空中ループ目当てで仕事終わりにVARIT.へ。
トップバッターなら間に合わないかも、とやきもきしたが、2番目だった。
実は三宮に向かう途中、ライブハウスに電話した。
出演順は大抵教えてもらえないので、「7時半頃行ったら、空中ループに間に合いますか?」と尋ねた。
そしたら、「多分大丈夫だと思いますよー」と。
こんなことばかり知恵がつく。
他のバンドはいずれも初見。
acariというバンドのリリースツアーらしい。
「VARIT.に向かっている」とツイッターでつぶやいたら、友人がメールをくれた。
明日も仕事なので最後まで観ないかもしれない、と返事をしたら、「acari、1曲でも聴いてほしい」と。
うん、できるだけそうしよう。
VARIT.に着いたら最初のバンドのライブが始まっていた。
道路に面した入り口から入って階段を降りると受付がある。
そこですでに音が聴こえる。
当日券を買ってドアを開けるとはっきりボーカルの声が聴き取れた。女性の声?
フロアに降りて近づいてみると、かっこいいお兄さんだった。声、高くてきれい。
◆CK-Mock
関西のバンドで、ボーカルさんは神戸の方かな?
4ピースの音もかっこいいバンドだった。
セットリストを物販の机に貼ってくださっていたのでいただきました。
01.today
02.no trip
03.机の中の未来
04.ココニイタイ
05.ダンスヒーロー
01.Stand Alone
02.チェックアウト
03.小さな光
04.ハローグッバイ
05.光年ループ
今月は4回も空中ループのライブが観れる。
彼らが神戸でライブをするのは、確か4回目。
今月末には5回目がチキンジョージである。
MCで森くんと松井くんがそのライブの話になって、「土地勘ないのでわからないですけど、チキンジョージはここから近いですかね?」と。
思わず「近いよ!」と言ってしまった。
徒歩10分もかからない。
詳しいことはわからないけど、バンドがライブするのって、ある程度ハコが決まっているのだと思っていた。
でも、いろんなバンドの対バンで呼ばれると、いろんなハコでライブができておもしろい。
VARIT.は、空中ループの音がとてもきれいに響くハコだと思う。
“光年ループ”のときに、特にそれを感じた。
4人がどこかに飛んで行ってしまいそうだった。
◆acari
トリじゃなくて3番手だった。
遅くなったら途中で帰るつもりだったので、「よかった、acariを最後まで観れる」とほっとした。
5人編成で、キーボードの方が女性。
驚いたのはボーカルの三浦さんの声。
高くて、心地よい声。ものすごく波長が合う。
三浦さんは京都の方らしい。他のメンバーさんは、山口・東京・千葉・愛知と、いろんなところ出身です、と紹介されていた。
3曲目くらいの曲がとてもよくて、あとで物販に行って、
「37℃の てのひら〜♪ってどの曲ですか?」と尋ねた。
新しいアルバムに収録されている“君の名を呼ぶ”という曲だった。
セットリストはわからないけど、他には“ラブレター”“ほおずき弾けたら”“ハレルヤ”などを演奏された。
◆ファジーロジック
神戸出身の4ピースバンド。
2007年に、自分たちの高校の文化祭に出るために結成されたそうだ。
19歳。
ここまで聞くと、黒猫チェルシーとかぶる。
違うのは女性ドラマーで、音も黒猫よりも少しだけポップな感じ?
「日本No1高校生バンドを決定する"登竜門"」的番組『音燃え!』にて準優勝を果たしたそうだ。
そういえば黒猫チェルシーもこの番組で準優勝だったな。(黒猫は2ndシーズン、ファジーロジックは3rdシーズン)
ちらっと観て帰ろうと思っていたが、おもしろくて結局最後まで観てしまった。
演奏もうまかったし、曲もよかった。
終演後、時計を見て慌ててVARIT.を出た。
それでも空中ループのメンバーのみなさんと少しずつでもお話できてよかった。
友人に頼まれて買ったacariの缶バッジセット。
かわいくて自分の分も買ってしまった。
もちろん『プリズム』も。