星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

THE PREDATORS “THIS WORLD TOUR”@Zepp Osaka(9/13)




「次にいつTHE PREDATORSのライブがあるかわからないからグッズは買わないつもりだったのに、楽しすぎたから翌日の名古屋ライブに行く人に買ってきてって頼んじゃった。

わたしがライブ現役でいられるうちにやってくれるかなあ。」


2008年11月6日のTHE PREDATORSのライブ後に日記にそう書いた。


ドラムはシンペイくん(テナー)から高橋くん(元エルレ)に交替したけど、まだ元気にライブに行ける間にやってくれた。ありがとう!


そのとき名古屋で友人に買ってもらったグッズも、無事身につけることができて嬉しいです。



前回のツアーのときには、「え!そのカバン持ってその服装でモッシュゾーンへ!?」というお客さんが結構多かったが、今回はさすがにそういう人は少なかったような・・・


そして開場後、最前ブロックはJIROくん側(しもて)から客で埋まり始め、そのうちかみて側もいっぱいになっていた。

その人ごみを避けてわたしは2ブロックめの真ん中へ。


待つこと1時間、まず場内の非常灯の明かりが消え、その途端に大きな歓声が上がり、まずかみて側の客が前詰めに。

それを見てしもての客もぎゅっと前詰めになって、流れている曲に合わせて大きな手拍子が。

その曲が終わって手拍子が消えかけたと思ったら、ダン!と音を立てるように照明が消えて真っ暗になった。(実際は音は出ていない)



(以下、ネタばれあり。MCはだいたいです)





再び照明が点いて、ピロウズのときのように真っ先に早足でステージに登場したさわおさん。

頭にはツノの生えた帽子が。『牙をみせろ』のジャケ写でかぶってるやつ。物持ちいいな!(笑)


JIROくんはデカい真っ黒のサングラスをかけてオレンジ色のTシャツ。


高橋くんの服装は・・・覚えていない。ただ「オトコマエやな〜」っと思った(笑)<セットリスト>

01.Last Hunting
02.Desperate Donor
03.BRAIN CALLY
04.THIS WORLD
05.TRIP ROCK
06.SHOOT THE MOON
07.ROCK 'N' ROLL LAY DOWN
08.GUN LOCK
09.THE REQUIEM (without the titles)
10.GOOD BYE GOBLIN
11.(新曲)
12.Lizard Man
13.Sleepy Dragon
14.LIVE DRIVE
15.爆音ドロップ
16.WILD TIGER


En1

01.Dizzy Life
02.Tyrant


En2

03.Breed(NIRVANAカバー)




「あうぃえ!」


おーーーー!!


ガンガン飛ばして演奏して、最初のMCなんだったかな?


あ、「新メンバー、ドラムス、高橋宏貴くん!」だった。




さわお「相変わらず・・・歌詞を間違える!」(笑)

「特に似たような言葉や、言葉を入れ替えても意味の通る歌詞は間違えやすいんだ。

東京のライブで、ROCK'N'ROLL LAY DOWNの『墓標を知ってしまいそう♪』を『土俵を知ってしまいそう♪』って歌ってしまって・・・

“は!?土俵!?”って(笑)」




「Tyrantの1番の『針の無い蜂』と『トゲの無い薔薇』が・・・あれ?どっちが1番だっけ?今でも間違ってる!(笑)

その『トゲの無い薔薇』を『ハゲ』って歌っちゃってさ!(爆)


会場の誰も間違いに気づいてないけど自分ではめっちゃおかしくて、
でもそういう曲じゃないから必死で笑いをこらえて真顔で歌ったんだ。」(笑)



「・・・じゃあ、『土俵』の歌を。」(笑)


“ROCK 'N' ROLL LAY DOWN”


その部分、やっぱり『土俵』って聞こえた(笑)



さわお「8秒ルール、噂になってる?

JIROくんを8秒見て、高橋くんを1秒見て、俺を1秒見るってやつ。」(笑)

知ってるよ、ってみんなでうなずくと、おもむろにさわおさん、後ろを向いて何かを取り出し、

「守れなかったら、撃つよ!」

え。手にはピストルが。


一瞬、ほんの一瞬、みんな引いた気配が(笑)

でも、パンって撃ったら、小さなピンポン玉が飛び出して、客は大喜びで取り合いに。

あ〜、ビックリした!



ところで前回のツアーでは、28秒ルールだったよ?(笑)

「28秒はJIROくん見てていいけど1秒はシンペイくん、1秒は俺をみるんだぜ!バランスってものがあるだろ?」

って言ってた。





●今年いろんなフェスに出演したが、思い出深いのはモンバス

モンバスの会場に向かうために乗った飛行機での出来事。

あるひとりの年配?女性が、遅れて飛行機に乗ってきた。



さわお「そいつ、遅れてきたくせになんかCAとかにブチギレてんだよ。

“あのカウンターの女は何なの?あんなヘボどうして雇ってんのよ?”

ヘボって言葉、ひっさしぶりに聞いたなと思ったんだ。

H・E・B・Oでヘボ!(笑)

ヘボの意味を思わず調べちゃったよ。語源は平凡なんだって・・・まあそれはいいとして!(笑)


そのクレイジー・ババア、“訴えてやるから!!私の顧問弁護士は東大法学部卒なんだからね!!”って。」


その女性、隣に格闘家風の兄ちゃん、通路隔てて俺、スタッフ、スタッフ、みたいな。


格闘家風兄ちゃん、DSやってたんだけど、ぎゃあぎゃあ言うクレイジーババアと、ぺこぺこ謝るCAに挟まれて集中できねえだろうな、って思ってたら、急に立ち上がって席を替えてもらったみたいで。

兄ちゃん立ち上がったっとき俺と目が合って、思わず微笑み合って(笑)



隣の隣にいたスタッフも、何事ですか?って感じでまわりは騒然としているに、見たらそのクレイジーババアの真後ろの席の高橋くん、爆睡してたんだ!
びっくりして何度か見直したけど、“かー”って寝てて。」(笑)



「そんな高橋くんの曲を作ってきました、新曲!」


おおっ!!ピロウズの“グッド・マナー”と同じ流れだね!

高橋くん、爆笑してる(笑)


そして、「歌詞は英語なんだ(笑)サビは“But,he was sleeping behind her.”覚えやすいと思うから、一緒に歌ってくれ。」(笑)


と言いつつさわおさん、ポケットから歌詞を書いた紙を取り出し、最前の客に手渡し、それをひろげて俺に見せてくれ、という動作をして、


「ホラ、“勝訴!”みたいな感じで。」(笑)

曲のモチーフはともかく、かっこいい曲だった。

さわおさんの前でマナー違反をすると曲ができる?(笑)




●「僕らのライバル・・・嵐がね・・」って。


その嵐がでかい会場でライブやっていたのをテレビで?見たそうで、

さわお松潤がね、松潤って、本名何?」

客「松本潤!」

さわお「へえ、そうなんだ・・・

その松潤が、今から僕たち5人が、君たち7万人を幸せにしてやる!(客が)きゃあ〜〜!って。


あれ、やりたい!」(爆)



さわお「今から俺たち3人が、君たち2144人を熱くしてやる!」


「きゃあ〜〜!」+「おーーー!」+(笑)



あ、人数は適当です。



さわおさんが客に、「楽しいなあ!」って言ってるのを見てJIROくんが、

さわおさん、さっき楽しいな、って言われてたけど、

さわおさんのMC、楽しいね!」(笑)


JIRO「やっとプレデターズで大阪に来れました!

あとライブは名古屋・東京の2箇所ですが、プレデターズの夏を最後まで楽しみたいと思います!」




●“LIVE DRIVE”


間奏のギターとドラムが交互に弾くところ、高橋くん、めっちゃかっこいい!

このときJIROくんが高橋くんを見て右手でガッツポーズ。それ見て胸がキュンとしてしまった(笑)




●本編最後の“WILD TIGER

  
 Show me a tusk!さわお

 Wild tiger(客)



の掛け合いも完璧でめちゃ気持ちいい!



本編が終わったのは20時4分。

う〜ん、約1時間・・・(笑)


前のときはお客さんに時間を尋ねて、8時8分って言われて、

「8時8分!?こんなにいっぱいやったのに?」

って言ってたから、それより短い。

ついに開き直ったか?(笑)



●アンコール。


登場時にさわおさん、またピストルを客に向ける。

向けられた客は揃ってハンズアップ。

ああ、撃たれたい(笑)


ふと見ると、その様子をJIROくんが写真に撮ってた、いたずらっ子みたいな笑顔で。



●Wアンコール。


さわおさんはいつもみたいにしもて側の客(今日はほぼJIROファン)にグータッチしに行き、

JIROくんは缶ビール持って登場、かみて(ピロウズエルレ)の客のほうに行っておいしそうにビールを飲んでウケていた。


あまりの曲のかっこよさ・・・からか、ダイバーがひとり出現!

が、不慣れなバスターズエリアだったのか、すぐに落下。大丈夫だったかな?



●やっぱり、1曲終わるごとにJIROくんへの声援が凄かった。うわ〜んって響いて。なんて叫んでいるいるのかわからんくらい。


それに負けじとさわおさんや高橋くんの名を叫ぶ男子もいたが、律儀にJIROくんの名前も呼んでいて微笑ましかった。


そんな声援も、さわおさんのMCが始まったらピタッと止んだので、不快感はほぼなかった。うん。


おもしろかったのは、客席しもてとかみてで、拳を上げたときに違いがあること。


さわおさん側は腕につけているのはせいぜいリストバンドくらいだが、JIROくん側の腕にはひらひらやきらきらが。

それでも前回のときよりは違和感が少なかった。お互い慣れたから?(笑)



時折3人が、近づいて向かい合って演奏している姿は、本当に楽しそうに見えて、見ているわたしも楽しくなった。


次にTHE PREDATORSとしてライブをやるのは、また2・3年後かもしれないが、続けてほしいな。


いつか10周年記念ライブとかやっちゃったりして?

それも楽しいかも。