしき日常 
02.16才 
03.福笑い


メガネをかけた優しげな風貌の男性。

あとでオフィシャル見て知ったが、秋田出身で大学時代から札幌で路上ライブをされていたそうだ。

札幌!親近感!(笑)


バンドスタイルでのライブ。

わずか3曲だったけど、とてもよかった。

メッセージを届けたい、というタイプのシンガーさんで、しっかり届いた。
もっと聴きたかったな。



ほたる日和


01.季節はずっと
02.セピアフィッシュ
03.リンゴアメ
04.caramel
05.スケッチブック
06.金木犀


4ピースのバンド。ベースは女性。


「こんばんは。ほたる日和です。」

と、ボーカルの早川さんが言われたあと曲が始まった。

その声が・・・・高い!!

MCの声からは想像できないくらい高くて透明感のある声。びっくりした。



『セピアフィッシュ』が特によかった。


 声が言葉があるなら 外に向けて放て
 腐っているよりも 幾らかましだろう
 



「夢追い人の歌を」と言われた『スケッチブック』

切なすぎて胸が痛くなった。


ラストの『金木犀

メロディがとても美しくて、こりゃちゃんと音源聴かなくちゃ、と思った。




次はいよいよ小林太郎

長い髪をなびかせ、ギターを片手に登場。

チューニング・・・あれ?聴いたことあるよ、この曲、と思ったら・・・

スーパーマリオ』だった(笑)


「本番前から好き放題して〜♪

本番もよろしくね!」


本番前からオオウケ。見た目に反して(?)喋りがかわいい。



小林太郎


01.ドラグスタ
02.リバース
03.ソフィー
04.安田さん
05.美紗子ちゃん



『ドラグスタ』〜『リバース』〜『ソフィー』

いきなりテンションが上がる。

めーーーっちゃかっこいい!!



もっと踊りたい!暴れたい!と思ったが、

前方、棒立ちの若者多数。

要塞のように並べられた荷物が多数。


蹴散らして前に出る勇気はございませんでした(涙)

なので自分の持ちスペース(?)で踊り狂う。

かみて側にはノリのいいひとたちもたくさんいたけど、なんと言っても前3列、小林くんのまん前のノリが・・・・彼もやりにくかったのではなかろうか。

中には圧倒されて固まっている人もいたようにも思うけど。



●大阪でライブするのは3回目、1回目はインストアライブだったとか。

2回目にやったライブハウスの名前を言われたとき、お客さんから「行ったよ!」と声が飛んで、その声の方を向いて「ありがとう!」と。


女性の、続いて男性の声で「かわいい!」と言われたら、にやっと笑って、

「でしょ?」(笑)


●前日大阪に着いて街をぶらぶらした。大阪の女性はかわいかった。

「あ、今日もだよ!」(笑)



●大阪は鉄板モノが有名だと思うんだけど、他にも有名なものがある?と客に尋ねる。


客「551!」

小林「ココイチ?」(笑)

客「ゴーゴーイチ!」

小林「ゴーゴ・・イチ?何?」

客「豚マン!」

小林「豚マン?」


小林「551豚マン、551豚マン・・・」

復唱する姿がおもしろい。



小林「他にある?もうひとつくらい。」

客「堂島ロール!」

小林「どうじま・・ロール?」

客口々に「堂島ロール!」「ロールケーキ!」

小林「堂島ロールロールケーキ?堂島ロールロールケーキ、堂島ロールロールケーキ・・・」(笑)

ここでも復唱(笑)



●客「お誕生日おめでとう!」

みんなはっとして大きな拍手を。


小林「ありがとう!・・・二十歳に・・・なりました!」


ドラムの方が、「業務連絡業務連絡、ビールを持ってきてください!」(笑)


スタッフさんが慌てて缶ビールを持ってきて小林くんに渡した。


小林くん、ビールを右手に持ってポーズをつけ、フタを空けてごくごくと。

みんなで「一気!一気!」の手拍子をした。

そしたら小林くん、「缶のフタ、空けてないよー♪」みたいなお茶目な顔をしてみんなに缶を見せて、

小林「終わってから飲みます。」


客「マジメやなー!」

小林「でしょ?」(爆)


和気あいあい、曲とのギャップが壮絶です。(でもかわいい! 笑)



●ラストは『美紗子ちゃん』


じーんとしながら聴き入った。タイトルのえーかげんさに反して曲は良い(笑)

いや、どの曲もCDの何倍も良かった。ギターもうまい。二十歳になったばかり?すごいわー!!


最後にステージを引き上げて行くとき、しもてにあるアンプの前できちんと直立し、深々と客に向かって頭を下げたのを見逃さなかったよ。

うーん・・・惚れました(笑)




◆Kylee(カイリー)


01.On My Own
02.You Get Me
03.IT'S YOU
04.キミがいるから
05.missing


(セットリストはいただきものです)


アメリカ・アリゾナ在住の16歳。

「16歳になったばかりです!」との言葉に絶句。

お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人。めっちゃかわいくて歌がうまい。

日本でライブするのは3回目で、昨日はたこ焼きを食べたとか。


新曲の『IT'S YOU』と『キミがいるから』がよかった。



このあと世界の終わりのメンバーが順にステージに上がってセッティングを始めた。

彩織さんが登場したとき、「かわいい!」「かわいい!」

苦笑。


そして最後に深瀬くんが現れたときの「きゃ〜〜〜♪」にはだいぶひいた。

いつのまにアイドルに!?


帰りの電車まであと10分くらいしかなかったので、1曲でも聴けたらと思って粘っていたが、この黄色い声に気持ちが萎えてしまって帰ることにした。

ライブが始まってしまうと、途中で帰りたくなくなるしね。


あとで聞いた話によると、新曲をやったそうだ。聴きたかったな。


フロアを出て物販に寄って小林太郎Tシャツを買ったら、スタッフさんが「12月のワンマンのチケットもありますよ!」と。

もう買いました、と言おうとすると隣でチケットを売っておられたスタッフさんが、

「今日一番に買っていただきましたよね!」


いや、そんなこと覚えてなくていいから(笑)


最後までライブが観れなくて残念だったけど、大満足した一日だった。

小林太郎の12月のワンマン、楽しみだ。