GSGP PROJECT supported by glico@梅田シャングリラ
『GSGP PROJECT』とは、、「次世代の音楽シーンを担うアーティストを応援する“ニューカマーサポート”を合言葉に2003年よりスタートしたイベント」であり、
「Good Sound,Good Partner」
の頭文字を表わしている。
始まった当初は、
「G=グリコ」「S=清水音泉」「G=グリーンズ」「P=ぴあ」
の略だといわれていたが、パートナーに「FM802」が加わって、変更したと思われる。
このイベントに来るのは4回目。今日もグリコのお菓子、もらえるかな。(そこ?)
朝から強い雨降りで、傘をさして家を出たが、シャングリラに着くころには雨はあがっていた。
フラッドとノベンバーズ、どちらも大好きなバンドだ。
そういえばフラッドを初めて観たときも、ノベンバーズとの対バンだった。
モーモールルギャバンは名前しか知らず、観るのも聴くのも初めて。
どの順に出てくるのだろう。わたしの予想では、フラッドとノベンバのどちらかがトップかトリ、2番手がモーモールルギャバン。
さあ、どうだろう。
開場したらフライヤーとともに、グリコのクラッツをもらった。
↓じゃん!
前説にはFM802の綺麗なDJさんが出て来られて、今日の出演バンドの簡単な紹介を。ステージには幕が閉まっていて、その前に立って。
「a flood of circle 」→「ロックとブルースを融合させた素晴らしいバンド」
「THE NOVEMBERS」→「美しき轟音」
だいたいこんな感じ。
そして「モーモールルギャバン」は・・・「地球外の生物」
って、確か言ってたよね?
期待が高まるわ〜(笑)
さあ、トップは・・・軽快な音楽と男性DJの声が流れて、
まったり後ろにいたらしいフラッドのファンが慌てて前詰めに。
わたしはボーカルマイク前3列目。ぎゅーっと押しが来る。
〜セッション〜
01.ブラックバード
02.噂の火
03.Buffalo Dance
04.(新曲)
05.Human License (新曲)
06.プシケ
07.月に吠える
豪雨のヤングライオン以来のフラッド。今日も雨降ったね!(笑)
●「お菓子の抽選があるから、ライブは短めに。」(笑)
と、佐々木くん。
「僕らのこと、ほとんど誰も知らないでしょ。」
えーっ!ファンダンゴソールドアウトやったやん!
●「7月21日に僕ら初めてのシングルが出ます。」
“Human License”
大層なタイトルだけど、それだけ自信がある、みたいなことを言われていた。
●プシケのメンバー紹介では、
「シャングリラにお集まりの親愛なるみなさま!俺の大事なメンバーを紹介します!」
モッシュでもまれながらも、目は佐々木くんから放さず。
ラストは“月に吠える”
後半のサビはマイクなしで。
ファンダンゴでこの曲に感動したことを思い出した。
前の女の子が涙ぐんでいた。
ライブが終わると再び幕が閉まった。
前詰めになって他のお客さんと密着していたが、一旦解除。
振り返るとお客さんがいっぱい。ソールドアウトだもんな。
次に紹介されたのは、THE NOVEMBERS。
フラッドのときほどではないけど、また押しが来た。
01.アイラブユー
02.pilica
03.dysphoria
04.こわれる
05.バースデイ
06.Misstopia
歌っているときの照明がほとんど背後からで、逆光になって小林くんの表情がよく見えない。ああ、残念。
でも、金の髪やスレンダーな身体のシルエットが浮かび上がり、この世のものとは思えないくらい綺麗だった。
今日は「いい夜を」って左手を挙げることはなかったが、ギターを弾いているときの姿勢が綺麗で、エフェクターを操作するときの足の動きや時に片足で飛びながらリズムを取る動作に見惚れてしまった。
“pilica”までは黄色い照明で、“dysphoria”になると青い照明になり、ステージの温度が下がる。
が、
“dysphoria”の途中でマイクトラブル発生!
一番盛り上がるところで音が出なくなる。
苛立つ小林くん。
歌いながらマイクをスタンドからはずして手でトントンして、
全然音が出なくて、右手に持ったマイクを思いっきり床に叩きつけた。
うわっ!小林くんがキレた!
ステージを降りてしまうかも、と一瞬思うくらいの勢いだったが、
ベースの高松くんのマイクを奪って歌い続けた。
ほっ。
そのあと小林くん、
「さっきマイクがなんかわからないことになってポイしたけど・・・(笑)
ライブだから、
ポイするのもライブだから。」(笑)
と。
チューニングの間、スタッフの方がマイクを調整。
小林くん、グリコにまつわる話をケンゴさんに振って、ケンゴさんがマイクなしで何か答えてうなずいた。
会場から笑いが起こる。
ケンゴさんがまたギターの調整に戻ったら、
「あれ?もう螺旋階段下りちゃうの?笑いのBIG WAVEが起こったのに。」(笑)
小林くん、大阪に来ると「笑い」を妙に意識してるでしょう?(笑)
「では・・グリコと、FM802に捧げます。“こわれる”」
あれ?
ちょっと皮肉、入ってる?考えすぎかな?
久々に聴く“こわれる”
とってもよかった・・・けど、“こわれる”のあと、MCに入っちゃった。
“こわれる”〜“白痴”または“Arlequin”と繋がる流れが聴きたかった。
まだマイクを気にしている小林くん、マイクスタンドごと横向きにして、わたしたちにマイクを見せてくれたが・・・凹んでる?
でもそれ、さっきポイしたからやん!(ポイなんて甘いもんじゃなかったぞ 笑)
何を思ったか小林くん、マイクの先のカバー?みたいなところをくるくる回してはずしてしまって、ステージかみてに軽く放り投げた。
「これ(マイク)には代わりはあるけど、今には代わりはないから。」
音はちゃんと聴こえるが、扁平な感じ?大丈夫かな?
お客さんから「大丈夫ー?」の声が飛んだらそっちを向いて、
「僕は大丈夫だけど、マイクが大丈夫じゃない。」
いや・・僕も大丈夫じゃなさそうだよ?
「あと2曲やって終わります。ノベンバーズでした。」
“バースデイ”
さあ 窓を開けて 僕を見て
「何か素敵な話は・・・って、歌えない!代わりをください!」(爆)
スタッフさんがさっき放り投げられたカバーを持ってきて、くるくる元通りにした。
で、仕切りなおし。
“バースデイ”〜“Misstopia”
マイクトラブルから小林くんのペースが狂ってしまったけど、お客さんが見守ったりウケて笑ってくれたのに救われたと思う。
あれでみんながしーんとしてしまったら、辛かっただろうな。
小林くんが「大阪が好き」って言われていたわけ、少しだけわかった気がした。
初見。
この前誰かに、「モーモールルギャバン、リンコさん好きだと思う。」って言われたけど、確かに(笑)
でも、わたしのイメージってどんな?
京都発のバンドで、Wikipediaによると、ゲイリー・ビッチェ(ドラムス&ボーカル)、マルガリータ(ベース&ボーカル)、ユコ(キーボード&ボーカル&銅鑼)の3人の編成。
幕が開いてびっくり!
ドラムのゲイリーさん、なぜに裸ネクタイ!?しかも下はパンツ(海パン?)1枚。
で、ドラム叩きながらかっこよく(?)歌うし。
ユコさんは女性。なかなかパワフルなキーボード。
「東の神聖かまってちゃん、西のモーモールルギャバン!」
フロア後方、かみてにあるドリンクコーナーのところで、ライブを終えたフラッドとノベンバーズのメンバー、ほとんど全員が、モーモールルギャバンのライブを観ておられた。
一番前に小林くん、その後ろにフラッドのベース・石井くん、一番後ろに佐々木くんの顔も見えた。
そちらを少し気にしながらも、ライブはめちゃ楽しくて引き込まれた。
“パンティー泥棒の唄”という曲が傑作!
そしてその曲にウケて笑っていた小林くんを、ワタシは見逃さなかった!
ドラムの方が、
「GSGP、トリじゃなくてオチ!」(笑)
「この順番を考えたやつは誰だ〜!」
と叫んだとき、思わず振り向いたら小林くんと目が合った(笑)
先日モーモールルギャバンはここシャングリラでワンマンをして、そのときソールドアウトだったが、
「今日は同じシャングリラでもアウェイかと思ったら・・・ありがとう!」
だって楽しいですもん!
ゲイリーさん、前半でネクタイをはずしてフロアに投げ、後半でパンツを脱いだ。
思わず「ぎゃ!」と思ったが、ちゃんと下にもう1枚履いておられた(あたりまえ)
脱いだパンツもフロアに投げ、わたしの斜め前にいた背の高い男の子がそれをキャッチ。
その子が嬉しそうに次の曲で踊りながらパンツをまわしたら、そこから飛んできたと思われる汗がわたしの顔に!
こりゃー、さすがにイヤだ!(笑)
最後にみんなで「パンティー」コール。
感動的だった(笑)
再びDJさんが出て来られて、グリコの詰め合わせの抽選会。
5名に当たるのだが、見事にはずれ。
帰り際に物販を覗くと、ノベンバーズは高松くんとケンゴさんが、フラッドは佐々木くんと石井くんがおられた。
それでフラッドの物販に寄って、佐々木くんと少しお話して握手をしていただいた。
ヤングライオンにも行きました!と言ったら、
「今日も俺のせいで雨が降ってすみません。」って。
ライブが始まるころにはやんでいたので大丈夫。
でも、OTODAMAでは降らせないでくださいね!
お客さんもみんなとても楽しそうで雰囲気もよくて、最初から最後までいいライブだった。
次のGSGPは、「ポッキーの日」11月11日だそうだ。
会場は大猫。
さて、どのバンドが登場するか、楽しみ♪