出演:tobaccojuice / 空中ループ / 里帰り / PaperBagLunchbox/
あまやどり(O.A)
以前屋上で空中ループのライブを観たビルの5階にあるVOXhall。
そのときもライブハウスの中を通ったと思っていたが、初めて中のフロアに降りてびっくり!
ビルの5階が入り口で、受付を通るとドリンクカウンターとPAブースがあり、階段をどんどん降りたところにステージがある。
おそらくステージがあるところはビルの4階と思われ、降りる途中に段々になっているライブを観るスペースがあった。
階段を下まで降りきるとステージ。
したがって上のフロアからは、ステージを見下ろすことになる。
わたしは友人と、ステージとほぼ同じ高さになる一番下のフロアに降りた。
下から見上げると、段々畑のようになった上のフロアにもお客さんが続々と集まってきていた。
下から3段目くらいのところには、丸椅子が置いてある。
おもしろいなあ、ここ!
好きな場所を選んで、好きなように観たらいいんだね。
キョロキョロしているうちに開演時間になった。
◆あまやどり(O.A)
01.せみしぐれ
02.まんげつのよる
03.こうもりになる
04.春
(配布されたアンケートに書かれていたセトリ)
ピアノとギター、ドラムの3人編成。
京都のバンドらしい。
ピアノの女性とギターの男性のツインボーカル。
雨の音のSEで登場。
ふわふわゆらゆらきれいな音と声で、気持ちよかった。
二人のボーカルが掛け合いで歌う“まんげつのよる”が特によかった。
ライブ後、物販のところで2曲入りのCDを無料配布されていたのでもらいにいった。
「記念にサインしていただけますか?」と言ったらすごく困った顔をされて、「次までに考えてきます」って。
◆里帰り
名古屋発のバンドで、ギターボーカル、ピアノボーカル(女性)、ベースの3人編成。
この日はギターとドラムのサポートがあった。
ステージ中央の小さいテーブルにランプが置いてあって、最初に登場したピアノの女性がそのランプを灯して、ライブの始まり。
お香のようなものも焚かれていたような。
ライブ中ずっと、鈴虫?のような虫の声がバックに流れていた。
二人のボーカルの声がとても美しくて、ハモったときはぞくぞくした。
突然MCをされたベースの方の話し方が、まったりしていてツボだった。
01.Ground Disco
02.watching you
03.オレンジ(2010 ver.)
04.アコースティックボート
05.ティコ
9/30から大阪のセカンドラインで始まった、2nd Albumリリースツアー。
またの名を「一から出直しツアー2010」
11/28のファイナルまで全部で17本。(ミナホ含む)
わたしが観たライブは、この日で4本目になる。
初日のセカンドラインは、観るほうもドキドキしたけど、ライブもやはり緊張感が漂っていた。それはそれでいいライブだったけど。
東京から神戸までの間を旅しながらライブしてきて、疲労もかなりのものじゃないかと思うが、そんなことは気にならないくらい素晴らしいライブだった。
セットリストを少しずつ変えてくれているので、“Ground Disco”や“アコースティックボート”が聴けて嬉しかった。
そして何よりも“watching you”が素晴らしくて・・・
初日の9/30にも確か聴いたはずなのに、全然違う曲のようだった。
曲も成長するんだね。
五線紙に書かれた音符や言葉が、ひとに息を吹き込まれて命を持つんだな、と思った。
ナカノくんのアカペラから始まる歌いだしも好きだけど、ようちゃんのシンセの音がめっちゃ好きだ。
「僕は音楽に恋していました。まだ人前で歌ったりしていないころ。
それが、こうやって歌うようになったら、そんな楽しいことばかりじゃなかった。
でも、4年前のミナホに出演したとき、なんばHatchでtobaccojuiceのライブを観て、音楽の楽しさを知って感動しました。」
うろ覚えのMCだけど、そういう意味のことをナカノくんが言われたとき、彼の目には涙が浮かんでいて、もらい泣きしそうになった。
tobaccojuiceと同じステージに立てることが、誇らしそうに見えた
[追記]↓思い出したMC
「4年前にミナホで深夜のハッチでタバコジュースのライブを見て感動して、音楽に本気で恋をしていいんだって思った。
みんな音楽にはわがまま言っていいんだよ。
あんなバンドクソだとか、大好きなバンドは“好き、好き”って言っていい。」
今日のラストは“ティコ”
ナカノくんの声が透明に澄んでいて、心に染みてきた。
ライブ後、隣にいた友人も「MCで泣きそうやった。」と話してくれた。
01.(新曲)
02.ハローグッバイ
03.(新曲)
04.小さな光
05.imago
さすがホームだけに、上の段にいたお客さんがたくさん下に降りてこられた。
ツイッターで新曲やるって言ってたよ、と友人がライブ前に教えてくれた。
で、2曲も聴けた!
歌詞をしっかり聴き取った自信はないが、特に3曲目にやった曲は、空中ループの今までになかったような歌詞だった。
聴いていてどきどきした(笑)
音源になるのが楽しみです。
“小さな光”は違うアレンジで。
“imago”も違ったかな?
前に聴いたときより、光が増したような感じがした。
京都・東京でのイベントの告知を森くんと松井くんが。
東京でもライブする機会がどんどん増えて、凄いなあ。
そういう空中ループの姿を見ていると、わたしまで勇気をもらうよ。
今年彼らを観るのは今日が最後かもしれない。
感謝の気持ちを込めて拍手をした。
トリはtobaccojuice。
前のどのバンドもtobaccojuiceの名前を上げて、自分達も早く彼らのライブが観たい、ということを言われていた。
わたしも4月に福岡でライブを観て以来だ。楽しみでわくわくしてきた。
セトリはわからないが、“ダダダダンス”から始まって、“どこまでも行けるさ”で終わり・・・だったかな?
アンコールも1曲やってくれた。
(↓あとでいただいたセットリスト)
01.ダダダダンス
02.幻メルヘンシティー
03.工場町
04.ピカピカサンセットレインボーブルース
05.素敵な三人組
06.ドリームス
07.スモーキーラム
08.どこまでも行けるさ
En.09.パーティーブルース
とにかく楽しくて、松本くんの歌いながらステップ踏む姿はかっこよくて、あんなふうには踊れないけど一緒に踊っちゃえ!状態でした(笑)
前のバンドの人たちが、僕らのことを褒めてくれていて、それは嬉しいことだけど、「そういう歳になっちゃったんだなって思いました。」(笑)
でも、これからも僕らは音楽やめないし、また見かけたらがんばってるなーって思ってやってください、みたいなことを言われた。
そんなことをさらっと語ってまた踊りだす松本くんは最高にかっこよくて、「松本くんの身体は音楽でできているに違いない」と思った。
かみての壁側を見たら、PBLのナカノくんや空中ループの松井くんが、とても楽しそうに踊っておられる姿が見えた。
音楽はひとを幸せにする。
そんな当たり前のことを思い出した。
11/27に心斎橋JANUSであるライブを紹介されていたけど、めっちゃ行きたくなった。日曜日に名古屋に行く予定がダメになったので、JANUSに行っちゃおうかな。
これ↓
11月27日(土)
『4CATS GARDEN vol.00 -大阪編-』@心斎橋 JANUS
tobaccojuice, cutman-booch, FoZZtone, AWAYOKUBA
終演後、友人と物販に寄ったら、出演した全部のバンドのメンバーの方がおられた。
温かいイベントで楽しかった!
VOXhall、おもしろいハコだった。
また来よう。