出演:cutman-booche / tobaccojuice / FoZZtone / AWAYOKUBA / DJ:ATUSSY(FUNNY BOY)
23日の京都VOXhallでのtobaccojuiceのライブに心を奪われてしまい、急遽チケットを取ったこのイベント。
『4CATS GARDEN』・・・HPには「ピカソが愛したレストランのように沢山の才能が集まるお庭」と書いてある。
cutman-booche主催のイベントのようだ。
先に東京編があり、大阪編とはメンバーが2組違っていた。
tobaccojuiceの出演は最後に決まったらしい。
いままでcutman-boocheとは何度も共演して来たが、「おそらく大阪では初めてなんじゃないでしょうか」とはcutman-boocheのマネージャーさんのお言葉。
嬉しいなあ。大阪編のメンツ、観たいバンドばかりだ。
偶然知ったイベントで4日前に行くことに決めたけど、こりゃあ儲けたかもしれん(笑)
JANUSに来るのは2回目だけど雰囲気のいいハコで、開場前に外のロッカーに荷物が入れられるのがいい(←ここ重要)
ビルの5階にライブハウスはあるが、ビル1階の入り口は、どうやら開場の30分前くらいに開くようだ。
1階から5階まで、長いエスカレーターに乗ってJANUSに着いた。
4日前に買ったチケットなのにえらく番号が若いと思ったら、4枚一緒に買ったら同じ番号、になっていた。
つまり、友達3人でチケットを取って、それが20番なら20番が3人いるってこと。そしてその次の番号は23番ではなく、21番。
うーんと、人数把握が難しそう(笑)
入場時にスタッフの方が客に何かを渡しながら、「針に気をつけてくださいね」と言われるので見ると、このイベントの缶バッジだった。
得した気分でホクホク。
フロアに入るとミナホのセカイイチのときにお会いした女性を発見。
声をかけていろいろ話をしながら、並んでライブを観ることに。
おかげで開演前から楽しかった。
◆AWAYOKUBA
昭和63年生まれの4人組。
「大阪 堺 泉北の山奥から登場!
ファンキーで、ゆるくて、古くて、新しくて、てきとーで、しっかりしてて、泥臭くて、さわやかな、
なんでもありの田舎テイストただよう欲張りサウンド!」
(オフィシャルより)
http://www.awayokuba.jp/top/
今年7月の見放題以来。
ボーカルの方の髪型が、金色から黒に変わっていた。
前回観たときよりずっといいライブだったな、うん。楽しかった!
01.ヘッドフォンゴースト
02.ダイヤモンド
03.幻メルヘンシティー
04.HEADLIGHT
05.ドリームス
06.どこまでも行けるさ
(歌詞を覚えて帰って調べたので、間違いがあるかも)
「最近はメンバーだけでいろんなことをやっています。」
メンバーだけでライブに来て準備して、物販にも立って。
そして、新しいグッズの缶バッジもメンバーで絵を描いたとか。
でも松本くんと岡田くん(Ba)の絵は却下だったそうで、
「今のが売りきれたら、次は僕の絵で作ってもらいます!」と松本くん。
「缶バッジはやっと10個できたので持ってきました!」
え?たったの10個?と客が口々に言うと、
「あ、10種類です!」(笑)
それからギターの大久保くんの個展の話をしたり、ベースの岡田くんとFoZZtoneのベースの方が最近仲がいいという話をしたり。
そのとき、
松本「ファズトーンの・・」
と言ってしまい、お客さんに「フォズトーン!」と笑いながら指摘され、
松本「やっちまった!・・・あんなに練習したのに!」(笑)
そして、MCをシメようとしたとき大久保くんに「告知は?」と言われ、ちょっと動揺?して、
松本「ぐだぐだでごめんなさい!」(笑)
で、告知を大久保くんに任せたところ、
大久保「来月も大阪でライブがあります。場所はニーブで・・・」
客「ネイブ!(knave)」(笑)
松本「・・・あんなに練習したのにねっ!」(爆)
しっかりいいオチがついていた(笑)
ライブを見続けることによって、曲がはっきりわかってくるのが嬉しい。
tobaccojuiceとの初対面は、去年の3月の神戸スタクラ。
フラカンとおとぎ話とのイベントだった。
その後もsleepy.abのツアーやTHE NOVEMBERSのツアーのときゲストで出演されていてライブを観た。
友人にもファンが多く、ずっと気になりながらも遠目で観ていた理由のひとつは・・・そのバンド名。
「タバコ」っつーのがねえ。(←生粋の煙草嫌い)
好きなひとができても喫煙していたら・・・百年の恋も覚める、または真剣にやめさせに入るくらい嫌い。
だからってバンドまで遠ざけなくても、と思う。。。が。
まあとにかくそんなしょうもない理由で近づかなかったのだけど、たまたま買った彼らのカバーアルバム、『ゆめのうた』
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これが素晴らしくて、特に“サリーガーデン”の松本くんの声に心が震えて、ああきっとライブを観続けるとこのひとを好きになるに違いない、と思っていた。
で、京都でついにそれが現実に(笑)
この日のライブも素敵で、特に“ヘッドフォンゴースト”“ダイヤモンド”、それに“ドリームス”がよかった。
隣で一緒に観た彼女も「見つけちゃったかもしれない・・・」と、初めて観たというtobaccojuiceを気に入ってくれたようだった。
それで12月18日のネイブでのライブにすっかり行く気になったのだが、あとで考えるとこの日は結婚式と披露宴に招待されていたのだった。
ああ・・・(涙)
彼らの出番が遅かったら間に合うかもしれないのでハシゴしようか。
ウェディングドレスで行くわけでもなし・・・(悩・悩・悩)
転換のとき、友人が到着。
ここに来られるのを知らなかったから尋ねると、
「カットマン観に来たの。仕事が終わらなくてタバコジュース、最後の曲しか聴けなかった・・・」
お疲れさまです!
途中からで残念だったけど、仕事を終わらせ急いでライブハウスに来るって、なんかいいな。
そういう気持ちがメンバーさんに伝わればいいね。
今年3月のセカイイチのイベント『光風動春』以来のFoZZtone。
曲はあまり知らないのだけど、ライブで聴いた“音楽”という曲が大好きだ。
で、その“音楽”が1曲目!
嬉しくて、前にいる若い人たちと一緒に拳を上げたり飛んだりした。
あと、最後から2・3曲目がとてもよかった。(セットリスト探し中)
去年の2月に観たcutman-boocheは3ピースだったけど、ベースの方が抜けられたらしい。
この日はサポートで、ギター・ベース・キーボードが入っていて5人編成だった。
・Vo & Guのウリョンさん、今の髪型はベトナム風を意識しているそうだが、大阪に来て呑み屋で一緒になったおっちゃんに、
「兄ちゃん、ゲイか?」と言われたらしい。
・好きなようにライブを楽しんで。しっかり聴くのもよし、友達と飲んでお喋りしながら観るのもよし、みたいなことを言われたが、わたしの後ろにいた女性が酔った勢いでかウリョンさんのMC中、隣のひとと大声で喋っていたので正直ウザかったです(笑)
・キーボードの方はこの日の出演者の中で最年長らしく、
「僕が最年長であるという現場が増えてきましたね(笑)
最近ロックの世界も高齢化していて・・・」
との言葉に、あのひとやこのひとの顔が浮かんで笑いが止まらなかった。
このあと、「AWAYOKUBAって何歳?」という話でメンバーさんが盛り上がっていた。
・アンコールでやった2曲がとてもよかった。
1曲は多分“夏のかけら”という曲。
フロアの中に出演したバンドマンも混じって、みんなで揺れながら踊った。
終演後、tobaccojuiceの物販に行って、話題の(笑)缶バッジを購入。
大と小、いろんな組み合わせがあったので、三日月のがほしくて探し出した。
大が大久保くん(Gt)、小が脇山くん(Dr)の作らしい。
このときも松本くん、「僕の絵は却下で・・・」って言っておられた。よっぽど悔しかった?(笑)
あとで岡田くんに聞いたら、丸く描かないといけないのに、僕ら縦長に描いちゃって、と。ああなるほど。
今作ったのがなくなれば次のを作るそうなので、これを読んだみなさん、tobaccojuiceのバッジ買ってください!(笑)
『4CATS GARDEN』、4バンドとも目が離せない、楽しいイベントだった。
『vol.00』ってことは、また次もあるのかな?チェックしておこう。